【明慧日本2023年6月20日】去年、偶然にも85歳の年配の同修に会いました。初めて会った時、彼女の背中が90度に曲がっているのを見て驚きました。本来の身長は160㎝以上あったのに、現在は150㎝しかないのです。これは大法弟子のあるべき状態ではないと思いました。
私たち数人の同修が一緒に座って、学法や修煉体験を話し、交流の中で彼女は自分が三つのことをしっかりしてしていること、長年、毎日外に出て真相伝えをして、集団住宅の高層ビルに大法の真相資料を配り、ビルの6階まで一気に登ることができるのです。普通、お年寄りが階段を登るのは、とても大変なことですが、彼女の非凡さに感心します。しかし、彼女の姿を見て、私は思わず「おばちゃん、一つ疑問があり、聞いてもいいですか。怒らないで下さいね」と聞きました。
彼女は愛想良く「いいですよ、怒りませんよ」と言いました。私は「今のあなたの姿で人を救うことに影響はしないのですか?」と聞くと、おばちゃんはため息をついて、「数年前、夫が大病を患い、寝たきりになってしまい、自分のことが全くできなくなりました。昼も夜も私1人が看病したので、本当に大変でした。それに、私も年を取っているので、過労で背筋が真っ直ぐに伸びないのです」と言いました。
私はやんわりと「おばちゃん、師父は『ですから、修煉者としてはこの宇宙の特性に照らして、自分を律しなければならず、常人の基準で自分を律してはいけません』[1]と説かれました。三つのことは良くできていますが、この問題だけは、常人の観念を捨てておらず、知らないうちに旧勢力が按排した道を歩んでいるのです」と言いました。
おばちゃんは頷きながら「そうですね、その通りです」と言いました。私は「認めないで、否定しないといけません。正念を持ち、大法で自分の言動を律して、大法を固く信じていれば、きっと変わると思います」と話しました。
彼女はとても謙虚で、私の言葉をかなり認めてくれて「おっしゃる通りです。私は内に向けて探さないとだめなのです。私はまだ私心を捨てられず、人の殻を脱ぎ捨てることができません。根本から徹底的に常人の良くない観念を変え、大法に従って自分の言動を照らし合わせ、大法弟子の基準やイメージに合っているかどうか、常に考えなければなりません」と言いました。
一週間後、嬉しいサプライズがありました。おばちゃんは玄関に入ると背筋が殆どが伸びていて、猫背がなくなり、背も高くなりました。全くの別人になっていたのです。
同修数人がおばちゃんを囲んで嬉しそうに、「おばちゃん、そんなに背が高いんだ。一週間で猫背が治ってすごいですね」と言いました。 彼女は感慨深く、「師父は観念転ず 腐敗物は滅され 光明が顕れる」[2]と説かれ、大法は本当に素晴らしいです。私は心から旧勢力のあらゆる按排を否定し、猫背は後天的に形成された人の観念で引き起こされた、病業の仮相なのです。病気の偽りの姿なのです。決して認めてはならず、否定します。大法弟子の全ては師父が按排して下さり、心から大法を信じれば、師父は弟子を守り、病業を取り除くのを助けてくださるのです。毎日の煉功にも師父が私の身体を浄化して下さり、背筋が徐々に伸びて来て、身体も正常になりました。彼女は手を合わせ、何回も「師父、ありがとうございます。同修の皆さん、ありがとうございます」と言いました。
3か月後、再び真相伝えに出かけたおばちゃんに会いました。彼女は背中を真っ直ぐに伸ばし、坂道を楽々と登り下りして、自転車から降りることもありませんでした。
これほど大きい変化を見て、本当に嬉しいです。おばちゃんの身体の劇的な変化をこの目で見なけば、とても信じられませんでした。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[2] 李洪志師父の詩:『洪吟』「新生」