師父の新しい経文を読んで泣いた
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文/米国の大法弟子

 【明慧日本2023年10月14日】師父は、2023年8月31日と9月1日に二つの経文を発表されました。たまたま長い週末だったので、私はそれらを暗記するつもりでした。 『険悪を遠ざけよう』を読み始めたとき、私は突然涙を流し、長い間泣きました。

 なぜ泣いたのか自分に問いました。 おそらく私の修煉が十分にできておらず、師父と法を完全に信じていなかったので、私の人間のわかっている一面が反応したのだと思います。

 師父は『北米での巡回説法』の中で「皆さんにお聞きしますが、もし衆生を救い済度することがまだ十年かかるのであれば、皆さんはやりますか?」と説かれました。

 また師父は『二〇〇五年サンフランシスコ法会での説法』の中で「オリンピックまでまだ数年の時間があるようで、邪党がそのときまで存続できるかどうかがまだ分かりませんが、面目を誇示する機会を与えるかどうかは人間が決めることではありません」と説かれました。

 しかし時が経っても、中国共産党はまだ存在していました。 私はそれについて不平を言いませんでしたが、師父が約束を守られなかったのではないかという考えを抱きました。

 数年前、私は大法関連のプロジェクトを行っているときに極度のプレッシャーにさらされました。少人数ではありましたが、重い仕事を任され、短時間で終わらせて高い品質を維持することが求められました。 毎日、自分の仕事を完了した後、協調人やチームメンバーから、自分の仕事を改善する方法についてのフィードバックを受け取りました。 他のプロジェクトも並行して行っていたため、非常に疲れていて、自分の能力が限界に達していると感じました。

 そのような状況下で、私は非常に強い憤りを抱き、改善のための提案を受け入れることを拒否しました。 私は同修たちとよく腹を立てました。 私は自分の修煉の目的を疑い始めました。より高いレベルに到達するために修煉においてより高い次元に到達することに何の意味があるのでしょうか?

 とても危険な状況に陥っていました。 夢の中で私は険しい崖を登っていました。 眼下には底なしの深い淵がありました。

 師父は私に法をもっと勉強しなければならないと多くのヒントを与えてくださいました。 私は『道法』という経文と師父の他の各地での説法を暗記していました。 また、明慧ネットで共有記事をさらに読みました。私は自分の思想業が、私に干渉していることに気づきました。 ある学習者の質問に答えて、師父が、修煉者が修煉に興味を失ったら、邪悪な要素が邪魔をしているのだ、というようなことをおっしゃったことを覚えています。

 私は、不平を言い、修煉に興味を失っているのは「偽りの自分」であり、師父と契約を結び、師父の法を正すのに協力することを誓った「本物の自分」であることに気づきました。 私は「偽りの自分」をなくすために正念を送り始め、その後、ついに艱難を乗り越えることができました。

 映画「出エジプト記」では、モーセがイスラエル人を率いてエジプトから脱出しました。 神は彼に約束の地カナンまで11日間で歩くように命じましたが、その旅は結局40年かかりました。 モーセに従っていたユダヤ人たちは、モーセが紅海を割ったのを見て神に感謝し賛美しました。 しかし、困難に遭遇すると、彼らは神への信頼を失い、神について不平を言うことさえありました。 彼らの不平や偶像礼拝などの罪の結果、イスラエルの成人のほとんどは約束の地に入ることが許されませんでした。

 私がこんなに泣いたのは、私の人間のわかっており、師父が私を救おうとして費やされた努力を知っているからだと思います。しかし、私の不平と疑いのせいで、私の宇宙の一部は破壊され、いつか私は「約束の地」に入る資格を失うかもしれません。

 私の長年の修煉を見てみると、数年前はあまり良くなかったのです。 もしあの時、法を正すことが終わっていたら、私は師父が私に修煉の際に設定された望ましいレベルに到達できずに破滅していたかもしれません。 今では、すべてがいつ終わるかについてはもう考えていませんが、師父が私と私たち全員のためにしてくださったすべてに感謝の気持ちでいっぱいです。 どんなに時間がかかっても、最後まで師父に従って修煉の道を歩んでいきたいと思います。

 上記は私の限られたレベルでの理解です。 不適切な点があれば指摘していただくことを歓迎します。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/7/465058.html)
 
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