心理的変動の原因
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年3月13日】2022年7月末、当地の公安局と財務局は、お金を餌に大法弟子を検挙する一般人向けの報酬方法を発表し、新聞に掲載しました。この「方法」には細かいルールがたくさんあり、報酬額もかなりの高額です。情報を知った同修たちは、皆で正念を発し、安全に気を配るように言い合いました。数日後、地元の同修が路上で、法輪功迫害の真相を明らかにしたとして通報され、彼の家が家宅捜索を受け、拘束されたと聞きました。

 このことで、私は大きな衝撃を受け、今までにないプレッシャーと不安、恐怖を感じました。長年、法輪功迫害の真相を語ってきましたが、この先どうすればいいのか? どんどん話の幅が狭くなってしまい、堂々と出来ずに「このままだと、いつ終わるのだろうか?」と否定的な考えが出てきました。この時、遠方の親戚が手術を受けたので、私が面倒を見ることになり、これは、恐怖を和らげ、真相を語るために外出しない良い言い訳になりました。

 20日ほどして、親族は元気になって帰って行きました。私は時間がある限り学法煉功をし、迫害の真相を語る準備をしました。すでに1カ月も外に出られなくて、ちょっと焦っていました。何人か三退してもらいましたが、思ったより大変ではありませんでした。

 初日、私は病院の病棟に降りて、入院中のある母娘に大法の真相と真・善・忍、そして人としての道理と健康の関係について、また、現在の災害から身を守る方法を伝えました。娘は団と隊を退き、母親は何にも入っていませんでした。中庭をパトロールしている警備員が2、3人いました。少し不安を感じ、迫害の真相を語り終えて、発正念をしながら、急いで立ち去りました。

 それからバス停に行くと、男性が座ってバスを待っていたので、座って話しかけました。私は東側から来たが、道路の岩が崩れて、車が大きな穴に落ち、大勢の人が見ていたと言ったら、どこの道かと聞かれたので、私は会話の中で、現在の自然災害や人災などの真実を話すと彼は受け入れ、団と隊を退きました。私は言うべきことをすべて言い、ちょうどその時に車が来て、彼は丁寧に挨拶して車に乗りました。いつの間にか、自分の心がすっきりして楽になっていました。

 翌日、外出すると、スクラップ回収する人と会い、挨拶をすると、すんなり共産党組織の団と隊を退き、嬉しそうに「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じることを約束しました。その後、ある薬局に行くと、ベンチに座って薬を手にしたおじいさんがいました。話しかけるとすぐに四川省の人だとわかったので、高温、干ばつ、川の断水など異常気象の根本的な原因、また、大法の人としての道理、災害を回避すること、安全を確保する方法などを話しました。彼は賛同し、私が多くのことを知っていて、高度な教育を受けていると褒めてくれました。これは師父が常人の口をかりて私を励まして下さっているのかもしれません。

 その後、道端のフィットネス機器の場所に行くと、年配の女性が運動していたので、三退を勧めたところ、彼女の家が地主ということで、何も入ったことがなく、親は何十年も批判され、一生苦しみ続け、子供達も巻き添えにされたため、結婚適齢期になっても相手が見つからず、いろいろな差別を受け、村では顔を上げられなかったと話してくれました。

 私は1979年、社会教育のために田舎に派遣されたが、そこで3人の子供を持ち、男は不在で、女性が、小麦粉を挽いている間に75キロの小麦を失い、焦りで喉が腫れあがり、声が出なくなったため、代わりに私が通報しました。しかし、やってきた警察は、まず地主の農家を呼び出して事情聴取し、家宅捜索を行いました。私は中国では語るべき正義も法律もなく、すべてが政治や階級闘争で回っており、さまざまな運動によって、数え切れないほどの不当な虚偽の事件がつくられたと話し、また法輪功迫害の真実も、この年配女性に話しました。

