【明慧日本2023年3月10日】(甘粛省=明慧記者)甘粛省蘭州市(らんしゅうし)七里河区の法輪功学習者(以下・学習者)李文明さん(59歳男性)は昨年8月23日、警官に不当に家宅捜索をされ連行された。その後、七里河西果園留置場に拘禁された。今年2月末、検察庁から起訴された。
李さんは蘭州機関車工場の元従業員。1996年、法輪功を修煉し始め、多くの病気が奇跡的に消え、以前とは違う精神状態になった。李さんは、工場から持ち帰ったものを工場に戻し、以前の過剰な経費清算の補償として、清算される書類を破棄した。
1999年7月、中国共産党(以下、中共)の江沢民グループが法輪功に対する迫害を開始した後、李さんは何度も連行された。2002年8月17日と18日、地元の学習者がケーブルテレビで30分間にわたって、法輪功に関する真実の情報、映像「見証」や「歴史の審判」を放送することに成功した。2002年8月30日、李さんは再び連行された。2002年10月27日、蘭州市城関区裁判所は、法輪功の内容を電波ジャックするためにケーブルテレビを使用したとして、学習者7人に懲役10年から20年までの実刑判決を言い渡した。そのうち李さん、魏俊仁さん、王鵬雲さんに20年、孫照海さん、強暁宜さん、劉志栄さん、蘇安州さんに10年から19年の懲役をそれぞれ宣告した。
李さんは孤児であり、刑務所の理不尽な規則(親族でなければ面会できない)の下、誰も獄中で面会することができなかった。高圧的な迫害を受け、 21年半の拘禁を経て、2021年8月下旬に解放され、蘭州刑務所から帰宅した。
昨年8月23日、李さんは自宅で七里河区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)と西駅派出所の十数人に家宅捜索され、連行された。同日、蘭州市七里河区の学習者7人が連行され、家宅捜索された。李さんは最初、紅古区留置場に連行され、その後、七里河西果園留置場に移送され、それ以来ずっと拘禁されている。
その後、中共が第20回全国代表大会(20大)の前に100日間の「厳しい弾圧」を開始し、ノルマを達成するために、李さん、蘇安洲さんなど多くの学習者を連行したことが明らかになった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)