決して師父の慈悲を冗談にしてはいけません
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 【明慧日本2023年11月22日】師父の新経文が発表されてから一か月以上が経ち、ネット上の文章の多くは海外学習者のものでした。中国国内の一部の地区では、あまり関心が払われていないようです。特に、農村の大法弟子は師父の新経文をもらっても一度や二度読んだだけで、どこに置いたかもわからなくなり、探すのが大変で、麻痺した状態に陥っています。ある同修は新経文をもらい、一見しましたが、師父は海外の大法弟子に向けて話しているので、自分たちには殆ど関係ないように思い、無視されています。

 師父の新経文を習い終わったところで、師父が2021年11月に発表された「目覚めよ」の冒頭にある「法が天体を正すことはすでに終了し、現在法がこの世を正すことに移行しつつあります。大部分の大法弟子は師父とともに法がこの世を正すことを行います」と説かれました。当時、同修と一緒にこの経文を学び、ある同修は「大部分の大法弟子は師父とともに法がこの世を正すことを行います。では、小部分の大法弟子はどこに行ったのでしょうか」と質問をしました。その時、肯定的な答えを出す勇気がありませんでした。

 師父は「険悪を遠ざけよう」の中で「宇宙で法を正すことも末後の時期に入り、この時期が終わったあと、厳しい選別と淘汰の過程があります。しっかりと自覚をもって行なってください!」と説かれました。

 個人的には、ここで言う「厳しい選別、淘汰」とは、誓約を守っていない、不合格、標準に達してない大法学習者のことだと思います。これは今分かっていることのほんの一部かもしれない、他の状況もありえるので、今考える必要はないです。

 師父は「大法修煉は厳粛である」の中で「修煉のできた人は功成って圓満成就し、新宇宙に帰り、自分の天国世界を主催します。修煉が成就できなかった人、誓約に違反した人、大法に罪を犯した人は、必ず命と引き替えに交わした約束を果たしていないことになるのです! ただ、師父は慈悲によってずっと機会を与えています。このような人は恩に感謝するのではなく、ひたすら執着を掴んで離そうとしません」「法を正すことは終わりに近づいており、旧勢力は真に修めていない、あるいは長期的に約束に違反し歴史の使命を果たせなかった一部の人を淘汰しようとしています」

 では、どのような人が真に修めていないのか。個人的には、常人の執着心を抱き放下しない人です。私の観察によると、ある同修は「修煉」を利益を得ることとしています。まず健康で、円滑な仕事や良い生活を送り、師父に守られて家族全員の無事安全で、すべての精力を常人の良い生活の為にし、利益を重視しています。

 特に、農村の高齢の60代、70代の女性同修、1日の朝早くから夜遅くまで、自分の家の農作業を終えてから、また人の野菜温室でバイトをしたりして、中には70代の同修は何度かの病業を師父に守られて、良くなるとまた仕事をやり続けています。ある70代の男性同修は、毎年出稼ぎに行き、1年間法を学ぶことが殆どできず、そして最終的に病業で入院しました。また、比較的若い50代の田舎の同修は、自分の温室で野菜を育てたり、数十エーカーの土地を契約してトウモロコシを栽培したり、一日中終わりのない農作業に追われ、懸命に働いています。大都市で働いている息子に家を買うためです。夫婦で頑張ってお金を稼ぐ同修もいますが、彼らの家に行って交流をすると、修煉の話題は30分も話しません。

 師父が私たちに健康な体を与えて下さったのは、修煉するためです。ある同修は過去に法を実証することに多大な貢献をし、長年刑務所で迫害されて、出所後は快適な生活を送り、もう貢献したくない、人を救うこともやりたくないし、もっとお金を稼ぐ方法だけを考えているのです。

