ご恩に感謝する
■ 印刷版
 

ーー新経文『師父の家族に正しく接する』を読んでの理解

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年10月30日】歴史的に見れば、創世主が神々に人間を作らせるとき、すでに人間の体内に、「恩を知る」という必要な要素を埋め込みました。それは将来、宇宙で法を正すときに使うためです。

 慈悲深い師父は、何度も私たち大法弟子を見つけ、何度も私たちと直系親族の関係になり、聖なる縁を結び、私たちの体内にある「恩を知る」という要素を培い、その要素をいつまでも変わらずに維持し続けるようにしてくださいました。受けた恩に感謝する心は、人間の道徳的水準を非常に高いレベルに維持することができます。

 現在、私たちは幸運にも、「真・善・忍」という宇宙大法を得て、20年以上にわたって真に修めてきました。慈悲深い師父は、私たち大法弟子に多くのものを与えてくださいました。師父の法を正す歩みに歩調を合わせる大法弟子たちは、師父によって新しい宇宙の正しい覚者へと成就します。私は、師父が歴史の中で大法弟子たちと結んでくださった聖なる縁に感謝します! 師父が私を大法弟子に選んでくださったことに感謝します! 師父が大法弟子のために業力を滅し罪業を受け持ってくださっていることに感謝します! 師父が大法弟子に対して細部にわたって苦労し加護してくださっていることに感謝します!

 真の大法弟子の師父へのご恩に感謝する心は、人間のところでは、師父を尊敬し、師父を畏敬し、師父を心の中で第一に置き、師父の言葉を真に聞き、師父の言うことに従って実行し、真に修煉することです。私たちが1年に4回(お正月、5月13日の法輪大法デーと師父の誕生日、中秋節、元旦)明慧ネットを通じて、手製のグリーティングカードやと祝賀の言葉で師父へのご挨拶と祝賀を申し上げることに意識的に参加することも、歴史の証として未来に残されると思います。

 しかし、長い宇宙の歴史の中で、宇宙の「成、住、壊、滅」という規律の進化に伴い、人間の心、考え方や行動も変化しました。特に中国共産党の邪党文化の浸透や、地球外生命体による近代科学技術の強引な教え込みによって、多くの中国人の人体の「恩を知る」という要素が埋もれて、感謝の仕方が分からなくなりました。甚だしきには多くの中国人は冷たく、無関心で無感覚になりました。大法弟子の中にも常人の考えで問題を見ていて、満足できないとなると、師父に文句を言い始める人さえいます。

 師父は説法で2回も法がこの世を正す時期に、世に繁栄の全盛期が来ることを言及しました。2007年7月22日、師父は「人類が大淘汰される中に、一部の良い人が未来の人間の種として残され、同時に、法がこの世を正す時期に大法のために、人類が大法に恩返しするという栄光の時期を切り開く必要があります。つまり、大法の人類社会での全盛期が現れるということです。これは歴史の中で必ず現れることです。人類は恩を知らなければなりません」 (『各地での説法八』「米国首都での説法」)と説かれました。

 師父は「そうですね。大法弟子として、皆さんに教えますが、本当により多くの人を救うべきです。なぜなら、当初、私は次のように按排したからです。つまり、人間が未来において大法に恩返しすることを按排しました。すなわち残った人が大法のために最も輝かしい時期、全盛期を切り開くのです」(『各地での説法十二』「二〇一二年米国首都国際法会での説法」)と説かれました。

 私はこのように悟りました。「法がこの世を正す時期が来ると、生き残った幸運な人々は皆、師父に、大法に、大法弟子に限りなく感謝し、法輪大法が人間界での全盛期を迎えるのです。皆が師父に感謝し、大法に感謝し、大法を支持し、大法弟子を敬服するのです」

 しかし、これは、法を正す時期の大法弟子たちが法を正す修煉の道で、修めてでき上がったものによる結果だと思います。私は、「他の空間の神がそれらを行っているが、人間界の大法弟子たちも、師父の『法を正す』要求に従って協力し、修めなければならない」と悟りました。

 私たちは、共産党の文化、宇宙人の現代科学、道徳的に堕落した人々の考えと行動、自己保身の利己心、修煉を緩める人心、「三日坊主」の行為、人脈で近道をしようとする考え方、責任逃れの心、安逸心などなど、これらすべてを早く修めて取り除く必要があると思います。これらの汚れは「恩を知る」という要素を覆い隠し、この要素の機能を失わせてしまうのです。

 大法弟子たちは、心の底から師父を感謝する気持ちがあれば、師父の教え通りに従い、自らを修め、執着を取り除き、世人を救い、誓いを果たすことができると思います。

 【編集部注:この記事は、修煉の現状についての筆者の個人的な理解を表したものであり、同修と切磋琢磨しながら「比して学び、比して修す」していきます】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/25/465678.html)