文/中国の大法弟子
【明慧日本2023年12月6日】少年時代、私はフランスの古典的なコメディ映画「虎の口から逃げる」が非常に好きでした。その映画の録音がラジオで流れるたびに、私は忠実なリスナーであり、自分自身をその緊張感とユーモアに富んだ生死の追跡の中に身を置くことを楽しんでいました。映画の中のすべての善良な人々が好きでした。彼らはナチスに追われるイギリス人を助けるために最善を尽くしていたからです。平和な時代には、同様なことが起こるべきではないのに、過去20年以上にわたり、中国ではしばしば上演されています。表面上は戦闘機や大砲が向かい合っているわけではありませんが、その緊迫度は同様で、私は「虎の口から逃げる」のようなことに遭ったことがあり、とても奇跡的な体験でした。
数年前のある日、私は自分が誰かに追跡されていることに気が付きました。当時は悪者にストーカーされているとは思わず、ただの泥棒だろうと思っていました。私は自分の思い込んだ泥棒を振り切り、旅を続けました。しかし、後に教えられたことですが「私を追跡していたのは1人ではなかった」ということでした。その日に起きた事を振り返ってみると、私は本当に中国共産党(以下、中共)のメンバーに追跡されていて、ただ追跡者が失敗しただけだと分かりました。なぜ自分が追跡されたかというと、おそらく私が資料を配った時に、中共のメンバーにみられたのではないかと思います。
私は法輪功学習者であり、修煉を始めたばかりの頃から「人類が直面する次の段階の運命ーー人類が大淘汰に面していること」を知っていました。そして、淘汰されるすべては「非常に悪い人々」であることも分かっています。ただ当時は「非常に悪い人々」が具体的に誰を指すのかは分かりませんでした。中共が法輪功を迫害し始めた後、中共と手を組む者が逆らっているもので、つまり「非常に悪い人々」であることがやっと分かりました。
中共ウイルスが世界中で蔓延し、各国で多くの人々が死傷していることから「中共の罪悪が既に世界中に広がっている」ことに私は初めて気付きました。それは、そのウイルスは中共のメンバーや共産党に傾ける共産主義者などだけを対象に絞っていたからです。この血まみれの教訓から「今日、不幸が起きたところのどこでも、原因を探ればその背後には必ず中共の邪悪な陰があること」が分かりました。
現在、人類の生存環境は非常に厳しいものですが、神と共に歩む人々はみな非常に冷静です。「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍はすばらしい」と信じる人々は、神様の保護下にあることを彼らは知っているからです。まるで私が「虎の口から逃げる」を経験したように、追跡者は最後の数秒でその扉(「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍はすばらしい」を信じること)によって門の外に隔てられたのです。
世界中の善良な人々が皆心からの九文字を心に刻んで、皆が危ない局面から免れることを願っています。
(編集者:文謙)