山から出た仙人が聖王に感謝
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年3月2日】昨年12月、私は他次元の様子を見ました。山にいた一部の仙人達が静寂から抜け出し、世の中のことに注意を払っていました。そして今年1月上旬、多くの仙人達が結界の封印を解き、続々と山を出ようとしているのに気づきました。私が見たところ、山の内部がわずかに変化しており、大陸の地脈は荒廃し、空気の汚染は深刻です。仙人が山から出てくるには、まだ私の知らない理由が他にあるのかもしれません。

 旧正月の大晦日、私は年寄りと一緒に年越しの食事を終え、帰宅しました。すると山を出た仙人達が応接間の空間に現れていて、とても壮観でした。私は一瞬唖然としましたが、あまり考える暇もなく、すぐにパソコンを開けて神韻芸術団の公演を見ました。

 旧正月の初日、私は再び山を出た仙人を見ました。

 二日目に私が文章を書き続けていると、山から出てきた仙人が再び現れました。リーダー格の仙人は紫衣を着て、白髪で白髭をたくわえ、精霊のような独特の風格でした。私は「すみません、何かお話になりたいことがおありでしょうか?」と尋ねました。彼らは私にお辞儀をしました。そして紫衣の仙人が「轉輪聖王(法輪功の創始者)の法旨をありがとうございます。私たちは皆それを拝見しました。聖王は慈悲深く、決して私たちをお見捨てになりません。私たちは何千年も修行して来ましたが、やっと謎が解け理解できるようになりました」と言いました。

 私はそれを聞いて理解しました。彼らは私と一緒に師父の新経文『なぜ人類が存在するのか』を読み、新唐人テレビのアナウンサーによる朗読も聞きました。私が「皆さんが堂々と現れ、ここに留まっておられるとは前代未聞です」と言うと、紫衣の仙人は「私たちは無知でした。実は私たちはずっと大法の天機を聞いていたのに、何もしていませんでした。聖王は慈悲深く、かつてない大きな佛恩を与えてくださり、三界の謎を解き明かして下さいました。私たちは、とても驚きました。聖王にご挨拶を申し上げたいのです。聖王様、ありがとうございます!」と言いました。

 白衣の仙人は「私たちが自認している高潔さ、世俗に入らず純粋に修めているのは、実際には大法のおかげです。私たちは三界の由来が分かるようになり、自らの由来、三界の創造は、法主の慈悲であることが分かりました」と言いました。

 黄土色衣の仙人は、「三界の大転換が始まろうとしており、多くの機密が明らかになろうとしています。この時期の選択はとても重要で、一念は天に通じますが、一念で地獄に落ちてしまいます。以前の私たちは、皆さんが修煉を口にしていても、実際は人心が重いと思い見下していました。皆さんは自分自身を危険にさらしていると思っていましたが、今思えば、その基点はすべて間違っていました。皆さんの無私無欲で恐れ知らずの献身は、どんな修行にも及びません」と言いました。

 私は「今、最も混乱しているのが人間で、真相を知らない人たちなのです。私が知りたいのは、皆さんが現在の政権とそれを支える全てをどうご覧になっておいでなのか、紅塵の中で迷う世人をどうご覧になっておいでなのかです。皆さんの視点を私は(明慧の)読者に伝えたいのですが、ご異存はないでしょうか?」と尋ねました。

 紫衣の仙人は次のように答えました。「現政権は悪の政権です。歴代の政権はどれも現政権ほど邪悪ではありませんでした。役人はみな魔になり、額には赤い魔の獣の印があります。やっていることは、すべて人間にできることではありません。彼らの最大の悪は、修煉者を迫害し、臓器収奪したことです。2020年に聖王が『理性』を発表なさった後、大規模な報いが始まったことを私たちは存じております。それは一つの節目で、それ以降の世の中に安らかな日はありません。江沢民の死後、魔界(共産党)の役人のうち非常に多くが死にました。あなたもご覧になったのではないでしょうか。赤魔の烙印を押された霊魂を持っている人たちは、絶えず地獄に向かって走り、赤魔を支える人たちも大量に死にました。実は、共産党の悪行を支える全てものはみな有罪で、それを裁く正義の神、審判の神がいるのです。今では空気の中の毒素、死体の煙が世の中を汚染しており、仙人にとっても静かに修める環境がなくなり、功能で自分が封印した空間を遮ることができません。末世の死灰が絶えず舞い降りています。仙人達は、ほとんど山を出ました。あなたの肉眼でも空気の変化が見えたのではありませんか?」

 私は「確かに、今年は空気中に漂うほこりが特に多く、環境がとても悪いです」と言いました。

 山を出た仙人達の中には、五、六千年も修行してきた仙人もいるのに、誰も天に連れて行けませんでした。その神秘を高度に破った仙人もいますが、この世界の碁のゲームの終盤は、誰も知る事ができません。今や師父の新経文によって仙人達の迷いは解け、彼らは選択を迫られることになりました。私にはある仙人が「自分と縁を結んだ大法弟子を助け、彼らを全力で守る」という意念を打ち出したのが見えました。

 緑衣の仙人は次のように述べました。「過去に王朝が変わる時期、いつも腐敗した現象があり、多くの悪い事が起こりました。今回は、まさに異常現象の集大成です。私たちも安心して修煉することができませんでした。そして、今回の聖王の説法では、多くの天機が明らかにされました。本門の尊者は、修めることがない時、尊者が残した秘旨を開いてくださいと言いました。それは天雷で封印された秘旨で、その中には『最後に人を救うために来た者はが真の者であり、乾坤を一変させ、世界を救う聖主であり、衆生の希望である』と書かれています」

 私は、「私には見えました。一部の仙人は封印を解いたのです。その光景はとても壮観でした。大法の師尊は慈悲深く、衆生を悟らせるために法を説かれ、あなた達の心の謎を解いたのです。実は謎解きが最も遅いのは紅塵の中にいる世人で、彼らは最もかわいそうなのです」と言いました。

 白衣の仙人は「以前、私たちの誰もが人間の事を真剣に考えていませんでした。私たちは人間界が沈んでいくのを静観し、自分たちは世俗を超えていると自賛していましたが、轉輪聖王はすべての存在に慈悲を与え、世人を慈しみ、救い済度なさっています。私たちは今、世界や人々に救いがあるのだと分かりました。世人の選択と私たちの選択は同じ起点にあり、衆生の平等は歴史上、前例のない新しい時期に来たのです。本当に前代未聞です」と言いました。

   さらにいくつかの言葉を残して、仙人達は静かに立ち去りました。以上は、私個人の現段階の修煉状態における理解と体験です。同修の皆さん、法を以て師としてください。

 (編集者注:この記事は、筆者の現在の修煉状態における個人的な理解を表したもので、同修たちと切磋琢磨し、「比して学び、比して修す」ためのものです。)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/13/456725.html)
 
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