書店で働いた貴重な時間
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文/中国内モンゴルの大法弟子

 【明慧日本2023年10月31日】「文化大革命」の中で、私の一家は父と一緒に農村に下放(かほう:国民を地方に送り出す政策のこと)されました。両親は身体が弱いため、私が毎日辛い農作業をしなければなりませんでした。結婚した後、夫はいつもギャンブルをして、負けると家に帰ってきて私を殴りました。1988年に夫と離婚した後、私は幼い子どもを一人で育てることになり、貧しい生活を送っていました。

 1993年に、私は地元の大型書店に転職しました。当時、私は心臓病、胆嚢炎、子宮筋腫、片頭痛、リューマチを患っていました。私の家庭状況と体の状態を知っていた同僚たちは、皆私のことに同情してくれました。

 同僚たちは皆「大法は素晴らしい」と言う

 1997年に、私は法輪功を学び始めました。『轉法輪』を学んでいるうちに漢字を少しずつ覚えました。暗くて憂鬱な顔が明るくなり、激しい気性がよくなり、タバコや酒もやめ、そして前夫への恨みを捨てることができました。私を苦しめた病気はすべてなくなり、毎日穏やかで幸せでした。

 同僚たちは私の修煉前後の変化を目の当たりにし、皆「法輪大法は素晴らしい!」と言っていました。私が法を勉強する時に読めない字があれば、彼らはいつも親切に教えてくれました。課長は私の不思議な変化を見て、大法の素晴らしさを信じ、大法を修煉するようになりました。

 修煉してから、私は真・善・忍に従って良い人、より良い人になるべきだと分かりました。同僚が困っているのを見ると、私は自分が大法の修煉で心身ともに健康になった体験を語り、彼らに「法輪大法は素晴らし、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を唱えるようにと言いました。

 仕事において、私は毎日店内をきれいに掃除し、本がとても重いので、本を陳列する時は、できるだけ重いものを私が取って、他の同僚の負担を減らすようにしました。また、誰かが病気で休むと、私は自分から交代してあげて、休みを返すことを求めませんでした。同僚たちはとても感動して、家で作ったおいしいものを持ってきてくれました。私たちの班は私の影響で、仕事をさぼる人がなく、皆真面目に働き、互いに譲り合いますので、他の班は皆私たちを羨んでいました。同僚たちは、法輪大法が本当に社会の道徳を回復させる力を感じました。

 迫害の中で、同僚たちは正義と善良を固く守る

 1999年7.20、中国共産党(以下、中共)は法輪功への迫害を開始した。2001年のある日、私は中共の噓偽りの宣伝に騙された人に密告され、地元の610弁公室まで連行されて拷問を受けた後、留置場に入れられ、懲役1年の不当判決を宣告されました。

 職場の主任と2人の班長は、私が出勤していないのを見て、私の家に様子を見に行き、子供から私が連行されたと聞いて、同僚たちと一緒に公安局へ行って、私が良い人だと説明し、家に帰らせるように要請しました。

 公安局が釈放できないと返事をすると、同僚たちは警官に20人分の面会カードをもって行きドアを開けてほしいと要求しましたが、拒否されました。同僚たちは「それはダメです。職場の2つの班の同僚は、皆彼女に会いに行くと言っているからです」と諦めませんでした。

 十数人の同僚たちが食べ物を持って留置場に来てくれました。留置場の門を入ると、彼らは泣きながら大声で私の名前を呼んでいました。警官は彼らを止め、6、7人だけの面会を許可しました。面会室に入った同僚たちは、私が拷問で2つの手首の筋と肉が切れているのを見て、泣き出しました。彼らは警官に「彼女は良い人なのに、どうしてそんな扱いをするのですか?」と非難しました。

 その後、私は労働教養所に移送され、8カ月後に家族に迎えられました。家で学法煉功をし、 1カ月余りで手の感覚が回復し、動くようになりました。その時、書店の人事課長が私に電話をかけてきて「どうしてまだ仕事に来ないのですか?」と優しく言ってくれました。こうして私は再び書店で働くことになり、同僚たちは私の復帰を見て、とても喜んでくれました。

 同僚たちは相次いで「三退」を行った

 復帰した私は、修煉が向上するにつれ、以前よりも仕事ができるようになりました。体調が悪かったり、用事があったりする同僚がいれば、私は自分から手伝って仕事を多めにしたり、休みを交代したりしました。どの班の同僚たちも、私が自分の班のメンバーであって欲しいと願っていました。

