スマホ依存から抜け出す方法について
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年10月19日】今、同修の中には、仕事でWeChatや他のソフトを使わなければならない人もいます。そのため、ガラ携帯に乗り換えることは現実的ではないと思います。

 まず、私がどのようにしてスマホ依存をやめたかについて述べます。私は毎日仕事が終わるとスマホを車の中に閉じ込めて、家に持ち帰らないようにしてます。そうすると、手元にないので、いじりたくてもいじれません。そうすれば、学法煉功に集中できます。あるいは、ロックをかけられるアプリをダウンロードしておいて、家に帰ったら、電話以外の機能をすべてロックするといいです。一つ目の方法がより実用的だと思います。

 営業や接客業で、仕事が終わってからも電話をかける必要がある場合は、ロックアプリを使って、必要なアプリ以外をロックするといいです。

 スマホ依存の同修に、必要な時以外は、やはり携帯を自分の車や電気自動車に閉じ込めることをお勧めします。それが一番効果的です。

 私は上記の方法を使ってかなり役に立っていますが、意識しないときは、やはり執着心に駆られ、スマホをいじってしまい時間を無駄にしてしまいました。

 スマホは大きな問題で、修煉者を精進から遠ざけてしまいます。色欲は修煉者にとって死活に関する難関であることは、「法」にも書いてあります。しかし、私的には、若い同修にとって、スマホへの執着は今や色欲心よりもさらにひどいものだと思っています。そう言っても過言ではないくらい、今では80、90歳の老人を除けば、誰もが多かれ少なかれスマホに執着しているようです。

 スマホをいじらないようにしたい、スマホのことを考えないようにしたいと本気で思っても、これを実行するのは本当に難しいことです。なぜなら、たとえ脇に置いていじらないようにしても、執着心に駆り立てられていじるようになるのです。

 師父は『各地の説法十五』「二〇一九年ニューヨーク法会での説法」の中で明言されています。「人間には中毒という言葉がありますが、中毒とは何かを教えます。医学的に、快楽を司る神経が刺激され、発達すると依存症になると言われていますが、そうではありません。どういうことでしょうか? 時間が経つにつれ、あなたの体にあなたの姿形と全く同じもう一人のあなたが出来上がります。このもう一人のあなたは執着によって構成され、あなたを制御しています。とても強い執着があなたの姿形を形成したため、あなたの心を制御してしまうほど強い力を持っています。とても強い心によって形成されたからです。

 麻薬中毒も同じです。麻薬なんか大丈夫、少し摂取しても問題ないと言っている人がいます。確かにいい気分になりました。もう一度やってみましょうか? それも大丈夫でした。じゃあ、もう一回? もうおしまいです。コントロールできなくなりました。なぜでしょうか? 麻薬の成分は体内に摂取されると、あなたの体の中に薄くて淡いあなたを形成しました。毒性が強いから、一回でできてしまいます。二回目摂取すれば、この薄くて淡いあなたが少し濃くなります。吸うたびに濃くなり、ますます濃くなり、逞しくなっていきます。このもう一人のあなたは人体のすべての構造、思惟まで備えており、麻薬の魔性によって構成されたあなたになります。もちろん、このあなたは麻薬摂取以外のことにまったく興味はありません。麻薬がなければ、麻薬をやめれば承知しなくなります。なぜでしょうか? すでに生き物になったからです。生き物になってその後どうなるのでしょうか? 皆さんが分かっているように、麻薬を摂取しなければ、もう一人のあなたは体の新陳代謝とともに薄くなり、徐々に薄くなり、死んでしまうのです。死にたくないので、薬物を吸入するようにあなたをコントロールし、もう一人のあなたを増強するのです。

 パソコンやゲームに依存する場合も同じ作用が働いています。同じ仕組みです。やめてしまえば、この私を死なせる気かと承知せず、どうしても画面を見るようにあなたをコントロールするのです。見ないのですか? 仕事に対しても勉強に対してもやる気がなく、頭はパソコンやゲームのことでいっぱいで、夢にまで出てくるようにするのです。

 このスマホを手にした途端、限度なく夜中までいじってしまった結果、学法、煉功の貴重な時間を無駄にしてしまうことになりかねません。長く続くと、精進ができなくなってしまいます。時間はすべてスマホをいじることに使われ、学法、煉功をしていません。そのため、どんどん下へ落ちていきます。さらに、インターネットにはポルノや人間性の歪んだものが溢れていて、人はそれに中毒になり、抜け出せなくなります。そういったポルノ的なものを見なくても、ゲームをしたり、ティックトックなどを見たりするのも同じ状態になります。リラックスするためにゲームをしたり、ティックトックを見たりするという人もいるかもしれません。実際、彼自身もこれらは言い訳に過ぎないことを知っています。リラックスしたければ、しばらく座禅すればいいのではないでしょうか。あなたの状態を少し良くすることもできます。実際、理はこんなにも簡単なのです。

 というわけで、この面においてなかなか抜け出せない同修は、冒頭に書いた2つの方法を試してみてください。

 スマホは学法と明慧ネットを見る以外は、本当に全くプラスな作用を働かないものです。私は、学法と明慧ネットを読むためのスマホと、普段使っているスマホとを分けることを勧めます。これは師と法に対する敬意の表れであり、自分の安全に対する責任の表れでもあります。何しろ中国国内のスマホは悪党(中国共産党)に監視されているのです。

 私はスマホに多くの時間を浪費してしまって、ようやく修煉の道に戻ることができました。この記事でスマホの危険性について話し、まだ深く陥っている同修がこれを読んで、すぐにスマホを手放し、自身を正すことを願っています。師父が按排してくださった修煉の道に早く戻らなければならなりません。旧勢力に支配され続け、旧勢力が按排した前途のない道を歩むようなことがあってはなりません。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/15/467122.html)
 
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