輪廻転生は法を得るため
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年12月16日】歳月蹉跎し、数十億年の輪廻が続いています。その過程で歴史上、生命は数えきれないほどの役割を演じ続けています。無神論や進化論といった嘘は、中華五千年の神伝文化を破壊し、人類の道徳は急速に低下しています。人々は道徳の基準を失い、どんな悪事でも行うようになりました。私は幼い頃から天目が開いていましたが、法輪大法を修煉して、輪廻の過程で演じた役割をよく見るようになりました。それをここに書き出して、皆さんに輪廻の真実を伝えたいと思います。

 一、輪廻

 ある前世で、私は強盗に料理を作っていました。今世での私と妹(同修)は、その前世でも姉妹で、洗濯と料理を担当していました。その前世の強盗には、仁義がありました。大きな長いテーブルがあり、両側には20人以上が座っていました。前にはリーダーがいて、各人は大きな白い酒を飲まなければなりませんでした。中には酒が苦手で、辛くて歯をむき出しにし、鼻水まで出てしまう人もいました。彼らの様子を見て、私たちはこっそりと笑っていました。やがて、得たお金を分け始めました。分け終わると、リーダーは振り返って私たちにも給料を分けてくれました。本当に仁義があると感じました。その前世で、私は盗賊にも守る道徳があると理解しました。

 またある前世では西洋のどこか(どの国かは分からない)で、私は生まれてすぐに白い小さな毛布にくるまれ、黒いローブを身にまとった修道女に教会まで抱かれ、洗礼を受けました。教会は本当に大きく、非常に荘厳な式典でした。修道女たちは長い列を作り、その黒いローブは地面を引きずり、頭は黒いヴェールで包まれ、小さな顔だけが見えます。私はどんな縁があったのか分かりませんが、この光景を思い出すたびに心が痛みます。

 またある前世は原始時代で、住んでいたのは石の洞窟でした。テーブルや椅子、床几はすべて石で彫り上げられていました。石の洞窟には長い石のテーブルがあり、その上には二つの石のボウルが置かれていましたが、中には何も入っていませんでした。テーブルの一端に私の母親が座り、もう一端には当時の私が座っていました。私はその時4、5歳で、短髪でしたが、前髪を垂らしていました。私と母親が着ていた服は灰色の粗い布のコートで、上着には大きな襟がついており、円形のボタンがついていました。私がお腹をすかせて泣きながら「ママ、ママ、ママ」と叫ぶと、母親は私を見つめ、とても悲しい表情を浮かべました。おそらく、食べ物がなかったのでしょう。それがきっかけで私は泣きながら出定しました。その母親は、今世の私の娘婿の母です。彼女も大法(法輪大法)を修煉しています。その前世で、私は飢えを体験しました。

 ある皇宮で、侍女を務めたことがあります。当時の年齢は16、17歳で、主君に従わなかったため、主君を怒らせてしまいました。主君は、私の命を奪おうとしました。皇宮は高い壁で厳重に囲まれています。必死に花園の小さな亭に逃げ込み、椅子の下に隠れて震えていました。私の魂はぎょっとして飛び去りそうでした。

 また、皇帝家の格格(宮廷の公主)も務めたことがあります。16歳で亡くなりました。皇宮は上下忙しく、私の魂は空中を漂っていて、彼らが一団となり、涙に暮れているのを見ていました。当時私は考えていました。「こんなふうに私を扱うの? こんなに簡単なこと?」

 またある前世では、私は非常に裕福な家庭に生まれました。若旦那でした。子供時代の私は幸せで、気ままに過ごしました。しかし短い人生で、17〜18歳で亡くなりました。両親は、悲しみにくれました。葬儀の日、8人が大きな赤い棺を担いで、たくさんの麻布と孝を着けた喪服の行列があり、泣き声が心を打つ中、私の魂は空中を漂って、騒動を眺めていました。

 輪廻の物語は、数え切れません。富と貧、高貴と卑賤、私は多くの大法弟子たちと同様、人類の文化を豊かにし、人間の文化を築き上げ、異なる役割を熱心に演じてきました。実際のところ、私たちは皆、今世で法輪大法が伝わるのを待っていたのです。

