「2023年米国中部法会」 シカゴで開催
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 【明慧日本2023年8月17日】「2023年米国中部法会」(体験交流会)が8月6日、シカゴ西郊で開催され、米国中部の各州からの法輪功学習者(以下、学習者)が参加した。15人の学習者が修煉体験を発表し、心を込めて真相を伝えることや、神韻活動に参加すること、生活の中で法輪功の教えに従って自分を向上させ、困難を克服することなど、いずれも法輪功が心身を昇華させる力と威徳を十分に表した。

图1~5:法轮功学员在二零二三年美中法会上交流修炼心得

交流会で修煉体験を発表する学習者

 しっかりと自分を修め 師が法を正すことを手伝う

 サラさんは20年余りの修煉過程で、法を学ぶことを非常に重要視してきたが、学法の時に心を静め集中することができないことに悩んでいた。一年前、彼女は自分のスケジュールに非常に合う学法グループに参加するように誘われ、そしてこの貴重な機会を捉えて真剣に法を勉強し、マイナスな考えをなくすように努力し、次第に自分自身に変化が現れ、法の勉強の質が向上するのを感じた。

 サラさんはずっとVIPに真相を伝えており、他人と一緒に仕事をするよりも独立して仕事をすることを好んできた。このことを深く考えてみると、彼女は自分の怠惰と他人からの指摘を恐れる執着心に気づいた。世界法輪大法デーを通して、VIPに真相を伝えるプロジェクトで、サラさんは絶えず内に向けて探し、チームメンバーとのコミュニケーションと情報共有を徐々に改善したため、プロジェクトは順調に進み、要人から多くの支持の手紙と褒賞を受け取った。

 修煉者の家庭に育ったゲーリーさんは、現在大学生である。入学する際に、寮の入居手続きをするとき、ゲーリーさんはルームメイトに法輪大法のことと中国で起きている迫害の事実を紹介した。ルームメイトの一人がもっと知りたいと言ったとき、ゲーリーさんは詳しく説明できないことに気づいた。それ以来、インターネットでビデオや記事を探し、真相を伝える方法を学ぶようになった。ゲーリーさんは、天気のいい日には学校の広場の芝生で煉功をしている。最初は、他人が自分をどう見ているかを気になって自分のイメージに執着していたが、その後、この心を放下し、すでに外に出て煉功しているので、五式の功法をしっかりと煉るようにと考えた。煉功した後、ゲーリーさんはとてもうれしく、リラックスしたと感じた。また、学校の「法輪功学生の会」を通じて、ゲーリーさんは数人の同修と出会い、一緒に写真展などの真相を伝える活動を行った。その過程は大変であったが、活動が終わると疲れが消えたという。ゲーリーさんは、学校内には法輪功を広め、真相を伝えるために利用できる多くの資源があり、青年学習者が学校内で自分に適した法輪功を広める道を見つけるはずだと感じた。

 ヘレンさんは中国の出身で、修煉を続けていたため中国共産党から迫害を受けたことがある。渡米後、英語も分からず、車の運転もできないが、師が法を正すことを手伝う貴重な機会を大切にし、神韻の宣伝活動や公演中の食事チームに携わった。1年のうち数カ月間、ヘレンさんは各都市でチラシ配りやポスター貼り、厨房の手伝いなど、必要な時は何でもこなし、働き続けた。その過程では、肉体的な苦労だけでなく、修煉者同士の軋轢に遭遇することもあり、心に触れ不平不満が生じるたびに、自分が大法の基準に達していないことに気づき、速やかに内に向けて探し執着心を取り除いたという。また、他の同修が大法を実証するために弛まぬ努力を支払っている姿に、深い感銘を受けたという。

 生活の中で法輪功の教えに従う

 ロンさんは、2011年に母親と弟から法輪功を学んだが、当時は修煉とは何か分からなかった。生活の重圧がだんだんと増える中、心を落ち着かせるため、2013年2月に本気で法輪功を学ぶことを決意した。

 その直後、もうすぐ3歳になる末の息子は、行動障害や攻撃的行動の引き金になりやすい自閉症と診断された。息子が6歳半になると、身体的攻撃性がひどくなり、毎日のようにロンさんを攻撃し、傷つけた。息子がロンさんの髪の毛をむしり取ったり、指の爪でロンさんの皮膚をノコギリのようにつまんで剥がしたり、蹴ったり噛んだりして、ロンさんは毎日のようにアザだらけになった。息子は壁に頭をぶつけ、家中にたくさんの大きな穴を開けた。サマーキャンプに参加したときは、他の子供たちに怪我を負わせたので、家に送り返された。

 大法の真・善・忍の原則から、ロンさんは息子の行動にもっと寛容になるべきであり、このように自分を虐待するようになったのは、おそらく自身の業力のせいだと考えた。しかし、この理解が完全に正しいわけではなく、「前世で自分が息子に何をしたにせよ、現世では自分が息子の母親であり、親子関係はこの人類の伝統に符合したものでなければならない。もう私を攻撃すべきではない」と、ロンさんは認識してから、息子は怒る時もあるが、ロンさんへの物理的な攻撃はだいぶ収まったという。

