文/四川省の大法弟子・荷清
【明慧日本2023年3月31日】今日、私は病業の魔難を乗り越えたことと、怨恨の心を取り除くことについて交流したいと思います。私の業力と罪を取り除くことを何度もくり返してきましたが、今回のことは最も特別でした。
2019年前半のある日、突然右耳から鋭い叫び声が断続的に聞こえました。その現象が10日ほど続いたところ、左耳からも同じ叫び声が始まりました。そのため、私は恐怖を感じ、心臓もバクバクし、「何も悪いことをしていないのに、どうしてこんなことが起こるのだろう」と思いました。しかし、心臓に何か問題があるのではと疑わなかったのです。26年間の修煉で、師父が最初から私の体をきれいに浄化してくださっていたのだと、心の中で確信していたからです。師父は以前、「業力によって形成された偽りの私をすべて取り除いてくださった」と、私に啓示してくださいました。ですから、私は体の反応にはあまり気にしませんでした。
暫くして、心臓が時々、鈍い痛み、鋭い痛みがあったり、肝臓も同じような痛みが出て、右側臥位に寝ることを恐れました。「修煉する前にB型肝炎を患っていたことがある」と、心にその思いがよぎましたが、すぐに否定しました。「これは、私の元の病巣に旧勢力が戯れる虚像であり、師父と大法を信じているかどうかを試すものだ」と認識しました。それから、毎日、私はいつも通りに同修と一緒に出かけて、人々に法輪大法の素晴らしさを伝え、中国共産党から脱退することを勧め、1日も欠かしたことはありませんでした。痛みで顔色が良くないため、「体調が悪いのですか」と同修に聞かれても、何も言わずに笑顔だけ見せました。同修にマイナスな考を与えたくなかったからです。毎日、法を勉強し、暗記し、そして、内に向けて探す時間も作りました。
私は毎日、「煉功者はこれからの修煉においても、決して楽ではありません。多くの功が身体に現われてきますが、いずれも強烈なもので、しかも身体の中を動き回りますので、あれこれ具合が悪いと感じるかも知れません」[1]と、師父の説法を繰り返し暗唱しました。法の暗唱することで、師父と大法を信じようという意志を固め、痛みが弱くなりました。さらに数日後、心臓が大きくなったと感じ、胃が押されているようで、ゲップをしました。ゲップを4回すると、それは殺気のあるゲップの音でした。
毎日内に向けて探していると、執着心がたくさん出てきました。夫に対して強い恨みを持っていました。吐き出したゲップは恨みのガスで、溜まっているので、吐き出さなければならないと思いました。嫉妬心、顕示心、闘争心があり、自分の観念に合わない常人の行動を見ると憤りを感じました。口を修めることに注意を払わず、陰で他人の悪口を言ったり、勝手に結論を出したりしました。人を見下しながら口では褒めるというずる賢い心がありました。同修と一緒に大法について伝えるとき、自分のやり方のほうが良いと思ってばかりでした。 時には同修の考えを抑えようという行動をし、党文化が反映されていることに気づきました。それで、同修に申し訳ない気持ちになり、発正念でこれらの人心を取り除くようにしました。それと同時に、師父に、私の次元を向上する障碍を取り除いていただくように願いしました。しかし、その後も時々病業の現れがあり、1カ月以上引きずっています。
ある日、『轉法輪』の第4講の「玄関設位」を学ぶとき、ふと、「これは元嬰が膻中というツボまで上昇していることの反映じゃないか!」と思ったのです。なんと素晴らしいことでしょう! 元嬰は高エネルギー物質でできた高度な生命体であり、私の体が肉体から高エネルギー物質に転化する前なので、不快な症状が現れるかもしれないと悟りました。「功を上げるには、早く心性を向上させなければならない」と考えました。
このように思うと、奇跡が起きました。3日足らずで体の不調が消え、体が軽くなり、元気になりました。歩いていても仕事をしても、疲れを感じなくなりました。心が開き、明るくなり、言葉では言い表わせない心地よさを感じました。師父の弟子の私に対する慈悲に感謝いたします!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』