【5.13応募原稿】伝統を厳守し美をもって人を育てる(3)
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文/中国の大法弟子 文心

 【明慧日本2023年10月20日】(前文に続く)

 四、大法は私の智慧を開いてくださり教学上で多くの成果をもたらせてくださった

 今の中国は、利益の誘惑の下で、すべてがお金と利益を優先する傾向があります。児童美術教育の分野も、利益を追求する場所となっていました。利益を追求するために、多くの人々がさまざまな方法でお金を稼ぐ機会を提供し、例えば等級評価、画集の作成、全国ランキング、そして生徒がコンテストに参加して賞を受賞させるなど、お金を支払わせる名目が巧妙に設定されていました。そして、その後、比率に応じて賞を受賞者に割り当てましたが、明らかにお金を支払わせるためのこの種のコンテストでの賞の価値は非常に低いことがわかりました。たくさんのコンテストが存在し、そのテーマは明白に中国共産党(以下、中共)を賞賛し、中共を美化するテーマでした。

 私は大法弟子ですので、すべてを高い基準で評価すべきだと考えました。教育の過程で利益のみを追求することは絶対に許されず、名誉に対するアプローチも「不正な手段を選ぶのではなく、正当な手段を選ぶ」べきでした。教育とコンテストへの参加の両面で正道を歩むべきです。したがって、私たちは政治洗脳や商業的利益の介入がない正統なコンテストにのみ参加しました。

 私たちは生徒にコンテストに提出するための作品の制作を指導し、中共を賛美し、中共の評判を高めるような作品や、変質した、変異した作品を描かせませんでした。そして、中共への賛美や称賛する要素が子供たちの作品に入らないようにしました。これは、私たちの選択肢が制限されるように思えるかもしれません。しかし、驚くべきことに、私たちが正統な作品を堅持すると、しばしば省レベルのコンテストや全国大会で大きな賞を受賞し、全国大会などの高水準のコンテストで何度もトップの成績を収め、省全体や国全体の大会で何度も団体で第1位の好成績を獲得しました。さらに、いくつかの大会では、私たちの参加作品が伝統的なスタイルを守り続けたため、審査基準を調整し、変形や創新的な作品を評価対象から外すように変更しました。徐々に、現実の対象を描写する伝統的な作品が評価されるようになりました。伝統的な作品が評価されるようになったこの変化は、私が過去の大会の作品集を分析することで明らかになりました。

 一度、私たちのアトリエは国家レベルの権威ある美術機関が主催した公益の大会に出品し、全国規模でトップの成績を収めました。金賞の作品だけでも、私たちは約20個の賞を受賞し、コンテストの金賞の10%を占めました。子供たちの作品も審査員たちの心を打ちました。コンテストが終了すると、大会の実行委員会から書記と秘書が派遣され、北京からわざわざ私たちの小さな町に飛んで来て、子供たちの美術教育について取材しました。実行委員会の秘書は私に「この選考に参加したのは、全国の美術大学から来た教授と、児童美術教育の専門家でした。作品を審査する際、最初に電子版を見ました。教授と専門家たちは最初に一線都市からの参加作品を選り分けましたが、品質は平均的であることが分かりました。1名の審査員が貴アトリエの作品を開いて見た結果、生徒たちの作品が非常に優れていると考え、興奮して他の審査員に推薦しました。その結果、現場のすべての審査員が同時に貴アトリエの作品を鑑賞し、皆、貴アトリエの教育が非常に優れており、生徒たちの作品は特徴的で非常に高品質であるという評価で一致しました」と言いました。

 名誉に対するアプローチにおいて、私は名誉を少なく得ることを選び、子供たちに正統な絵を描くことを指導し堅く守ってきました。また、中共を讃えるコンテストには参加せず、中共の広告塔にはなりませんでした。それどころか、他の人が達成できない栄誉を何度も受賞しました。コンテストへの参加を通じて、師父が説かれた「伝統に戻れば、路は天に通じる」[3]を実証しました。

 結び

 コンテストの成績は全て、私が法輪大法を修煉し、師父の教えに従って児童美術教育で伝統的で正統な道を歩んだからこそ得られたものだということを、私は知っていました。私たちの美術教育での成果は、大法弟子が大法を修煉し、高い基準で自分に要求すれば、仕事で卓越した結果を出すことができることを実証し、大法の超常さとすばらしさを実証し、また大法が人類社会のあらゆる分野にもたらす正のエネルギーを実証しました。大法の要求に従って、私は教育活動において高い基準で自分自身を照らし合わせ、また美術教育においても高い基準を持っていました。大法の高い基準で照らし合わせたことが、保護者たちに大法の真相を伝える良い機会を提供し、一部の保護者は大法の真相を理解し、中共の組織から離れ、大法と大法弟子を支持する善行を行いました。

 師父は『美術創作研究会での説法』を2003年7月21日に発表されました。当時、私が児童美術教育に携わってまだ2年も経っていませんでした。師父の美術に関する説法を学ぶことは、私にとって非常に重要であると感じました。後に、私は師父の音楽や舞踏に関する説法を学び、神韻公演のビデオを拝観しました。神韻のステージ上で見られる高貴で華麗で、純粋な舞台意匠(訳注:舞台上のセットや照明、音響、衣装などの要素)や俳優の衣装、特に時間と空間を変化させる壮大なバックスクリーンは、まるで天国の世界から来たかのようで、非常に優れており、非常に神秘的でした。私は「師父は本当に素晴らしいです。師父は私たちの修煉だけでなく、衆生のために心を尽くされ、人類にまったく新しい芸術をもたらしてくださいました!」とよく感動しました。

 慈悲で偉大なる師尊にお礼を申し上げ感謝申し上げます!

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「普く照らす」
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「はっきりと目覚めよ」
 [3] 李洪志師父の経文:『造り直す』

 (明慧ネット第24回世界法輪大法デー入選文章)

 (責任編集者:斉昕宇)

 (完)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/26/460171.html)
 
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