【明慧日本2023年3月23日】1998年、私が人生の分岐点に立っていた時、巨大な善の力が私を希望に満ちた明るい道に導きました。私はもう迷わずに前進し、人生の新しい一ページが開かれました。
1993年、私は他の人と一緒にモデル事務所を立ち上げました。会社の経営が発展するにつれて、数年後、全国から100人以上の若く美しいモデルが集まり、国内外の多くの有名ブランドの広告活動に参加しました。会社の知名度が上がるにつれて、私たちの事業領域も広がっていきました。
当時、マカオのマフィアのボスが私に近づき、長期的な取引や売買をしたいと言いました。つまり、高額な紹介料で女の子を紹介して風俗嬢にさせたいということでした。私はこのようなことをするのは良くないし、違法であることを知っていました。秘密裏に地下で行わなければならず、人を傷つけ、自分自身も傷つけることになることが分かっていました。また、これに関わると、私の人生が大きく変わることになり、豪邸に住んで高級車を所有する富豪生活を送るかもしれませんが、同時に絶望的な深淵に落ちるかもしれないことをよく知っていました...。
ためらいながら、どう選択すべきか分からない時、冒頭で述べたように、私の運命は突然転機を迎えました。巨大な善の力が私を正しい道に導き、私は邪念を捨てて善と光を選択したのです。
1998年11月のある日、私は公園を散歩していたとき、以前から探していたが見つけられなかった法輪功教室(煉功場所)に出会いました。人々は太陽の下で静かで平和な雰囲気の中で座禅していて、まるで理想郷にいるようでした。私はとても興奮して、すぐに『轉法輪』という貴重な本を手に入れました。
偶然のように思えますが、これは全く容易に得られたものではありませんでした。それは8カ月前に遡ります。その時、新年が過ぎたばかりで、故郷の人から『轉法輪』という本を紹介されました。数十ページ読んだだけで、私の体に反応が現れ始めました。最初に15日間頭痛があり、それから15日間下痢しました。その後、重い風邪と発熱にかかり、また15日間苦しんでいました。45日間、私は病気に苦しみ続けました。しかし、不思議なことに、通常ならば私はすでにくたびれ果てていたはずですが、その1カ月半間、私の精神状態は非常に良く、仕事や生活は全く影響を受けませんでした。45日後、私は体全体にかつてない軽さを感じました。私は本をその人に返す際に、「法輪功の気功教室はどこにありますか?」と尋ねましたが、彼はわからないと答えました。
気功教室が見つからなかったし、本も返したので、法輪大法が自分が求めるものだと心でわかっているにもかかわらず、生活や仕事の忙しさのためこの件は忘れてしまっていました。11月のある日、公園で法輪功の煉功場所を見つけたことで、再び私の記憶が呼び起こされました。自分がついに法輪大法と出会えたと知り、私は真の法輪功修煉者になることを決意しました。私は、この日を新しい誕生日としました。それ以降、この公園の煉功場所には、私という新しい修煉者が加わりました。
これまでに、私の体には奇妙な現象が時々現れることがありました。発作が起こると、全身が息切れし、だるくなり、気力が失われ、魂が抜けたかのようになり、ベッドに横たわるしかなかったのでした。一晩寝ると、ようやく気持ちを取り戻すことができます。病院で検査を受けましたが、現代医学では説明できませんでした。神経性頭痛、胃病、腰痛などの病気に悩まされ、毎日薬を大量に飲んでも改善されませんでした。最後には、体調が悪いため、はやりのインフルエンザなどが発生すると必ずかかってしまうようになりました。
まじめに法輪功を修煉し始めてから、私の身体はかつてないような変化を起こし、特に煉功をする時にはより明らかに感じます。最初に学んだ第1式の時、師父が「伸ばす」と言うと、私の体の中の全エネルギーが瞬時に頭頂部や指先に向かって流れていくのを感じます。師父が「緩める」と言うと、このエネルギーが私の全身に流れ込みます。これにより、私はこれまでに感じたことのない快適さと軽さを感じました。第2式の時、両腕を頭上に持ち上げたとき、私の目の前に古風な庭園が現れ、鳥の鳴き声と花の香りが漂い、さらに、二人の少年少女が微笑んで私の前を通り過ぎました。このような現象が数日間続きました。
後に師父の説法の録音を聴いたときに分かったのですが、師父が私に別の空間の景色を見せ、修煉をしっかりと続けるように励まして下さったのです。私は師父が話されることを信じています。私は本当の景色を見たからです。これにより、私は吹き込まれてきた無神論の考え方を捨てることができました。見えない、触れられないものが存在しないわけではないことを知りました。私が以前持っていた見識は非常に浅く、次元が低く、偏見でした。
私の心は真・善・忍の強力なエネルギーに包まれ、悪い考えがなくなり、悪いことを思い出すことすらできなくなりました。この道徳が低下した世の中で、私は法輪大法という浄土を見つけ、道徳を向上することができた事を幸運に思います。
私にはわかっていたのです。それは、人がどれだけお金を稼いでも、生まれるときに持ってくることができず、死ぬときも何も持っていけません。ただ功徳だけが、主元神に残ります。生まれてくるものも、死んでいくものも、人間社会で起こる全てのことは、煙のように消えるのです。私が富豪になったとしても、せいぜい数十年の短い間です。そこで、私はためらうことなく、マフィアのボスからの申し出を断り、それ以降、同様のことで私を探しにくる人はいなくなりました。
大法を修煉した後、私は真・善・忍の原則に従い、自分に要求しています。会計上ではもうウソの帳簿をつけて脱税したり、コネや裏口を使って罰金を逃れたりしません。正々堂々とビジネスを行い、顧客に対しても誠意をもって接し、できる限り顧客のために尽くします。仕事においても真剣に責任を持って取り組みます。こうして、顧客はますます増え、古い顧客も安定していて、会社の業績は急上昇し、事業はますます発展しています。
1999年7月、中国共産党(以下、中共)は法輪大法を迫害し始めました。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのすべてのメディアを操り、法輪功と学習者を中傷し、中国だけでなく世界中の人々を害しました。私は法輪大法を修煉することで心身の恩恵を受けた者として、中共の嘘を暴き、真相を伝える責任があります。そこで、私は周りの修煉仲間とともに、町や村に出かけ、法輪功について人々に伝え続けました。私は何度も不当に逮捕され、拘束され、重刑を言い渡されましたが、私は後悔したことはありません。なぜなら、大法修煉の中で培った慈悲心は、真相を知らない世間の人々こそが本当の被害者だと気づかせてくれたからです。そのため、自由である以上、必ず人々に真相を伝え、脱党を勧めていかなければならないと思います。
人々が真相を理解し、それから恩恵を受けているのを見るときこそ、私が最も幸せな時です。ここでいくつかの物語を紹介します。
(続く)