 二、大法を得る

 今世、私は非常に貧しい家庭に生まれました。兄妹が8人で、男の子が6人、女の子が2人でした。私が生まれたとき、体重はわずか1kgちょっとでした。両親は、私を見て本当に心を痛めました。生活は困難で、母からは母乳がでませんでした。母は、小麦粥と卵黄で私を育てました。

 私は幼少期から病弱で、食べ物も好き嫌いがあり、痩せていました。薬や注射をたくさん打ちました。結婚する年齢になり、相手を見つけて結婚しました。男の子を産みましたが、姑も夫も私には無関心で、妊娠中には果物を食べることができず、大根を食べました。彼らの家族は鶏肉とウサギ肉を一緒に煮込んだ料理をよく食べていましたが、姑は妊婦はウサギ肉を食べてはいけないと言い、代わりに私に目玉焼きを作ってくれました。

 夫婦の仲は良くなく、私の体調も悪くなりました。心臓病や喀血、神経衰弱、気管支拡張症、うつ病、身長1.6mで体重はわずか40kgちょっと。生命が終わったような気持ちが続き、子供がいなければ生きていなかったでしょう。将来の進むべき道が分からず、どれだけ涙を流したか分かりません。夜が深まり、静けさが訪れると、私は涙を流しながら空を見つめ、魂からの叫びがこみ上げてきました! 蒼天よ! なぜ私をこの世に置いて苦しませるの? なぜ? 私は蒼天に不平を言いました。

 私の人生がどん底にあったとき、兄が私に『轉法輪』という貴重な本を持ってきました。そして初めて座禅を組んだその日、私は師父の法身が慈悲深く私を見つめているのを見ました。法輪大法の修煉を始めて一か月も経たないうちに、私の体の病気がすべて治りました。解けなかった謎が分かり、たくさんの答えを見つけました。私は、病気のない軽やかな感覚を鮮明に体験しました。歩くときの足も力強く、体は軽やかで顔色も良くなり、体重も増加しました。大法の師父が私に教えてくれた法理の真・善・忍は、私の心に深く刻まれています。

 私は修煉しました。私には師父がいます! 私は世界で一番幸福な人間です。

 私は、今生の辛苦が以前の業報(罪業の報い)であると理解しました。前世の記憶では、私は屠夫でもあり、将軍でもありました。30歳頃に鎧を身にまとい、大刀を手にして栗毛の戦馬に乗り、軍隊を指揮して戦功を立てました。戦場では、多くの人を殺しました。修煉を始めた後、師尊は私の入定中に私が殺した命を見せてくれました。そこに立っていたのですが、全員の首がありませんでした。もしかしたら、その世の殺戮が罪業を生んでいて、それを今世で償わなければならなかったのかもしれません。

 以前の私は自己中心的で孤立しており、高慢で、短気で、強引で、まるでハリネズミのような人間でした。真・善・忍の修煉の原則は、修煉者にまず「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない」(『轉法輪』)を守るよう要求しています。無私無我で、他者のために全てを考える良い人、より良い人になるよう心がけます。私の心は開かれ、器も広がりました。

 大法が私を換骨奪胎にし、今の私は毎日とても幸福です。20年以上薬を飲んでおらず、注射は一度も打っていません。心から師父に「師父! 弟子は師父に感謝し、師父に跪拝いたします! 新しい生命を下さってありがとうございます。私はあまりにも幸せです! 師父がおいでです!」と伝えたいです。

 私の変化を目にした親戚や友達は、皆驚いています。私は彼らに法輪大法を修煉していることを伝えました。彼らは大法があまりにも奇跡的で、あまりにも超常的であると感じています。

 三、人を救い済度

 1999年7月20日、故・江沢民は嫉妬心により、独断専行で法輪功に対する残酷な迫害を引き起こしました。1億人の法輪功修煉者を政府と対立する立場に追いやり、3ヶ月で法輪功を消滅させると叫んでいました。しかし、法輪功は現在、百以上の国と地域に広がっています。『轉法輪』は40以上の言語に翻訳されています。李洪志師父が受賞した賞は、五千以上にも達します。

