内に向けて探し 魔難が消える
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文/山東省の大法弟子・帰真

 【明慧日本2023年4月9日】2021年春のある日、突然、体の左側が痛くて動けなくなり、排泄も困難になりました。高さ50㎝のベッドに上がるだけでも、動作はゆっくりで時間がかかり、それだけでも大変なことでした。呼吸するたびに足と腰が痛み、まっすぐに立つこともしゃがむこともできず、トイレに行く時は、壁につかまりながら、ゆっくりと一歩ずつ動かなければなりませんでした。20年以上、法輪大法を修煉してきたのですが、このような深刻な状況になったことは一度もありませんでした。

 このことで私は目が覚めました。「どこに問題があるのか?」と慌てて内に向けていろいろ探しました。「最近、娘のことを見下している!」ということに気づきました。市場に行くとき、娘がついてくるのが嫌でした。なぜなら、容姿も良くない、良いところに就職もできていない、私は「甲斐性なし」と娘に文句ばかり言っていたのです。自分の期待通りの子供ではなかったからです。しかし、娘は言うことをよく聞いてくれるし、口答えをしない控えめな子です。他の人の子供のことを考えると、例えわが子に多少何かがあったとしても、親はそんなに気にしないものです。それなのに私は、素直で優しい娘を見下していたと思うと「自分の心性に問題がある!」と気づいたのです。5日間、内に向けて探し続け、やっと自分の問題点を見つけることができたのです。すると体はすぐに良くなり「うちに向けて探す」ということは、本当に素晴らしいことだと実感できたのです。

 2017年、父が脳卒中で倒れたことを知った夫と私は、実家に向かって急いで車を走らせました。 当時、中国共産党が第19回全国代表大会を開催する時期だったので、私たちは高速道路の入口で荷物検査を受けました。警官に複数の法輪功の資料を見つけられて連行されました。派出所で警官から「お前たちはなぜ、拘束されたのかを知っているのか?」と聞かれたので私は「法をよく学ばないし、功法もよく煉っていないし、お金を稼ぐことばかり考えたからです」と答えました。

 私たち夫婦は拘留所に入れられました。拘留所には仮拘留の部屋があって、私はその部屋のリーダー役から「何をしてここに入れられたのか?」と聞かれました。私は冷静に「法輪大法を学んでいるため、ここに入れられました」と答えました。その7日間、私は周りの人に大法の真実を話していたのですが、リーダー役の彼女からは一度も止められることはありませんでした。なぜか、私が大法の真実を話さなかったりしたら、彼女はよく私を罵りました。しかし大法の真実をしっかり伝えていた時は、彼女は私をそばに呼んで、私にソーセージや美味しい食べものビスケットなどを食べさせてくれました。この7日間、私は大法の真実を話し続け「三退」を勧めました。

 7日後、私は拘留されました。初日に拘留所の部屋に入ると、部屋にいた人が私に「なぜ、入ったんだ?」と聞いてきました。私はやはり「法輪大法を学んでいるから、入れられました」と答えました。これを聞いていた同部屋の女性が、足を組んで突然「法輪大法は素晴らしい!」と叫びました。数日後、この女性は2年間も案件が解決していなかったのに、なんと出所できたのです。この出来事から「大法の力は無辺だ!」と私は実感しました。同部屋のある女性は、大法の素晴らしさを聞く耳を持ちませんでした。彼女は当局が厳しく取り締まりを行った期間に、拘留所に入れられたのですが、そこまで深刻な罪を犯していないのに、逮捕状を出されてしまいました。それは大法に対する態度が違っていたから、そのような結果をもたらしたのです。

 私は修煉の道で、転んだり起き上がったりしながら歩んできました。師父の保護の下、一歩一歩今日まで来られたのです。師父、ありがとうございます!  合掌!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/12/457651.html)
 
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