『なぜ人類が存在するのか』は義兄の考えを変えた
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文/中国本土の大法弟子・軽舟

 【明慧日本2023年3月25日】長年の真相を伝える過程の中、私には一つの心残りがありました。それは、姉の夫(以下、義兄)のことです。義兄は何度も師父の説法学習班に参加したことがあり、中国共産党による法輪功への迫害の中で、修煉を諦めて、さらには反対の立場になってしまいました。2001年、私は義兄に会いに行った時、この件についてたくさん議論しました。

 今年、師父の経文『なぜ人類が存在するのか』を読んでから、もう待ってはいけない、義兄に伝えなければならないと思いました。そう思っていると、姉から電話がかかってきて、食事に誘われ、義兄も一緒だと言われました。チャンスが来たので、私は手みやげを買って向かいました。途中、ずっと発正念をしました。情に動じずに、ほかの衆生と同じように救い済度すると心がけました。私は長年の迫害を経ているので、姉の住所を忘れましたが、近くに行ったら姉が出迎えてくれました。家に着いて義兄と互いに挨拶をしました。姉夫婦は60歳近くになった私の背筋がまっすぐ伸びていることに驚いたようです。

 私は義兄に「私は共産党に懲役10年の不当な判決を宣告され、2回一時出所して、九死に一生を得ました。刑務所の警官ですら、私は絶対生きて出所できないと断言していました」と言いました。義兄はもう一度私の状態を見ると、とても信じられないような表情が浮かんできました。私は「大法の奇跡は修煉者の身に現れるだけではなく、見た目から不可能なことにも現れます。これほど強い国家独裁暴政と宣伝機器で無防備な修煉者に対して迫害を始め、3か月以内に撲滅すると言いふらしましたね。今、23年も経ちましたが、法輪功は世界に広がり、共産党は迫害手段を尽くし、捏造と誹謗中傷戦術を使っても、逆に、世界中の人々に中共の本質と存在の目的を見破らせただけでした。特に、師父の経文『なぜ人類が存在するのか』に書かれている内容は、全てが天機で、人類の謎を明らかにしました。謎が一旦明らかにされると、もう最後の時になります。早く目を醒まして欲しいのです。今日ここに来たのは、チャンスと妙薬を与えるためではありませんか」と伝えました。

 このタイミングで、私は師父の経文を姉夫婦に渡しました。義兄は私の話を聞いてから三退し、「僕は煉功を再開しなければならない」と言いました。私の20数年来の心残りが叶いました。

 師父、ありがとうございます!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/23/458019.html)
 
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