ある爆発事故 師父のご加護のもと無事
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年10月23日】私は化学工業会社で働いている年配の大法弟子です。可燃性および爆発性が非常に高い高温作業の仕事に従事しています。ある日の午後、私が働いている工場で爆発事故が起きたのですが、師父のご加護のもと、私は何事もなく無事でいられたのです。

 その日、昼食を済ませた私は作業に戻ったのですが、生産ラインに異常が発生していました。そのため、すべての作動している機械を止め、電気も切る必要がありました。

 当時、同僚の女性は入社したばかりで、作業はまだ出来ませんでした。そのため、私は彼女と各機械の電気ブレーカーを下ろしていくことにしました。

 機械がすべて止まると、ちょうど彼女は私の後ろに立ち、先に作業台から降りました。次の瞬間、巨大な爆発音が轟きました。その女性は、泣きながら出入り口まで猛スピードで走って行ってしまいましたが、私もとても驚きました。この瞬間、工場内は黒い煙が充満しており、我に返った私は消火器を持って消火作業に取り掛かりました。

 爆発が起きたとき、工場内すべての作業員が外へと走っていきました。しかし、私の姿だけ見当たらなかったので、誰もが助からないと思っていたのでした。

 黒い煙が徐々に減っていき、工場内の様子が見えるようになると、皆私の名前を大声で叫びながら工場内に入り、私を探しました。

 爆発後、2台の消防車が来ましたが、燃え上がっていないのを見てそのまま去っていきました。

 会社の幹部たちも現場にやって来ました。この時、煙が徐々に消えてなくなり、私がまるで戦場から降りて来たばかりの兵士のように真っ黒な顔をして、服も原形をとどめていない姿を見て、「無事だったのか! 本当によかった!」と誰もが安堵しました。私はその場で「師父が助けてくださったのです」と言うと、あの女性作業員が慌てて駆け寄ってきて、「口にしないほうが良いですよ。身の危険を招きます(当時はまだ迫害の初期だった)」と言いました。

 特にけがもしていない私を見て、皆が驚き、誰もが奇跡だと感嘆しました。

 後になって爆発の原因がわかりました。どうやら高温作業ミスで、機械から発する熱流が逆戻りし、爆発性物質に引火したようでした。爆発の威力は非常に大きいものでしたが、不思議なことに機械と私の間に分厚い金属板が立っており、それが私から2メートル近く離れていたのでした。爆発は私に及びませんでした。人々は不思議がっていましたが、私は師父のご加護であるとはっきりと認識していたのです。

 あれから真相を知った人々は、大法を認めるようになり、私も修煉する決意がさらに強くなったのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/17/467066.html)
 
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