新しい学習者「大法との貴重な縁を大切に」
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年10月29日】私は41歳で、今年の2月に法輪大法の修煉を始めたばかりです。この6カ月間で、私は計り知れない驚きと心性における道徳の向上を経験しまし。私自身、肉体的にも精神的にも大きな変化を経験しました。私は李先生が用意してくださった道をしっかりと歩み、熱心に修煉して行きたいと思い、私の経験したいくつかを皆さんと共有したいと思います。

 大法を得るのは簡単ではない

 法を得ることは簡単ではありませんでした。私が『轉法輪という本を初めて目にしたのは何年も前、中学生の時、同級生の家に行った時でした。気功に興味があったので、本の表紙に惹かれました。友達は、それは彼の祖母のものだから、触ってはいけないと言いました。目次を見るだけと約束したら、ちょっとだけ見せてくれました。

 その後、本屋でその本を見つけて、数ページめくってみました。この本は法輪大法について説明されているように感じましたが、煉功については書かれていませんでした。それで私はそれを元に戻して、法輪大法を修煉する機会を逃しました。

 2012年、私は法輪大法の迫害について知り、加入していた中国共産党から脱退しました。私はインターネットにアクセスして、法輪大法に関連するものをすべてダウンロードしました。私は師父の教えを読み、煉功を学びました。しかし、私は実際に修煉したり、内面に目を向けたりしていませんでした。

 私は大法の資料を自分のコンピュータのフォルダーに保存し、それから11年間見ていませんでした。以前に読んだ部分は思い出せませんが、法輪功真実と迫害の実態の内容と、中国共産党の組織を辞めたことだけは覚えていました。

 新型コロナウイルス感染症が流行する直前の2019年10月に私は仕事を辞め、その後3年間は自分のビジネスを立ち上げて経営することに集中しました。

 ある日、私は妻に法輪大法の話をして、突然、「法輪功を修煉してみたらどうだろう」と思いました。長年の不規則な生活のせいで、私の健康状態は悪化し始めました。何年も気功を煉功していましたが、あまり効果がないようでした。

 この考えを念頭に置いて、私はオンラインで入手した『轉法輪』と師父の他の説法を読み始めました。読めば読むほど、特に大法の奥深い歴史的背景、宇宙の構造、現代科学技術の限界などについて読みたくなりました。

 私の心の許容量は、師父の説法を読んで吸収してきた膨大な量の知識を収めるのに十分な大きさではないと感じました。他に話す相手もおらず、妻と一日中話し倒れそうになるまで交流しました。

 師父は説かれました。「多くの人は長年の煉功を経てきていますが、煉功したことのない人もいます。ところが彼の一生の中に真理や、人生の真諦(しんたい)に対する追求があり、思索があります。そんな人はいったんわれわれの法輪大法を学んだら、人生の中で知りたくても答えが得られなかったたくさんの問題がたちどころに分かるようになります。思想の昇華に伴って彼は非常に感激することになります。これは間違いのないところです」(『轉法輪』)

 私はまさに師父が説かれた通りのことを経験しました。私が熱心に説法を読んでいた日々、師父は私の身体を浄化して下さいました。ある日、寝ているときに誰かが私の百会穴(頭頂部)を叩いたような気がしました。それから数日間、私はただの夢ではない不快な夢をいくつか見ました。師父が他の次元での業の借りを返すのを手伝って下さっていると感じました。二度目の夢の中で、私は自分の身体の中に炎を見ました。

 その後、私が情欲の関門の試練を受けていたとき、師父は夢の中でヒントを与えて下さいました。パソコンを整理していたら、ダウンロードしたものの11年間読んでいなかった大法資料のファイルを見つけました。これまでのことを振り返ってみると、法を得るのは簡単ではなかったと深く感じています。

 最初の試練

 法輪大法の煉功を始めてから私が受けた最初の試練は、妻が人前で怒り私を叱ったことでした。妻と私は朝食をするためにレストランに来ていました。彼女は些細なことで激怒し、私を大声で叱り始めました。彼女の怒りはさらに強まり、私の頭を指でつつきました。

 レストランは混んでいて、何が起こっているのか誰もが聞いていました。何人かが振り返って私たちを見ました。私は師父に試されていると分かっていたので妻の怒りには反応しませんでした。私はこう思いました。「何でもない、さあ、もっと厳しくしても大丈夫」

 家に帰る途中、妻はまだ怒っていて、私を叱り続けました。私たちが家に帰ると、彼女はドアを閉めるとすぐに私の顔を叩き始めました。私は眼鏡を外し、顔の反対側を彼女に差し出しました。彼女はためらうことなく、何度か強く叩きました。私は彼女の怒りに全く反応しませんでした。なぜなら、彼女は私の業の返済をするのを助けてくれていると同時に、私に徳を与えてくれていることを知っていたからです。

