【明慧日本2023年9月4日】吉林省長春市の法輪功学習者・楊雲傑さんは、昨年7月に連行され、今年初めに懲役1年半の不法な判決を受けた。楊さんは控訴しても却下され、今年8月に連行され、吉林省女子刑務所で迫害された。
楊さんは今年55歳で、大興安嶺塔河県出身、現在は長春市に住んでいる。 彼女は中国共産党の工作員に繰り返し嫌がらせを受け、恐喝され、連行され、2年間不法な労働による再教育を受け、洗脳班で迫害され、現在も不法な判決を言い渡された。
楊雲傑さんの連行と判決
2022年6月13日、楊さんが家を出た直後、待ち伏せしていた重慶路警察署の警官5、6人に連行された。 私服に身を包み、身分証明書も提示せず、車のナンバープレートを外して、警官らは楊さんの借家を物色し、大法の書籍を押収した。楊さんは重慶路警察署に72時間、拘留され、その間、警察は彼女の家族に知らせなかった。 楊さんの家族は彼女が行方不明になったことを心配し、ついに警察に電話したところ、すでに重慶路警察署に連行されたことを知った。 警察は楊さんに拘留通知書にサインするよう求めたが、楊さん本人とその家族も拒否した。 楊さんは6月15日午後3時に帰宅した。
2022年7月4日、重慶路派出所の警察は再び楊さんを拉致し、「吉林大学第一病院の入り口付近で法輪功を広めた」として、刑を科すと脅し、その後、長春市第四拘置所に拘禁した。
2022年11月21日、寛城区法院は楊さんの家族を同席させずに不法に裁判を開いた。違法な裁判の後に、家族は彼女の情報を入手できず、しかも、第四拘置所は、家族の面会も弁護士を雇うことも許可しなかった。
2023年1月、家族は楊さんが不法に懲役1年半の判決を言い渡されたことを知らされた。家族の度重なる強い要求があり、やっと、彼女が長春市葦子沟監督センター(旧葦子沟拘置所)に不法に拘留されていることを知った。
2023年8月11日、楊さんは吉林女子刑務所に拘禁された。
楊雲傑さんの家族も迫害される
楊さんの家族も法輪功を修煉し、その恩恵を受けている。 しかし、1999年に中国共産党が法輪功を迫害して以来、楊さんの家族も中国共産党の工作員からしばしば嫌がらせを受け、家宅捜索や連行、不法な判決を言い渡された。
妹の楊宗英さんは、中国共産党の工作員に12回も連行され、2度にわたって不法な労働教育を受け、2014年4月に迫害の中、わずか45歳でこの世を去った。
義理の弟である陳天傑さんは4回連行され、2000年に1年間の不法労働教育を受け、2002年、不法に懲役11年の判決を言い渡され、酷い拷問を受けた。
1人目の弟の楊宗波さんは数回連行され、2000年、不法に1年間の労働教育を強いられ、2016年、不法に懲役1年の実刑判決を言い渡された。
1番下の弟の楊宗海さんも何度も連行され、かつて1年間の不法労働教育を受け、長年にわたり、住む家がなく路頭に迷っている。