 息子の世話でまた怪我をし、3週間も松葉杖をつかなければならなくなったロンさんは、とても意気消沈していた。内に向けて探してみると、大法のプロジェクトに忙殺するばかりで、自閉症の息子の世話に全力を尽くしていないことが分かった。自分の欠点に気づいたある日、ロンさんは息子の目を見ながら、心の中で誠心誠意にこう考えた。「お母さんはあなたを怒っているわけではないし、前世でどんな因縁関係だったか知らないけれど、あなたは今世私の息子だから、しっかりと面倒を見るわ」。息子に対する慈悲心が生まれたので、ロンさんの息子の態度も今までより前向きになった。

 息子の状況は今、大きく改善された。ロンさんは10年以上にわたる修煉の中で、多くの執着を放下することができたのは、実は息子のおかげだったことを悟った。もし息子が助けてくれなかったら、ロンさんは早起きして全世界の発正念と五式の功法に参加することを続けることができなかったかもしれない。最初は睡魔に打ち勝つのが苦痛だったが、努力しているうちに起きるのがだんだん楽になった。今では、たとえ3、4時間しか寝ていなくても、早起きして発正念や煉功もできるようになった。これはとても重要なことで、煉功することによって修煉を前進させるために十分な体力がついたと思う。

 ロンさんは「常人の中で修煉することが、なぜ執着心を取り除くために最も速い最も良い方法なのか、ようやく理解できました。時には、とても困難なことに遭遇することもありますが、それは修煉のチャンスだと分かります。自分が修煉者であることを思い出すと、たいていの場合、物事は良くなるのです。大法の導きがなければ、息子のような重度の自閉症児を育てる苦労に耐えることはできなかったと思います。大法のおかげで、人生観が変わりました」と感慨深く語った。

 新しい学習者が修煉を始める

 ホセさんは10代でメキシコから家族とともに米国に移住した。勉学に励んだ彼は、家族で初めて学士号を取得した人になった。仕事に就き、結婚し、すべてがうまくいっているように見えたが、彼は言い知れぬ虚無感に襲われ、うつ状態にまでなり、よく妻と喧嘩し、ついに結婚生活は破綻した。新株のウイルスが世界中に蔓延し始めたとき、同僚が彼に法輪功を紹介し、毎日「法輪大法は素晴らしい」と唱えるよう勧めた。ホセさんは、最初はあまり気に留めなかったが、初めて神韻を鑑賞した後、法輪功についてさらに理解ができるようになり、毎日「法輪大法は素晴らしい」を唱えていた。新型コロナウイルスの猛威で、2020年に祖母が亡くなり、2022年に兄が亡くなり、ホセさんは愛する家族を偲び、うつ病になった。

 ある日、ホセさんは交通事故に遭い、ショックを受けた。その間、彼は師父が自分を見守って下さり、困難な時に導いて下さったと感じた。そしてホセさんは「法輪大法は素晴らしい」という言葉を考えるようになり、『轉法輪』を読み始め、さらに多くの啓示を受けた。現在、ホセさんは虚無感や、落ち込み、不安感を感じることがなくなり、多くの大法の活動に参加し、修煉が深まるにつれて師父への感謝の気持ちも大きくなり、いつか自分が育った地域に戻り、「真・善・忍」を伝えることで、より多くの人が法輪大法を知り、救われることを願っている。

 リナさんは歯科医で、歯科医院を経営している。2020年10月に法輪功に出会い、修煉を始めた。数年前、リナさんは可逆性血管収縮症候群(RCVS)を患い、くも膜下出血を起こした。ある日、仕事から帰宅後、突然割れるような頭痛に襲われ、血管収縮が起こり、脊髄が引っ張られ、血流が脳に直行し、クモ膜下出血を起こし、結局、入院することになった。それから2年後、彼女は偶然にも大紀元新聞の法輪大法の記事を読み、不思議に思って法輪功のウェブサイトを閲覧した。そこで李洪志先生の説法を聴き、心に響いた。

 リナさんは煉功拠点に連絡し、『轉法輪』を読み始めた。彼女は、法輪功の修煉から学んだ最も重要なことの一つは、内に向けて探すことであり、自分の欠点を誰かのせいにしないことである。法輪功の修煉のおかげで、彼女は日常生活のストレスにうまく対処できるようになった。プレッシャーや束縛に直面した時、自分を内に向けて不足を見つけることは、とても役に立つことに気づいた。

 交流会の後、参加者たちは交流の内容が自分にとって啓発的なものであり、各州からの参加者はそれぞれの地元に戻り、これからも勇猛精進してそれぞれの修煉の道に励み、使命を果たしていこうと決意した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/7/463906.html)
 
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