師父と大法を信じれば難関を乗り越えられる
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文/河北省の大法弟子

 【明慧日本2023年11月24日】中共ウイルス(武漢肺炎)が蔓延した3年間、私は師父の教えを心に銘記し、毎日「三つのこと」ができるよう努力し、特に法をもっと勉強し、法に溶け込むようになりたいと思いました。法をたくさん勉強するうちに、私は法理で、「修煉者は業力を滅することと、ウイルスや細菌を消滅することができるので、病気がないのだ」と理解しました。この正念があって、当時、人々が恐れていた中共ウイルスは、私とは何の関係もないものだと思えました。私はただ師父と大法を信じ、心の中に恐怖を抱かず、人々を救うために毎日外に出て大法の真実を伝え、中共ウイルスが蔓延した3年間を平穏に歩んできました。

 しかし、大法修煉は厳粛なもので、大法修煉者は使命を果たす中で心性を向上しなければなりません。ですから、魔難に直面するとき、真に修煉しているかどうか、真に師父と大法を信じているかどうかは、単に悟り、理解するだけの問題ではなく、厳しい試練を受けなければなりません。その結果は普段の心性を如実に反映するものになります。

 一、高血圧の仮相が消える

 昨年4月末、歯を失って生活に支障をきたしたため、私はインプラントを選択しました。医師からは重度の歯周炎が原因だと言われたが、実は長年の修煉における私の根本的な執着心が原因で、修煉上の問題の積み重ねだと思います。インプラントを埋入するために骨造成の手術を受けなければならなかったのですが、手術前に血圧を測定したところ、170㎜Hgの高血圧でした。医師は、手術をするには薬を飲んで血圧を下げるしかないと言いました。それを聞いて、「これは仮相だ、修煉者は病気がないのに、何で薬を飲むの?」と考えた私は夫に、「これは私に心性に何か問題があるとのことだよ。心性が向上すれば、血圧はきっと下がるはずだ。修煉者の病業の現象は、業を滅し、借りを返すことで、常人の病気ではないので、私は薬を飲む必要はないの」と話しました。

 このように1カ月近く続いた高血圧は、どんどん高くなり、時には190や200に達し、低血圧も110以上がありました。「この先、どのような事態が起こるか予想できないし、大法に悪影響を及ぼすのではないか」と心配して恐怖心が出てきました。そこで、漢方医に行って脈を測ってもらい、薬を飲むという常人の方法をとりました。しかし、血圧はいっこうに下がらず、めまいがしました。その後、病院に行って心電図と血液検査をしましたが、結果は正常でした。この現象は、業を滅することなのか、借りの返済なのか、それとも心性の問題なのかと考えました。

 毎日「三つのこと」を心がけて、自分の心性にある問題を見つけるために内に向けて探しました。求める心、焦る心、顕示心、嫉妬心、歓喜心、褒める言葉を聞きたい心、他人に言われると嫌になる心、闘争心、怨恨など、多くの執着心を見つけることができました。 私は血圧を測るたびに、心の中で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を唱え、発正念したり、法を暗唱したり、師父にお願いしたりしていましたが、いっこうに血圧が下がらなかったのです。

 ある朝、定例の血圧を測ってもらったところ、やはり高かったのです。「この高血圧の仮相は、私のどの執着心を取り除こうとしているのだろう? どこに問題があるのだろう? この1カ月ほど、毎日血圧を測ったときに血圧を下がることを願い、漢方医や病院に行っても血圧を下がることを願い、これは血圧を下げることに執着し、求める心の現れではないか。そういう心を取り除くべきなのではないか? それなのに、私は毎日求めていたのだ。今回は師父の按排で、私の求める心を取り除くためかもしれない」と考えたりしました。

 「どうせ高血圧だとインプラントはできないから、心を落ち着いて、やるべきことをやる。人々を救う大法の真実を伝えること以外に大切なことはない」と考えました。その日の午前中、私は大法の真実を伝えるために出かけ、2人に真相を伝え、「三退」を勧めた結果、2人は同意しました。午後、血圧を測ると、正常値になりました。1カ月続いた高血圧が正常に戻りました。法輪大法は本当に素晴らしいです。

 修煉者には病気はありません。この問題に関しては、師父と大法を信じる気持ちは固いと常々思っていましたが、まさか肝心な時に試練に耐えられなくなるとは思っていませんでした。今回、改めて思ったのは、インプラントのために血圧を測ったときに高血圧の症状が出て、とにかく血圧を下げることばかり考えたのです。もし、高血圧の症状が重かったら、あの時の心性で関門を通ることができただろうか。師父は慈悲深いです。師父が弟子の私に求められるのは、私のレベルの心性基準に達することだけであり、それができれば、その難関を解決して下さるのです。高血圧という仮相のものは、私が持っている求める心を取り除くためであり、師父と大法を信じるかどうかを試すためでもあると思います。

