文/ブラジルの大法弟子
【明慧日本2023年9月12日】私は敬虔なクリスチャンの家庭に生まれ、教会の教えの中で育ち、ずっと素直で正直で親切な人間として生きてきました。神を畏敬し、悪いことをしたら罰せられるという恐怖心から、常に正しい行いをするように気をつけていました。
しかし、成長するにつれて、私は自由な個性を追求するようになり、教会の規則を全部守ると、自由が妨げられると感じました。教会の外でも正しい心を持てば、信仰を保つことができると思い、教会を離れると決めました。教会を離れることを夫は受け入れられなくて、私は1年以上かけて夫に説明し、私の変化を受け入れてもらおうと説得しましたが、夫は受け入れてくれませんでした。彼は私に、教会とキリスト教信仰の原則に従い続けてほしかったのです。
2020年9月15日、私は荷物を持って5歳の娘を連れて、法輪大法の修煉を始めてまだ1カ月しか経っていない姉の家に身を寄せることにしました。姉は私たちを温かく迎えてくれて、法輪大法を紹介してくれました。姉は法輪大法の教義を語り、私は法輪大法に対して関心を高めて、『轉法輪』という本を読み始めて、煉功も試みました。大法を学ぶにつれて、これこそが私の望んでいたものだ、法輪大法が本当に好きなのだと気づきました。
姉の家に住み始めて2カ月経った頃、夫が泣きながら電話をかけてきて、私の選択を尊重すると言いました。私は真・善・忍の教えを思い出し、家族を思いやって家に帰るべきだと考えました。家に帰ると、夫は私を受け入れてくれましたが、私が迷っていると思い、法輪大法の話題を聞きたがりませんでした。
姉からもらった『轉法輪』を私は毎日読んで、煉功もしています。だんだん家の中が和やかになり、夫も穏やかになり、我慢強くなりました。夫が家を建てる時、私は手伝いをしました。以前あまり力仕事ができなかった私は今回、初日になんとバケツ50杯分の石灰を入れましたが、まったく疲れを感じていません。翌日もやる気満々でした。体力も考えも以前とはずいぶん違っていると感じて、起こったことすべてに感謝するようになりました。
コロナ流行の間、娘は学校に行けなくなって、私は娘に明慧ラジオを聞かせました。夫にも『轉法輪』を読み聞かせて、毎日も真・善・忍を修めないといけない道理も説明しました。だんだんと夫も少しずつ真・善・忍を修めるようになり、どんな時に心性を向上させるべきかを理解できました。
2021年9月、私たちが義母の家にいた時、義父がガレージから車を出そうとしました。 ガレージのドアを開けて義父は車に乗り込み、夫は車の後ろに立って出庫を誘導しました。しかし、義父は再び車を降り、何かを取りに家に戻りました。その時、ハンドブレーキをかけ忘れたせいで、車は勝手にガレージを出て動きました。夫は車のすぐ後ろにいましたが、義父が車に乗っていないことを知らなかったのです。車は後ろに動いていきましたが、夫が轢かれることはありませんでした。そのまま車庫のスロープを下り、まるで目があるかのように路上に停まっていた別の車を避けて、道の反対側にあった電柱も避けて、車輪が木にぶつかってようやく止まりました。まさに奇跡でした。事故から守ってくださった師父に感謝します。
がんが治った
2011年、私は甲状腺がんと診断されました。体内から自然なホルモンを作らなくなったため、両方の甲状腺摘出手術を受けました。当時手術を担当した腫瘍医は、私の健康は大きく損なわれ、子どもも授からないと言われました。この手術の結果、私の体にはホルモンを分泌する腺がなくなって、ホルモンを人工的に補充する薬を一生飲み続けなければなりません。しかし、その時まだ法輪大法を修煉していなかったにもかかわらず、李洪志師父は私を守ってくださいました。2015年、私は娘を授かりました。
法輪大法を修煉する前、医師の指示通り毎日薬を飲んでいました。薬を飲み忘れると思考が鈍くなり、理性的な行動がとれなくなり、眠くなったりして、その時は肥満体型でした。薬を止めると死ぬかもしれません。法輪大法を修煉して約1年後の2021年末、ホルモンを人工的に補充する薬の服用を止めることに決めると、体調がとても良くなりました。夫と母は、薬を飲まなくても大丈夫なのかと心配したため、私は健康診断を受けることにしました。
主人から私の病歴を知った医師は、主人に「奥さんは薬を飲まないと生きていけないから、娘の面倒を見てくれる人を探すように」とアドバイスされました。そこで私は、医師に「私は法輪大法を修煉しているので、薬を飲む必要はありません」と言うと、医師は私に「修煉は、がんを治すことができますか」と尋ねました。私が「できます」と答えると医師は、検査結果を見たいと言いました。
私は、医師が要求した検査をすべて行いました。検査結果を見た医師はとても驚きました。なんと検査結果に私のホルモンの量はとても高くて、検査設備の限界値を超えました。甲状腺を切除され体内から自然的にホルモンを作れなくなったと診断された私にとって、このような結果は現代科学で説明できないものです。医師は、法輪大法を修煉している人の身体の現状は、現代医学では説明できないと感服しました。このような命の奇跡を授けてくださった師父に心から感謝します。
(明慧ネット第24回世界法輪大法デー入選文章)