最後まで大法弟子の称号に申し訳が立つように
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文/中国の大法弟子  

 明慧日本2023年8月7日】中国共産党による法輪大法と大法修煉者への迫害は、既に24年以上にわたり続き、多くの大法弟子が試練に耐えながら歩んできましたが、他方で、多くの同修が堕ちてしまいました。

 最初、迫害に反対し人を救い済度する道は、多くの地域で熱心に行われ、法輪功迫害の実態が書かれた資料は広く配布されました。同修たちの情熱は非常に尊敬に値します。私たちの地域には数十人の同修がいましたが、迫害が厳しい状況下でも学法と救い済度の活動を続けていました。

 しかし、時が経つにつれて、現代社会の誘惑や他の影響で、多くの人々が修煉に対して怠惰になり、学法と修煉をつらく感じるようになり、名利や社会の流れに引きずられてしまい、スマートフォンやネットに夢中になって修煉を置き去りにしてしまう人もいます。何度注意しても元の修煉の道に戻ることが難しい人もおり、同修間の交流も修煉の話題を避ける人さえいます。迫害の中で何十人もの同修が十数年耐え抜きましたが、後に残る数人の同修だけが、師を助けて衆生を救済する修煉の道を堅持しています。本当に心が痛みます。 

 ある同修は、刑務所に投獄され迫害されていた間、大法への強い信念を持ち、断食を通して骨と皮だけになるほどやせ細りながらも、命をかけて生き抜きました。出獄後の一定期間、精進し、2015年頃に 坐禅中に浮き上がりました。これは大法の神聖性を証明し、同時に慈悲深い師父からの励ましでもありました。しかし後にこの同修は他の地域にお金を稼ぐために行き、数年の間に学法や修煉をしなくなり、完全に修煉者の姿を失ってしまいました。

 末劫の乱世において、人間界は混乱と罪悪に満ちており、これらすべてを見通せないまま何年も修煉していると、最終的に自らにどれほどの損失と後悔をもたらすことになるでしょうか?

 コロナの期間中に、中国共産党は大法弟子を対象に3年間の「ゼロ行動」と称する迫害を強化し、80歳や90歳の高齢者まで不当に刑務所に送り込みました。悪魔の江沢民が地獄に堕ちた後も、中共は大法弟子への迫害を続けています。中共の邪悪な行為は、精進の薄れた大法弟子を脅し、彼らの執着心をつかみ、師や大法への信念を揺るがせ、師から与えられた多くの機会を逃すよう仕向けています。

 コロナが現れたことで、中共は自らが終りを迎えるとわかり、そのために手段を選ばずに大法弟子を迫害しています。なぜ時代の流れに逆らって、必死にその邪悪な党を守ろうとするのでしょうか? それは邪悪な霊に操られているからです。

 考えてみてください。師父が法を正さなければ、人類は1999年に終わりになったのです。我々誰も存在しなくなり、世間のすべても存在しなくなったのです。

 この前、師父は直接世人に『なぜ人類が存在するのか』と『なぜ衆生を救い済度するのか』と2篇の経文を次々に発表されました。多くの世人は師父の経文を拝読した後、人生の本当な意義が分かり、希望が見えるようになりました。修煉者の我々はまだ目を覚ましていないのでしょうか? 実は、これは師を信じ、法を信じる根本的な問題です。本当に師を信じ、法を信じることができなければ、修煉にはなりません。

 師は全世界の衆生に対しておっしゃいました。「天体が成、住、壊、滅を経て末後に至ったとき、創世主は二億年の時間をかけて三界を造り、衆生に救いを得るための様々な形と機縁をあらかじめ用意したのです。同時に、人間の文化と思考・行動様式を築き上げました。彼はさらに、自らの神体を使って衆生の罪業を消したのです! 衆生を救うために彼は自らの全てを捧げました」[1]

 すべての大法弟子は自問しなければなりません。今日までに、自分は本当に衆生のためにすべてを捧げることができたでしょうか?

 大法弟子は理解すべき現象があります。現在、中国共産党の指導者は完全に邪霊に憑りつかれ、支配されており、正常な思考を持っていません。大法弟子は、彼らをどのように扱うべきかをよく理解しておかなければなりません。

 残りの時間はもう多くありません。多くの人が本当の大法弟子になるように願っています。

 個人の浅い認識ですが、間違ったところがあれば、慈悲なる指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文: 『なぜ衆生を救い済度するのか』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/3/463732.html)
 
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