文／中国の大法弟子
【明慧日本2022年3月19日】私は夫と一緒に、法輪大法の修煉の道を20年歩み、師父のご加護によって、いろいろな困難を乗り越えてきました。修煉を始めたころ、大型の集団学法と煉功に参加すると、心身ともに大きな変化があらわれました。30年かけていた乱視と近視のメガネを外し、メガネが無くても本を読めるし、字を書くことも平気になり、多くの病気もなくなりました。最初、子供は私たちが修煉することに反対しましたが、私たちが修煉を通して元気になり、顔色もツヤツヤになったのを見て、心配しなくなり、反対もしなくなりました。下の息子は、「親は病気をせず、顔色もツヤツヤで、本当にいいですね、私たちも、お金の節約と心配がなくなり、あなた達を通して、法輪大法の素晴らしさが分かりました」と言いました。息子たちは皆、三退を行い、座禅や、心を修めることも行っています。私たちはパソコンとプリンターを買って、真相資料（真相紙幣も含む）を作って、同修に提供しています。毎日、学法、煉功、発正念、人を救い済度することをすべて行い、16年間、同修とうまく協力し合っています。
夫は93歳になりましたが、最近の2年間、煉功や、発正念などにすこし問題が出てきました。学法も遅くなり、煉功の第二式の功法を最後まで続けることができなくなり、多くの動作が正しくなくなり、発正念の時、時々寝てしまっていました。いくら注意しても直りません。私が焦って、時々自分が修煉者であることを忘れて彼を叱っていました。昔、夫は人に真相を伝えるため、相手と共にバスに乗って、真相をしっかり理解させ、三退したら、夫は自分で歩いて帰りました。しかし、今、私が夫を支えなければ、歩くことができません。集団学法をする時、読むスピードが遅いので、私は夫に短い段落とか、或いは段落の半分を読ませて、残りの部分を他の人に読んでもらいました。
その後、厄介なことに、小さな石に私がつまづくことがあり、振り向きざまに倒れることもあります。たいしたことではないのですが、その時、何故このようなことが起こったのかと内に向けてさがしませんでした。ある晩、私は夢を見ました。夢の中で私と夫は電車に乗りに行きました。電車は私たちから遠くない所に止まっていますが、三段階の歩道橋を渡る必要があります。この時私はすでに三段階目の歩道橋に着き、電車にあと一歩の距離しかないのですが、夫はまだ一段階目の歩道橋のところにいました。彼を呼んでも、聞こえませんでした。電車は私の目の前を去っていきました。私は泣き崩れて、目が覚めた時、枕が濡れていました。
私はこの夢に驚きました。師父は私に何を啓示してくださっているのでしょうか？ 学法を通して、私は、「夫がしっかり学法できない場合、私は焦ります。夫がしっかり煉功できない場合、しっかり発正念できない場合、私も焦ります。更に電車に間に合わない場合も私は焦ります。私は何故焦るのでしょうか？ 彼は私の夫で、彼のことを心配するのは人間の情ではないか？ 彼の修煉は私が決めることですか？ 夫のことを心配して、電車に間に合わなかったことは私の執着心が取り除かれていないことによって得た結果だ」と認識しました。
すべての大法弟子を師父は按排してくださっています。夫の問題は私が執着心を取り除く機会であり、私が乗り越える関であり、私が直面すべき魔難です。私は師父の写真の前に跪いて、「師父、私はしっかり学法できず、長い間、人間の情の中で迷っていました。師父のご啓示に感謝いたします。今後、私は法で量り、真・善・忍の基準で自分を正し、しっかり法を勉強し、師父の要求に従って今後の修煉の道をしっかり歩みます」と言いました。
私が認識を変えてから、夫の努力が見えてきました。夫は私たちと一緒に学法、煉功、発正念以外、多くの時間を取って、繰り返して『論語』と『洪吟』を書き写したり、暗記したりしています。私は夫への気持ちを理解と同情に変えました。夫を手伝う時、夫への話し方も穏やかになりました。夫が法を読む速度は徐々に速くなって、以前の状態に戻りました。同修は夫に「素晴らしい」と言いました。
夏のある晩、私たちは法輪功の資料をもって真相を伝え、帰って、自分のマンションに近づいたところ、後ろから「お姉さん」と呼ぶ声が聞こえました。振り返って見ると、70歳くらいの女性が私たちの所に歩いてきました。彼女は、歩きながら、「お姉さん、前日、お姉さんは旦那さんを支えて歩いている姿をみました。今旦那さんは元気に自分で歩くことができています。何故ですか？」と聞きました。私は彼女を見てにこにこしながら、「これは師父の力ですよ」と答えました。彼女は「素晴らしいですね」と言いました。
夫の修煉状態は良い方向へ変わり、それは師父のおかげです。弟子は師父に額を地に着けて感謝いたします。
