【明慧日本2003年5月3日】(イギリス=明慧記者)ロンドンの一部の法輪功学習者(以下、学習者)は4月25日の夜、中国大使館の向かい側で、法輪功の「4.25」平和的請願24周年を記念するイベントを開催した。
中国大使館前での「4.25」平和的請願24周年記念活動 |
夕日の金色の残光とともに、法輪大法の「普度」の音楽がロンドンの街に響き、学習者は中国大使館前で「4.25平和請願24周年記念」、「法輪功への迫害停止」、「法輪大法は素晴らしい」等の横断幕を建て、キャンドルを灯して、1999年以降、中国共産党(以下、中共)によって迫害されて死亡た学習者を追憶した。
集会では、24年間も続いている市民の信仰の自由を侵害している迫害を止めるために、人々に協力を呼びかけた。多くの通行人が訪れ、学習者の生体臓器狩りに反対し署名した。
1999年4月25日、1万人の学習者が北京の府右街にある国家苦情処理局を訪れ、修煉によって心身に恩恵を受けたことを伝え、政府が善悪を判別し、天津公安局に逮捕された四十数人の学習者を釈放し、合法で安全な修煉環境を戻してほしいと請願した。
「4.25」の平和的請願は、人間の最良の面の展開である
1998年、イギリスに来る前は北京に住んでいたエンジニアの王さんは、「『4.25』の平和的請願は、人類の最良の面の展開で、学習者は修煉によって心身の健康を達成し、政府への信頼を持って、人々に真相を知らせ、嘘に騙されないようにと、一般市民としての請願権を行使し、修煉の経験を語ったのは無私の行為で、当時私は英国でニュースを見た時、とても感動しました」と述べた。
また「4.25」事件は、非暴力と平和的で反迫害の一里塚だと考えており、当時の国務院総理であった朱鎔基は、この日、中南海で陳情者の代表と、逮捕された学習者を無罪放免とすることについて会談した。このニュースを見て、大法を学びに来る人も多く、中共の歴史上、人民の要求に対してこれほど理性的で平和的な対処はないと言った。
「このような残虐な行為は終わらせるべき」
ロンドンの音楽界で活躍しているブラジル人のミュージシャンのマテウス・ノヴァ氏と妻は、「中共による学習者からの生体臓器狩りを阻止せよ」というパネルの前で立ち止まり、学習者達に「なぜ中共はまだあなた達を迫害しているのですか? なぜまだやめないのですか?」と聞いた。
「世界はあなた達のような平和なエネルギーを必要とする」
ウクライナ出身のタチアナさんは、煉功音楽に引き付けられて署名し、「あなた達の苦しみを深く理解しています。今私たちも自由のために戦っています。自由のため、愛のため、尊敬のために、私達は団結する必要があります。自由に信仰する権利を剥奪するのはあまりにひどいです。余暇の時間に煉功し、鍛えることは個人のことです」と言った。
また、「この平和的な功法に興味があり、ネットで調べてみます。今の世界はとても緊迫しており、戦争はとても残酷です! 私達はこのような平和的なエネルギーを必要としており、精神を調整して、やるべきことをやります」と言った。