 師父は何度も法を説く中で、人類はもはや最後の時を迎えており、大きな災難が訪れるだろうと弟子たちに伝えていました。弟子たちに急いで真実を世間に伝えるようにとも言いました。私は師が法を正すことを手伝い、人を救う道に入りました。

 その時から、私の人を救う歩みは一度も止まりませんでした。私は毎朝長時間、正念を発し、法を学んでいます。発正念するときには他の空間が見え、静かになることができます。

 同修を救出する際に、私も最大限の努力をしました。ある同修が家宅捜索を受けた際、状況を知った同修は長時間にわたり支援し、邪悪な迫害を解体するために正念を発しました。悪い警官は同修を5回も看守所に送ろうとしましたが、身体検査に合格せず、看守所が受け入れを拒否しました。また、ある時には公安局の局長がコネを利用して同修を拉致しようとしました。その情報を得た私は、すぐに他の同修に知らせ、邪悪な場が解体して同修が安全だと分かるまで、集団で正念を発し続けました。私たちが家に帰ったのは真夜中でしたが、メッセージを確認すると、その同修は既に家に戻っていました。後で聞いたところによれば、看守所で1時間以上待っても、最終的には受け入れを拒否され、同修を再び家に連れて帰らざるを得なかったそうです。

 午後になると、私は時折同修と協力して外出し、法輪功への迫害の真実を伝えています。同修がいないときは一人で真相を伝え、人々に「天安門焼身自殺」の真相を伝え、共産党の組織からすぐに脱退し、悪魔の獣印を消し去るよう呼びかけました。人々に、「『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』を心に刻むように、疫病が来ても平安で、難事が吉祥に変わり、厄災が幸福に変わるように、法輪大法は高潔で不思議な法」と伝えています。

 迫害の真実を理解した人は、心から私に手を合わせ、お辞儀をし、ありがとう、ありがとうと連呼します! 私たちの成功を祈る人もいますし、安全に気を付けてねとも言う人もいます。また、何人いる前でも腕を上げて大声で「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい! 李洪志先生は素晴らしい!」と叫ぶ人もいます!

 毎日一人でも救えれば嬉しいし、十人説明しても多いとも思いません。このように今まで穏やかに続けています。

 法輪功への迫害について電話をかけていると、電話で誰かが脱党を告げてくれることがあります。喜びに満ちた声で何度も何度も「私は脱党しましたよ、私は救われたよ」と言います。本当に子供のようで、何度も何度も繰り返します。世の人々が真実を理解した後の、生命の奥深くから湧き出るような喜びを感じることができます!また、真実を理解した人々が電話で急いでこう言うこともあります。「『轉法輪』の本をください、心臓病があります、『轉法輪』を読みたい、お願い、手伝って!」と。一家族全員が退党したこともあります。非常に感動的な光景です。

 パンデミックでも、迫害の真実を知る親戚の多くは感染せずにすみました。感染した者も『法輪大法は素晴らしい』と唱え、すぐに回復しました。電話で大声で叫ぶこともあります。法輪大法は素晴らしい! 法輪大法は素晴らしい! 法輪大法は本当に奇跡で、非常に素晴らしいです!

 真実を知らない人々が私に尋ねました。「あなたたちが情報を発信していることに誰が給料を払っているのですか? 月にいくらもらえますか?」。私はこう答えました。「誰も私たちにお金を払っていません。大法弟子たちは普段の節約したお金で資料を作り、世の人々に発信しています。それは大疫病が来たとき、人々が平安に残るためです。これは私の師父の望みであり、すべての大法弟子たちの願いでもあります!」

 時間は迫っており、一瞬で過ぎ去ります。急いで大法弟子を見つけて真相を知りましょう! 邪悪な党の嘘に惑わされないでください。『法輪大法は素晴らしい』を心に留めて、救済の秘薬であることを覚えておいてください!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/7/467608.html)
 
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