文/中国の大法弟子
【明慧日本2023年10月2日】私のいとこは洞察力があり、非常に頭脳明晰です。2001年初頭、中国国家テレビ局(CCTV)が偽りの「天安門焼身自殺」を放送した時、いとこは「偽物だ!」と言いました。その理由は、役者のメイクがうまくできておらず、また医学的な常識に合わないこと、広場に「焼身自殺者」以外に観光客がいないことなどでした(訳註:天安門は通常、観光客で混んでいる)。いとこはまた「もし『焼身自殺』の少女が法輪功学習者でない場合、すぐに殺されるだろう。なぜなら、その子供は小さすぎて生かしておけないからだ」とも言いました。結局、いとこの言った通りになりました。
2001年11月20日、天安門広場で重大な出来事が起きました。36人の西洋人の法輪功学習者が「真・善・忍」と書かれた横断幕を掲げ、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害に抗議し、「法輪功は世界に普及している」というメッセージを中国国民に伝えました。彼らの平和的な抗議行動は西洋社会で大きな反響を呼び起こし、中共による法輪功への迫害は、国際社会で広範囲にわたって注目されました。
この出来事が報道されると、いとこは言いました。「見てごらん、今回は(偽りの『天安門焼身自殺』と違って)ビデオ撮影もなければ、消火器や消火用の毛布もない。警察は『法輪大法は素晴らしい』と叫ぶ外国人を拳で殴り、蹴っている。なぜなら、外国人が本物の法輪功学習者だからだ。一方、『天安門焼身自殺』は映画の撮影であることは明らかだ。小道具も揃っていたが、ただ監督が撮影場所を間違えた。故宮の中を選べば人々をだましやすかったのに。なぜなら、そこに消火器があるからだ(訳註:偽りの「天安門焼身自殺」では警官が消化器を使用したが、警官は通常、消化器を持ち歩かない)」
過去数年間に災害、特に疫病で亡くなった中国人は4億人に達しています。先日、私がいとこと話した際、いとこは重要な警告を発しました。「亡くなった人々は、表面上は疫病で亡くなったように見えるが、実際には多くの人が偽りの『天安門焼身自殺』の[火]によって焼かれて亡くなった犠牲者だ。と言うのも、その [火] は、偽りの『天安門焼身自殺』に騙された人々の法輪功学習者への憎悪に火をつけたからだ」
いとこの警告は、考えてみるとその通りだと思います。法輪大法は仏法です。法輪功への迫害の真実を理解している人々は、困難な状況に遭遇した際に自然と神仏の加護を受けることができるでしょう。一方、仏法を敵視する人々は、災難に遭遇した際に神仏の保護はないのです。
憎悪によって判断力を失った人々は、中共に自由に操られ、最終的に中共が「法輪功をどんな代償を払っても排除する」ための「代償」となるのです。かつて、中共に焼かれて死亡した刘春玲(訳註:偽りの「天安門焼身自殺」の犠牲者)は、中共に捨てられた「代償」でした。そして今日、疫病等の災害で亡くなった多くの人々もまた、中共の「代償」の一部と言えるでしょう。中共を信じ、追随する人々は本当に可哀想です。
幸運なことに、私は法輪功学習者であり、私の家族も早くから法輪功の素晴らしさを知っており、法輪功の奇跡を目の当たりにしています。そのため、彼らは中共の欺瞞に惑わされることなく、またSARSや新型コロナウイルスの疫病にも、老若男女を問わずかかることがなく、平和に過ごしています。
(編集者:文謙)