【明慧日本2023年9月7日】「私達は長い間『轉法輪』を探していたのですが、見つけることができませんでした」。呉さんは法輪功学習者(以下、学習者)にこう語り、妻はこう付け加えた。「私達は運命を信じています。あなたに会うまでずっとパレードを見ていたのも運命でした」
80歳近い呉夫婦は、1970年代にフランスに移住したカンボジア系中国人である。上記の光景は、2023年8月26日の午後、パリ13区で行われたもので、ヨーロッパ各地から集まった千人以上の学習者が、この日、2回目のパレードを行っていた。呉夫婦はフランス北部からパリにいる子供達を訪ね、チャイナタウンで買い物をしていたところ、法輪功に出合った。
ヨーロッパ各国の千人以上の学習者が、パリで2回目のパレードを行う |
パレードはイタリア広場からスタートした |
中国人が集中するパリ13区の通りを通過するパレードの様子 |
当日午後4時頃、学習者たちのパレードはイタリア広場から出発し、中国人が集中しているいくつかの大通りを行進し、最後にイタリア広場へ戻った。彼らが行く先々で、多くの中国人が見物したり、写真を撮ったり、ビデオを撮ったりしていた。彼らの多くは、学習者のパレードは本当に良かったと話しており、三退する中国人もかなりいた。
パレードと共に移動しながら、途中で真相のチラシを沿道の人々に配布していたある女性学習者は、「今日、多くの中国人が街頭で法輪功のパレードを見ていました」と言った。真相を理解した中国人は、30人以上が党、団、チーム(中共とその他の関連組織)からの脱退を選択した。
真相を理解した人々が署名をして法輪功迫害を停止する活動を支持 |
何年も探してやっと法輪功に出会った
呉さん夫婦は、「何年も前に法輪功のことを知り、その創始者が教えているビデオをインターネットで見たことがある。ずっと法輪功の本を探して読みたいと思っていたが、どこで手に入るのか分からず困っていた」と話した。 パリに法輪功の本を専門に扱う書店があることを学習者から聞いた。
呉さんは、「中国の現状を分析したセルフメディアをよく読むが、中共のメディアの報道はナンセンスだと思い、読まないようにしているという。中共による学習者に対する迫害について言えば、彼らは、中共が自国民を迫害する罪を犯しており、将来処罰されると信じている。また、中共が崩壊して初めて、中国人が普通の生活を手に入れることができる」と語った。
吉林省華人:善良な人々の平安な生活を祈る
ある60代の中国人(男性)が静かにパレードを観ていた。彼は吉林省出身で、2001年にパリに来て落ち着いたと学習者に語った。彼は、中国のメディアがかつて法輪功を称賛していたことを知っており、当時(中共が法輪功を迫害する前)、多くの人が法輪功を修煉していたことも知っていると語った。しかし、なぜその後中共のメディアが法輪功を中傷し始めたのかはよくわからないという。
学習者によると、1999年までに、中国国内の学習者の数は中共党員の数を上回り、多くの党員も法輪功を修煉していたため、中国前国家主席である江沢民が非常に嫉妬したこと、同時に、真・善・忍を恐れた江沢民が、その権力を利用して法輪功への迫害を始めた。
学習者から真相を聞いた後、その男性は中国語の資料を受け取り、帰ったらじっくり読むと言った。彼はネットで脱党について理解し、理解したことを中国の親戚に話すと言った。帰る際、彼は学習者にこう言った。「良い人たちが安全に暮らせることを祈っている」
ヴァレリーさんは、学習者のパレードを見てとても嬉しかったので、中国語の真相資料と真相新聞も受け取り隣人の中国人に伝えると言う |