 彼女は疲れ果てるまで私を怒鳴りつけ、それから寝室に入り、母親に電話して不満をぶちまけました。私はソファに座って、明慧ネットの体験文章を読み始めました。そのうちの1つは、人生の前半で多くの苦しみを味わった高齢の修煉者によるものでした。彼女は悲惨な子供時代を過ごし、夫が賭博師で、健康状態が悪く、さまざまな病気を抱えていました。彼女はとても惨めな気持ちになったので、何度も自殺を試みました。

 彼女が法輪大法を修煉し始めた後、私たちの慈悲深い師父は彼女に新しい命を与え、彼女は肉体的にも精神的にも驚くべき変化を経験し幸せになりました。

 文章を読みながら私は涙が止まりませんでした。妻に聞こえないように、大声で泣かないように努めました。私は大の男なので、ひどい不当な扱いを受けたり、怪我をしたときでも、涙を一粒でも絞り出すのは難しいのですが、その時は赤ん坊のように泣きました。最初の試練に合格し心性が向上し、本当の自分に戻れる事が出来たと感じました。

 それ以来、明慧ネットの体験文章を毎日読んで、感動して涙することがよくあります。

 法を悟る方法を学ぶ

 師父は時々私にヒントを与えて下さり、私は徐々に自分自身を修める方法を学びました。頼まれてもいないのに家事もするようになりました。

 我が家には蒸し器がありますが、長い間きちんと綺麗にされておらず、厚い油の層で覆われていました。ある日、徹底的に綺麗にしたいという衝動に駆られました。油を洗い流し、新品のように輝くまで外側を磨きました。妻は笑って私にこう言いました。「わあ、あなたは私に小言を言われなくても家事ができるようになったのね。かなり上手よ」。私はこれも修煉だということに気づきました。

 若い頃の経験を思い出したことも役に立ちました。とても痛い手術を受けて、自分ではどうすることもできず、耐えられないほどの痛みに耐えていた時、温かい手が差し伸べられ手を握ってくれました。私はすぐに気持ちが強くなり、手術が終わるまで耐える事ができました。

 師父は説かれました。「本当に病気になった時でも、七分は精神的要素によるもので、三分が病気です」(『轉法輪』)法に基づいた強い正念があれば、私たちは困難を乗り越えることができるのです。

 大法との神聖な機縁を大切にする

 私の妻は煉功していませんが、法輪大法と深い機縁を持っています。私が修煉してきた半年の間、彼女は少なくとも3回は夢の中で師父の声を聞いたと言いました。彼女は、最初の2回の夢では誰かが自分に話しているのを聞いたが、何を言っているのか理解できなかったと話した。

 3番目の夢では、声は修煉に関する彼女の質問に答えました。彼女が「坐禅で足を組むのが怖くて、今は修煉したくない、まだあれもこれもやりたい」と言うと、その声は彼女に優しく言いました。「やりたいことをやれば良いのです。最終的には修煉することになるでしょう」

 私は妻の「誰もが法を得ることが出来るわけではない、克服すべき障害は常に存在する」という言葉に感動しました。

 何年も前、私は「法輪大法」という言葉を聞くとすぐに警戒してしまいました。修煉の事実を知ってから、私は徐々に修煉の必要性に目覚めました。

 私は初期の頃、あらゆる偏執的な観念のせいで法を得ることができませんでした。私は、気功は思想や技術的な意図だけだと思っていて、実際に心性(人格)を修煉する必要があるとは知りませんでした。私は法輪の存在を信じておらず、体の経路やツボに夢中でした。私は道教を支持しており、仏教に対しては若干の抵抗を感じました。私は神仏をあまり敬わず、運命なども信じていませんでした。そうした考えと共に、私は一般の人々の中で何かを達成しようとすることに焦点を当てていました。

 師父は『轉法輪』でこれらすべての問題を非常に明確に説かれています。当時、私が法を注意深く読んでいたなら、これらの障害はすべて突破していたことでしょう。

 今、思い返してみると、高校の同級生の祖母が法輪大法を実践していて、本当に羨ましいです。夢の中で師父からヒントをもらった妻が羨ましいです。また、私は法輪大法学習者が人々を救おうとする努力にしばしば感動して涙するので、彼らが羨ましくもあり尊敬しています。何よりも、法輪大法の学習者が運営する明慧ネットを通じて、私が法を得ることができるように師父が案配して下さったことに、とても感謝しています。

 私は非常に新しい学習者であり、私の修煉段階では法への理解が限られており、不適切な点があれば慈悲のご指摘をお願い致します。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/15/463921.html)
 
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