 彼女は理解を示した後、興奮気味に、自分の両親は共に100歳以上で、母親は105歳で他界し、107歳の父親は健在だと話しました。私は「あらゆる運動で、何十年も悪党から迫害を受けた『先輩』たちが、その苦しみにやっと終止符が打たれて、良いことをやってきたね」と言いました。彼女は村のみんながそう言っていたといい、私は安全を守る秘訣をこの女性に話し、彼女のお父さんに伝えるように言ったら、彼女は何度も何度もありがとうと言ってくれました。

 思いやりをもって、会話方式で真実を伝えることは、人に受け入れられやすく、相互の交流も生まれることを学びました。帰り道、世の人が救われるのを待っている、大法弟子は人を救うためにここにいる、急ぐことも、遅すぎると思うのに、なぜ悪に怯える必要があるのでしょうか? なぜ自分はこんなに敏感で弱いのでしょうか? 何かあるごとに、この欠点が暴かれます。それは師と法を信じるか信じないかの問題なので、本当に内に向けて探す必要があります。

 実は、悪党の「報告報奨」という手口は、今回が初めてではなく、迫害の初期にすでに使われたもので、コミュニティへの掲示、新聞への掲載、毎回このように繰り返されていました。20年ほど前、理髪店の店主に真相を打ち明けたとき、店主は町の委員会の人から、法輪功を検挙すると3千人民元を与えると言われたことを覚えています。そのとき私は動じず、やるべきことをやりました。そして今回、なぜこんなに妨害があったのか、なぜ、こんなに心が動じているのだろうか? と内に向けて探すと、このプレッシャーは主に2つの原因からきています。

 1.結束時間への執着。長年のいかなる大小の困難でも、乗り越えてきたし、家庭環境や周囲の環境も良くなったから、最後に何か起こしたら元も子もない、と無意識に思っていたのです。同時に、ウェブサイトに注意を払い、何か大きな事件が発生するのではないか? また何か予言されているのか? 中共邪党がいつ倒れるのかを推測しようとしています。

 2.安逸を求める心。私は夕食時にテレビドラマを見るという悪い癖があり、発正念をしている時に心が落ち着かず、ドラマや登場人物が時折蘇ってきて、発正念に影響してしまうのです。よくないことはわかっています。何度かやめましたが、数日後にまた見てしまいました。一昨日の夕食時、テレビをつけた直後に全身に寒気を感じ、その瞬間、着ていたベストを脱いでは着て、また脱いでと、熱が出ているような感覚でした。私は何かが起こっているのか? と悟り、すぐにテレビを消しました。すると瞬時に不快感がなくなり、完全に元の状態に戻りました。本当に不思議です。この問題を解決しなければならない時が来た、と実感しました。ドラマの進展は人の喜怒哀楽に影響を与え、感情を刺激し、修煉者の精進の意志を低下させ、貴重な時間を浪費させます。それは食事中に正法修煉心得体験を聞くことができるのです。

 これらの常人の思いを手放せないので、真相を伝えるとき、無意識のうちに衆生の救いよりも自分の安全を優先にすることがよくあります。自己防衛意識が強く、堂々とできず、自分の修煉に影響されるのを恐れ、この万古不遇の機会を逃してしまうのではないかと心配し、良くないことに遭遇することや誘拐されることを怖がるが故に、あまり真相を語りに出かけなくなりました。

 では、外で真相を語る回数が増えると、必ず誘拐されるのでしょうか? もちろん理性的にはそうではありませんが、修煉者には按排があることを知っています。業力がそれほど多くなければ、それほどの難もありませんが、旧勢力の按排に関しては、十分な正念があればそれを打ち消すことができます。

 邪悪のいかなる辛辣、下品な手段は、まさに中共の終焉、終末の狂気、そして瀕死の末にもがいていることを暴いているのではないでしょうか。正念でそれらを取り除き、自分自身がよく修煉し、多くの人を救い済度し、修煉の最後の道をしっかりと歩まなければならないのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/2/457237.html)
 
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