 要するに、彼らが気にしているのは個人的な利益とお金だけであり、衆生の安否など気にかけていません。協調人が資料を持って来ても、もらいたくないので少しだけ受け取って長期間そのままで配布しないのです。私は農村の大法弟子にも接したが、精進した人は多くありません。殆どこの状態で、形式的な法を勉強し、法理を理解できず、悪党員に脅されるとサインをします。その後厳粛な声明を発表するのです。病業がきても乗り越えられず、病院に行ったり、家で薬を飲んだりして、真に関門を乗り越えられた人は少なく、高齢の同修はよく亡くなります。

 これらの同修は、生活の大変さでお金を稼ぐのではなく、お金への執着を手放すことができず、もっとお金を貯めたいと思っているのです。家族の情に執着し、子供や孫に大都市で家や車を買う為の資金を提供する人もいます。

 同修たち、自分の修煉状態を考えて下さい。ただ常人の中で良い生活を送るのではだめです。私たちは誓約を結んだ大法弟子です。私たちは宇宙の無数の衆生を救う使命と責任を負っていますが、私たちが自らをしっかり修煉できず、衆生を救うという誓いを果たせなければ、私たちに該当する天体は崩壊し、無数の高次元の生命が崩壊してしまいます。同様に、私たちが人々を救い、使命を果たさなければ、私たちは三界の生命に属していないため、どこにも行くことができません。もしずっと修煉しているようで実は修煉していない、真相伝えをしない人は自分を待っているのは淘汰しかないのです。これは私たちが望む結末ではないと思います。

 今から精進しても遅くないのです。法を多く勉強することからスタートしましょう。各地の講法も欠かさず、順番に一冊一冊を勉強するのです。自分が多く法を勉強して、法に同化すると自分がどれだけ幸運であるかを感じることができます。この機会を大切にし、自ら人の観念を抜け出して初めて、新しい宇宙に戻ることができるのです。

 今の日々は、師父の忍耐と多大な犠牲で存続しているのです。私たちがやるべきことをしなければ、師父にも私たち自身にも本当に申し訳ありません。私たちも生生世世で数え切れないほどの苦難を耐えてきて、今日の大法弟子になれたのです。

 師父の新経文を勉強した後、目が覚めたのです。私は文化レベルが低く、修煉次元が限られているため、言いたいことを十分に表現することができません。

 師父の法を基に、お互いに励まし合いましょう。

 「真相を伝え、衆生を救い、これはすなわちあなたが行うべきことです。これ以外に、あなたが行うべきことはなく、この世界であなたが行うべきことはありません」(『各地での説法十三』「二〇一五年ニューヨーク法会での説法」)

 「そのためあまり精進していない人、修煉しているようで実はしていない人がいます。しかし、考えたことがありますか? この世に来た時、かつて私と誓約を交わしたのです。それらの衆生を救い済度すると誓ったから大法弟子になれて、このことを行なうことができたのですが、あなたは誓約を果たしていません。あなたは誓約を全部果たしていません。あなたが受け持つ背後の、あなたに割り当てられたそれらの数え切れない衆生、厖大な生命群でさえ救い済度することができなければ、それはどういうことですか?! 単なる修煉が精進していないだけの問題でしょうか? それは極めて極めて大きな犯罪です! 罪はこの上なく大きいのです! 最後のとき師父のところに来て、「師父、私は修煉が良くできませんでした」と言えば済む問題ですか? あなたを見逃す者がいるのですか? それらの旧勢力はあなたを見逃すのですか? なんと厳しい問題でしょう?!」(『各地での説法十四』「二〇一六年ニューヨーク法会での説法」)

 師父は限りない慈悲の心を持っていますが、慈悲と威厳は同時に存在します。 法を正すことが終わり、全ての生命の立場が決められており、どこに行くかも決められています。今も師父は慈悲深く私たちに法を教え、引き上げてくださっているので、私たちは成功を目指して努力しなければなりません! 決して師父の慈悲を馬鹿にしてはいけません!

 「機縁は一度しかなく、放下できない夢幻が過ぎ去ってから、初めて何を失ったかを知るのです」(『精進要旨』「退職した後に修煉する」)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/14/468194.html)
 
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