79歳の張筠さん 刑務所の迫害により健康状態が悪化
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 【明慧日本2023年2月25日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・張筠さん(79)は、法輪功を学んでいるとして、当局の裁判所に懲役3年の実刑判決を言い渡された。その後、遼寧省女子刑務所に収容された張さんは、刑務所の迫害により健康状態が悪くなった。重度な高血圧症になり、目がほとんど見えず、上の歯が抜け落ちて硬いものを食べられず、下痢がひどく、非常に痩せている。現在、高血圧で病院に運ばれ入院している。

 2019年12月4日、張さんは娘の董梅さんとともに連行された。張さんは15日間拘束され、12月20日に解放されたが、娘は瀋陽市瀋河区裁判所に懲役2年の判決を宣告された。

 2020年3月12日午後、張さんは大東区の小区で新東派出所の警官に連行された後、家宅捜索を受けた。翌日午後、解放されたが、住居監視下に置かれた。

 2020年8月20日の朝、電車を待っていた張さんは、新東派出所の警官に連行された。警官はパトカーに張さんを乗せて、張さんの家に向かい、家宅捜索をした。翌日、警官は張さんを強制的に病院に連れて行き、身体検査を受けさせた後、帰宅させた。

 2020年12月23日午前10時、警官は「PCR検査をする」との理由で張さんを連れ出し、PCR検査をさせた後、派出所に連行した。張さんは「明日、お前の裁判を行う」と言われ、夜に帰宅させられた。

 次の日の朝9時、張さんは于洪区裁判所に呼ばれて行った。そこで、弁護士も家族もいない状況で裁判を受けた後、瀋陽市第一留置場に送られた。その後、裁判所は張さんに3年の実刑判決を言い渡した。

 情報筋によると、第一留置場側は2021年の年末に、張さんを刑務所に送りたいため、家族に通知せず、2021年11月に張さんに目の手術を2回にわたって受けさせた。しかし、先に視力の良い方の目の手術したため、張さんは暫くの間両目が失明状態になったという。手術後、張さんは瀋陽市第一留置場の五監区に隔離された。

 2021年12月21日、張さんは遼寧省第二女子刑務所に収容された。刑務所の環境が悪く、目の手術をしても視力が回復しなかった張さんにとって、とてもつらくて大変な状態である。

 張さんは2022年2月と4月、2回も血圧が高すぎで刑務所病院に運ばれて入院した。2022年9月、同刑務所8監区2小隊に移送された張さんは迫害によって、深刻な高血圧症になり、また、刑務所病院に運ばれたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/13/456736.html)
 
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