真心をもって常人の心を動かす
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文/内モンゴルの大法弟子

 【明慧日本2023年9月29日】2019年の年末、コロナウイルスが流行し始めた後、学法チームの同修はよくランダムにペアを組んで真相を伝えに出かけていました。

 ある日、同修Aさんと一緒に真相を伝えに街へ出かけました。Aさんはすぐに常人に近寄り、話し始めましたので、私は隣で発正念していました。その時、ある女性が私の横路を通りかかり、この人に真相を伝えなければと思ったものの、怖気づいてしまいました。すると、その女性は私を見てニコニコして、「その帽子かわいいですね。手作りですか?」と話しかけてくれました。これは師父からの励ましであると悟った私はすぐに相手と話し始め、真相を伝えました。相手もすんなりと三退してくれました。心を正しく保てば、すべて師父が按排してくださるのです。

 面と向かって真相を伝える以外にも2年間、真相電話を掛けました。

 ある日、電話を掛けたら、相手は空中での作業をしているところで、また後日かけ直してほしいと言うので、その電話番号をメモしました。翌日、再びかけ直すと、相手は「まさか本当にかけ直してくれるとは思わなかった」と驚き、真相を最後まで聞いてくれて、三退しました。

 またある日のことです。電話を掛けたら、相手は麻雀をやっている最中で、この方も後でかけ直すことにしました。翌朝、その時間帯にかけ直すかどうか迷いました。なぜなら、徹夜で麻雀をやっていた人は翌朝早く起きられないし、無理に起こしたところで、機嫌も悪いからです。あれこれ考えた末、やはり電話をかけ直しました。しかし、相手は不機嫌にもならず、私の誠心誠意に感動して即時に三退したのです。

 常人1人を救うのに、時には何度も電話をかけ直さなければなりません。最も印象深かったのは、1人の男性に電話かけるたびに、忙しいとか時間がないという理由で断られたことです。3回目に電話をかけたときも、「また次回」と言われましたが、今度は逃しませんでした。「もう次回はありません。同じ事を3度も繰り返しません。今回で最後です!」というと、相手は慌てて「待ってくれ! 今トイレなんだ」と謝ってくれました。相手が落ち着いた後、今は家庭の事情で裁判をやっている最中で、他のことに気を回す余裕がないなどと説明してくれました。これを聞いた私は法理から相手を慰め、徐々に大法が迫害されている真相を伝えました。すると、男性は快く三退し、ちょうど間もなく新年ですので、新年の前のあいさつをしてくれました。

 これらの衆生が救われたときのことを時々思い出すと、生命の尊さと大法弟子の責任の重さを実感させてくれます。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/5/439684.html)
 
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