 大法はまた私の知恵を開いてくださり、本の陳列や、顧客に書籍の紹介などをする業務能力が明らかに向上しました。顧客にもっと良いサービスを提供するために、私は販売に関する本をよく読んで勉強し、客が何の本を求めているのかを、すぐに正確に見つけることができました。客は私のサービスに満足しており、必要があれば、私に頼むことが多かったのです。事務所で働く同僚たちも私について「彼女の業務能力がこんなに高いとは、知りませんでしたね。知的レベルが低い人には見えず、教養が高いようです」と口を揃えて言いました。

 私は、同僚たちが師父によって私の周りに按排してくださった縁のある人だと思い、彼らに選択の機会を与え、淘汰の運命を免れさせるために、彼らに中共の本質を暴き、大法の素晴らしさと法輪功迫害の実態を伝え始めました。多くの同僚は中共の嘘と邪悪を見極めることができ、相次いで中共の各組織から脱退すると表明しました。

 書店の総会計士が卵巣癌に罹り、手術後の化学療法で髪の毛が全部抜けてしまいました。私は彼女がかわいそうになり、彼女に大法のことを伝えると、彼女の家族は皆三退しました。彼女の母親は、私が全身の病気が回復したことを知ったので、彼女にも大法を薦めました。私は彼女に『轉法輪』を贈り、煉功を教えました。しばらく経つと、彼女の体は奇跡的に回復し、真っ黒な髪の毛も生えてきました。彼女は『轉法輪』を多くの親戚や友人に読ませました。彼女の母親と娘夫婦は、彼女が大法を修煉して体が回復した不思議な経験を見て、大法の修煉を始めました。

 書店の理事長は、私のことを一番よく知っています。私が入社した頃、彼女はまだ総会計士でした。彼女は私の修煉から大法の素晴らしさを感じ、また、私が誠実で、善良で、真面目な従業員であることを知っています。その後、彼女は仕事が変わり、しばらく書店にいなかったのですが、私が迫害を経て仕事に復帰した後、彼女は書店の理事長になりました。私は事務所の同僚に大法を伝えたり「三退」を促したりする時、たまに理事長に会うことがあります。理事長は私を阻止したことがなく、時々私に大法の素晴らしさと迫害の実態を伝えるDVDを求め「(大法を)勉強しなさい」と励ましてくれました。

 ある日、理事長がわざわざ私を探しに来て、新しいダウンジャケットを私に渡すと「これは会議に出席した時に配られたもので、あなたにあげるわ」と言いました。私は「自分は大法修煉者なので、他の人の物をもらってはいけません」と言って断りましたが、どうしても私に押し付けるので、私は笑って「三退をしたい意味ですか?」と言うと、理事長も笑いながら「そういうことだ!」と言いました。私は「本名で三退しますか?」と聞くと、彼女は「そうです」とはっきり言った後、少女のようにぴょんぴょん飛び跳ねて行きました。生命の深いところで、自分が救われたことを喜んでいるのだと思いました。

 同僚の一人は、部隊から退役して書店に配属され、事務室で資料の印刷を担当しています。私は彼女に自分の修煉体験や迫害されたことを話し、法輪功迫害の実態を伝えました。彼女はとても驚き、このような邪悪なことが今の社会で起こっていることを信じられませんでした。その後、中共を脱退すると表明し、そして、私から大法の文句が書かれたお守りを2枚もらい、とても仲良くなりました。

 書店を退職した私は、先日、元の同僚に会いに書店に行きました。同僚たちは私に「まだ大法の本を読んでいますか?」と聞きました。私は「読んでいますよ」と言うと、彼らは「とても素晴らしい本です。どんな本もそれには及びません。しっかり勉強してください」と言ってくれました。

 結びの言葉

 書店の同僚たちは、私の修煉前後の不思議な変化と、一人の大法修煉者の誠実さ、善良さと堅忍を目の当たりにし、心から「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と称賛して、中共の醜悪と邪悪を唾棄しない人はいません。

  私たちの物語を通じて、より多くの人が「法輪大法は正法であり、法輪大法は素晴らしい」ということを理解し、大法の救い済度の貴重な機縁を見逃さないようにと願っています。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/25/467401.html)
 
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