高速道路で危険に遭遇 師父が守ってくださった
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 文/カナダの大法弟子

 【明慧日本2023年2月27日】私は20年以上法輪大法を修煉している大法弟子です。2023年の初め、神韻公演がカナダで開催されることになり、私と娘は2月1日、飛行機でモントリオールへ行って神韻の公演を観る予定でした。しかし、出発直前になって、航空会社から予約便が欠航になったとの連絡が入りました。公演のチケットは事前に予約していたので、私と娘は車で行くことにしました。

 私たちは無事に目的地に着いて神韻を鑑賞しました。私たちは劇場で観た神韻の美しさと素晴らしさに心を打ち、感動しました。神韻を鑑賞した後、2月5日に、私たちは帰路につきました。

 その日、カナダの多くの州は極寒の大雪に見舞われており、モントリオールの気温は氷点下30度を超えていました。高速道路は除雪されていましたが、雪が降り続き、両車線に積もった雪の下は、氷が張っていたのです。

 私たちの車が、高速道路を約2時間進んだところで、前に大型トラックが現れました。近づいていると、大型トラックが道路の溶けた雪と泥を跳ね上げて、私たちの車のフロントガラスに飛び散ったため、娘は視界に影響が出たため、左側の車線から追い越そうとしました。

 当時、娘は時速120キロで走っていました。左車線には1メートル以上の雪が積もっていました。私たちの車が左車線に入った瞬間、ハンドルがコントロールできなくなり、道路の真横の雪壁に突っ込みそうになって、車体が30度傾いてしまいました。危機一髪のところで、私はすぐに大声で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい!」と叫びました。3、4回叫んだ後、車は瞬時に大きく曲がって雪の壁に浮いたように感じました。気がつくと、私たちの車は360度回転してから、高速道路の中央車線に降りました。私は娘に、「いつブレーキを踏んだの?」と聞くと、「ちょうど地面に着地した時にブレーキを踏んだだけなの。雪の壁の上を走っていた時は、全くブレーキを踏む勇気はなかった」と言いました。

 1分も経ったないうちに、後ろから乗用車が2台走って来て、私たちの右車線に止まってくれました。たぶん先ほどの衝撃的な場面を目撃して、私たちの安否を心配してくれたのでしょう。彼らは車から降りると、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。私たちは「大丈夫です、ありがとうございます!」と返事をしました。不思議なことに、運転席に固定されていたカーナビが、助手席のドアに振り落とされていましたが、私たちと車は無事でした。師父が守ってくださったのです! 私たち親子はこの難を免れることができたのだと思いました。私は、娘と声を合わせて「師父、命を助けてくださって、ありがとうございます!」と何度も感謝しました。

 私は『轉法輪』の第三講で師父が説かれた、自転車に乗った学習者が助けられた例を思い出しました。「その時彼は全然怖くなかったというのです。このような状況に遭う人はみな怖いとは思いませんが、後になって怖くなるかも知れません」[1] は、まったく師父が説かれた通りでした!

 そのような危険に遭遇した時、師父の保護がなければ、結果は想像を絶するに違いありません。命に関わる時、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を唱えることは、「命を助ける」宝の方法なのです。私は一人の大法弟子として、更に精進して確実に修め、後天的に形成された観念を変え、いろいろな執着心を取り除き、大法弟子がすべきことをしっかり行い、師父のご恩に報います。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/22/457023.html)
 
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