文/中国遼寧省の大法弟子 無怨
【明慧日本2023年10月11日】私は1999年5月に法を得ました。修煉して20年以上にわたり、師父がずっとそばで守ってくださり、悟らせてくださり、加持してくださっていると感じています。ここ数年間着実に修煉している中、自分にはまだたくさんの人心や執着心があることに少しずつ気付きました。ここで、師父のご加持と導きのもとで、長年にわたる恨む心を取り除く過程について交流したいと思います。
私たち夫婦は2人とも、今70歳を超えています。ある出来事で、私は長年にわたり夫に対してずっと恨みを抱いていました。それは20年も前の話です。その時あと3年間で定年になる私は、早期退職を余儀なくされました。しかし、当時息子が大学に通っており、学費や生活費などたくさんかかる時期で、私は家にいるわけにはいかず、仕事を探し続けなければなりませんでした。一方、夫は特殊な職種に就いていたため、55歳で定年になり、その後一日も働いたことがありません。しかも、ほとんど麻雀を打ちながら日々を過ごしていたせいで、彼のことをずっと恨んでいました。修煉を始めた後、その恨む心を取り除くべきだとは理解していましたが、表に恨みを出さないだけで、根本的には取り除いていませんでした。
最近、体調が悪くて、右側の乳房が重く感じ、何かに引っ張られているような感じがしていました。このような状況が現れた後「自分自身を高めなければならない」、「いつものようにだらだらと修煉してはいけない」と気づきました。グループ学法と交流の中で、私は「夫や嫁、義理の妹たちに抱いている恨む心を全て取り除き、この執着心を完全に捨てます」と発言しました。また、師父に「これらの悪い生命、裏で操って悪さをする生命を滅することを加持してくださいますように」とお願いしました。「旧勢力はこれらの悪い生命を利用し、本当の自分を認識させないようにしています。私はそれを認めません。師父の段取りしか認めません」と強く思いました。
師父は「先ほど皆さんにくれぐれも修煉を怠ってはならず、くれぐれも法の勉強を緩めてはならず、必ず真剣に勉強すべきだということを教えました。今までしっかり勉強しなかった人は師父が今日もう一度話したので、帰ってから必ず真剣に法を勉強し、修煉し、考えがほかのことに気を取られてはいけません」。『各地での説法十一』、「大法弟子は必ず法を勉強しなければならない」と説かれました。
師父のこの説法を学んで「毎日学法していますが、本当に法を得たのでしょうか?」と自分自身に問いかけました。そして、師父の教えを理解し、学法と煉功を強化し、正念を強化しました。
師父からの悟らせにより、長年の口論の中でいつも私が勢い強く声が大きかったことを夫に告白しました。「長年にわたって、ごめんなさい。全て私の過ちでした。ずっとあなたを恨み続け、あなたに害を与えてしまいました。今後あなたに倍も倍も優しくし、すべての執着心や悪い心を取り除きます。それに、あなたの妹や息子の嫁に対するすべての怨みを全て心から捨てます。これから何をしても、他人のことを優先に考慮するように修めたいです」と夫に謝りました。私が謝ることを聞いたこともない夫は、最初は驚きました。またすぐに「これは何もかもあなたの過ちとは言えません。長年私は夫としても父親としても責任をしっかり果たしていませんでした。自分がうまくできていないせいで、あなたの不満を招いたことを自分でもわかっています」と心から応えてくれました。「夫もまた師父が私を高めるために按排された存在なのです。人と人との間には因縁や業力の関係があり、もしかしたら私は前世で誰かに対して悪いことをしたため、それを償うべき業力なのかもしれないし、執着心を取り除くべきなのかもしれない」とわかりました。
大法は本当に奇跡的です! 師父の教えに従い、内に向けて探し、執着心を見つけた途端、すぐに体が軽くなり、元気になりました。まるで肩から重い荷物を卸したようでした。以前体調不良の時、真相を伝えることはしてはいますが、心の中ではプレッシャーを感じていました。しかし今は全く違います。これからはもっと多くの真相を伝え人を救いたいと思います。
意気地のない弟子のために、多くの難を受け持ってくださった師父に心から感恩します。今世師父の弟子でいられることを最も幸運なことと感じています。もっともっと多く学法をし、師父が教えてくださった三つのことをしっかり行い、絶えず内に向けて探し、師父を信じ、大法を信じ、修煉を初めた当初の時のように、法を正す時期の大法弟子として、師父を安心させ、たくさんの衆生を救えるように頑張りたいと思います。