 私は、今度の難関を順調に乗り越えていませんでした。大法の修煉は厳粛で、大法の弟子に対する要求も厳しいのです。

 二、煉功自体が細菌を除去することができる

 インプラントの周囲に骨の粉末を入れる必要があったのは、顎の骨がたりないからです。医師に、インプラントを埋め込んでから2~3日は、骨が埋まっている部分が浮腫んで大変でしょうから、痛み止めと2種類の抗生剤を処方し、忘れずに飲むようにと言われました。

 帰宅後、私は夫に「私が煉っている功は細菌を除去することができるし、抗生剤よりも効果的だよ」と言いました。翌日、私の顔の下半部は腫れて変形し、ひどい状態になっていました。夫に「薬が必要かもしれない」と言われ、私は「2日間の浮腫みが正常な反応だから、大丈夫」と答えました。本当に2日間だけで、浮腫みは引いたのです。抜糸のとき、傷口は順調に回復していると医師が言いました。私は「私の体は免疫力が高く、抗菌機能を持っているので、処方薬を飲まなかったのです」と話しました。

 半年後、人工歯を装着しに行った時、私は医師と助手に大法の真実を話すと、彼らは皆、三退をし、喜んで大法の真実が書かれたお守りを受け取りました。助手は大法の真実が入っているUSBも受け取りました。みんなはより良い未来を自ら選んだのです。

 三、重い風邪の症状が消え 捻挫した足もすぐに回復

 昨年7月20日の昼食後、街で歩いていたら「ポキッ」と2回音がして左足が捻挫しましたが、すぐに心からの九文字を唱えました。自宅に戻ってから、第5式の功法を煉り、「轉法輪」を学びました。左足の捻挫になった個所は、徐々に卵大の凸が出てきて、石のように硬くなっていました。

 翌日の夜、私は体調がとても悪く、頭痛がし、高熱があるようで、骨まで痛みを感じました。 「足が動かないし、また風邪の症状が現れたのか? 明日、熱が下がらないと大変なことになる」と思いました。当時、地元は厳重な防疫体制で、出入り口には体温計があり、体温が高いと隔離されることになっています。「私は李洪志の弟子であり、師父が必ず按排してくださる」と考えました。

 朝起きると、それらの症状はすべて消えていました。出入口を通ると、体温計が「平熱」と言いました。あまりの嬉しさに、私は心の中で「師父、この難関を通過するために私を助け、加持してくださり、本当にありがとうございます」と言いました。

 「今回の難は、人心をなくし、借りを返し、業力を取り除くことができただけでなく、師父と大法を堅く信じているかを試している」と私はわかっています。しかし、「どの執着心を取り除こうとしているのでしょうか?」と考えました。

 その頃、暑い時期で、安逸心があった私は朝の煉功をよくさぼっていました。 その間、ちょうど師父は海外で説法をされていました。師父は「この点からみると、この科学はまた邪教でもあります。しかし、科学は人間のこの空間で安逸と一時的な心地良さの仮相を人間に与え、自己破壊による偽りの自由、偽りの進歩がもたらされる条件を人間に提供したため、人間は一層それを信じてしまうのです。しかし、神からみれば、人の過度な安逸と心地良さは良いことではありません。業力を増やし、業力が積み重なってしまうことになるからです。業力を消すことができず、最後に地獄に堕ち、甚だしい場合、生命は消滅される羽目になってしまいます」(「ヨーロッパ法会での説法」)と説かれました。

 これを読んだとき、私は心が震えました。師父は、私に安逸心があることを教えてくださいました。この安逸心を取り除くことだと悟りました。

 この間、家族にも同級生や友人にも、レントゲン撮影をするように勧められ、せめて薬酒で足を塗り、科学を信じ、きちんと治療するようにしないと後遺症を残したら大変なことになるなどと言われました。私は彼らに「あなたたちの方法では、治るのに100日かかります。私のやり方では、すぐに治ります」と言いました。本当にその通り、私の足は5日で歩けるようになりました。20日後、私は友人たちと山に登ったのです。しかも、左足が右足より動きやすくなっているのを感じました。

 何度も難関を与えられたのは、私が師父と大法を信じるかどうかの試練なのです。もし、よく行なえば、修煉者にとっては難関を通過し、業力を滅し、心性と次元を向上することに繋がります。私の身から大法の奇跡と偉大さを目の当たりにした常人にとっては、大法を理解し、救われることになります。今回、大法の修煉者の私が薬を飲まずに血圧を下げることができました。周りの人は、抗生剤を使わずに感染しなかったこと、足を捻挫してもすぐに回復できたこと、ひどい風邪の症状も自然に消えたことを目の当たりにしました。

 特に私の夫は、私の一連の奇跡的な出来事を目の当たりにした後、大法に対する態度が大きく変わり、学法、煉功、発正念などに心から支持してくれるようになりました。ですから、大法弟子が自分自身を修め、師父に対する揺るぎない信念を持てば、あらゆる難関を乗り越えられると思います。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/13/468097.html)
 
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