新経文『なぜ人類が存在するのか』を暗記する
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文/遼寧の大法弟子 

 【明慧日本2023年4月1日】

 多くの同修は、今回の師父の新経文が、師や神仏が世の人を慈しみ、人々に説いた法であり、修煉者である自分とは関係が薄いと考え、重視せず、一度見ただけで脇に置いてしまい、ただ常人に送って読ませるだけという同修もいますが、個人的には間違っていると思います。師父の新経文『なぜ人類が存在するのか』を暗記し続けて自分が体得したことや私の体験をたたき台にして、共に精進を目指しましょう。

 今年の中国の大晦日に、師父はネット上で『なぜ人類が存在するのか』という新経文を発表されました。私は幸運にも正月一日に拝読できました。自分が、二回読んだ後、その日のうちに自分用に手書きで写して読み、写し終わった後に子供と二回、原文と詳しく照合しました。その時、師父は私たちの弟子に「善くなれ」、「善くあり続けよ」、「必ず善くなれ」と戒められる慈悲深さを感じました。また、この経文は主に師父が世の衆生に向けて説かれた法で、私たちがしっかり衆生済度を行っていないので、師父が自ら世の人々を救っておられるのです。そこで私はこの経文をすべての衆生に伝えたいと思い、まず身近な肉親に読み聞かせました。

 同時に暗記しようと思いましたが、心の中では「新しい経文は長すぎるし、自分はフルタイムで仕事をしているので暗記する時間がない」と思い、気が引けていました。 私は暗記するのが苦手で、『轉法輪』を何度暗記しても完全には覚えられません。何日も一段落も覚えられないことがしばしばありました。しかも、覚えたプロセスよりも忘れる方が速いと感じています。まるで自分は、トウモロコシをもぎ取る熊のようだと思いました。

 その後、『明慧周刊』の中に、ある同修が師父の新経文を暗唱して、一般の人に聞かせるという記事があり、私は非常に感動し、私も師父の新経文を暗記して、常人に聞かせたいという気持ちになりました。私は暗記を始めましたが、一段落暗唱するのに時間がかかり、数日間断続的に何日も暗記しました。仕方がないので、先に何度も何度も繰り返して読んで、熟読してから暗記しました。法を暗記する過程で、自分の心や考えが一段一段薄れていくような気がしました。

 一度暗唱しても、振り返ってみると、それまで覚えたところはすっかり忘れてしまっていました。新たに暗記しようと思い、また暗記し始めました。暗記したばかりのころ、 病業の仮相が現れた親戚の同修を見舞いに行きました。ちょうど同修たちの集団学習に間に合いました。彼らのグループの学法は法の暗記を主にしています。同修の中には年齢がかなり高い人もいます。家の農作業はとても忙しいのに、法の暗記も遅くありません。とても精進しています。師父の新しい経文をほとんど暗記していますし、真相を伝えることもとても良く行っています。これを見て私は励まされ、同修と比べて自分の修煉がいかに貧弱であったかを痛感しました。家に帰ってから、法を暗記する努力を強化し、今では基本的に全部暗唱できるようになりました。

 他人に聞かせるためには、もっと上手に暗唱しなければなりません。 暗記していく過程で、人間の層の面の法理が多く分かりました。「因果応報」の法理を知ったため、私の空間場の中の悔しさと不平不満の心は解消されました。師父も私を励ましてくださいました。私自身の人間の層の面はいつも法を暗記しながら涙を流しています。これは神々が人を慈しみ、人に代わって師に人間の法を求め、人々に(大法弟子がまだ修煉されていないこの層面も含めて)救いの機会を与えるのだと悟りました。私は法を暗記し続ける中で、自分の世界のすべての衆生が同時に法によって洗われていると感じました。また自分の世界の中に以前自分がしっかり実修できていなかったことが原因で、自分の世界から落ちた生命があるかもしれません。今回の法を暗記し続ける過程の中で、衆生は絶えず新しい法の中で正され、大法に同化して、真実を知って、再び救われる機会を得るのです。ある者はまた新しい法から大法の修煉の中に入ってきました! これは人々にとって本当にチャンスなのです!

 法を暗記し続ける過程で、次のことを悟りました。私たちは皆人間であり、人間として修煉しています。修煉した部分は師父によって私たちから切り離され、残りは修煉されない部分であり、悪い部分は人間の心を持っており、この最悪の部分は普通の人間よりもさらに悪く、人間よりも低い道徳水準であるかもしれず、「魔道に入り新たな罪業を作った人」かもしれません。だからこそ、人々の間でよくない振る舞いをし、甚だしく大法の反対側に立ち、邪悪なものを見せます。最初に師父の新経文『なぜ人類が存在するのか』を暗記する時、全く頭の中に入らない気がして、私のミクロの身体の中に法に抵抗して、排斥する生命がいました。私が主意識を強めて、絶えず『なぜ人間がいるのか』を暗記すると、彼らも同時に大法に同化して、師父の法における人間の持つべき道徳の水準に正され、これらの生命は本当に救われる機会があり、修煉の機縁を待つことになりました。これは師父の佛恩が壮大で、神仏こそが人々への慈悲の賜物なのです。これは本当に「人間が救われる機会」なのです [1] 

 『なぜ人類が存在するのか』を覚えた後、自分が再び『轉法輪』を暗記すると、進展が非常に速くなりました。集団で大法を通読する時も心に入り、妨害が非常に少なくなり、師父の法の表面的な意味が全部理解できるようになったことに気づきました。師の壮大な佛恩に感謝します。

 以上は法を暗記する個人的な修煉の体得です。同修の慈悲なる指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『なぜ人類が存在するのか』

 【編集注:本文は著者の現在の修煉状態中の個人認識を代表し、謹んで同修と切磋琢磨し、「比して学び比して修める」ものです】

 (編集:ウェン・チェン)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/26/458117.html)
 
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