内に向けて探し 嫉妬心を取り除く
■ 印刷版
 

文/東北の大法弟子

 【明慧日本2023年12月27日】「嫉妬心」の節を暗唱した時、師父は「嫉妬心という問題はかなり重大です」(『轉法輪』)と説かれました。私は法を学び嫉妬心をなくさなければならないとわかりました。それをよく覚えるため、さらに2日間かけて「嫉妬心」の節を暗記しました。それから、師父は私を向上するよう按排して下さいました。

 私は普段、88歳の母と一緒に暮らしています。ある日、義理の妹がほかの地方から帰ってきました。弟が親孝行のために、義妹に数日間、母の面倒を見るように頼んだのです。それを聞いた私は、「数日ゆっくりできる」と思いました。

 しかし、義妹は家に来て、朝10時になっても起きませんでした。血糖値が高く、食事の時、食べられない物があるので、私たちと同じ食事をすることができず、彼女のために別の料理を作らなければならず、私はゆっくりできるどころか、かえってやることが増えてしまいました。表面上では我慢していますが、心の中で「義妹は母の世話をするために来たのに、休みたいのだ」と不満でした! 数日間耐えましたが、それ以上耐え切れずにその不満を母に漏らしました。母は心の中で理解しているものの、嫁には何も言えず、ただ私に耐えるように勧めました。私の心は落ち着きませんでした。

 ある日、ふと、これは嫉妬心の現れではないか? 師父は苦をもって楽とすると教えてくださいました。私は喜ぶべきではないか? それどころか私は苦しく思いました。長年修煉を積んできたのに、私はまだこのレベルにいます。突然、なぜ嫉妬心を取り除かなければ、正果を得られないのかとすぐに理解できました。自分のこの境界で正果を修めることはできないからです。

 師父は「嫉妬心を無くさなければ正果を得られないもので、そうしなければ絶対に正果を得ることはできないのです」(『轉法輪』)と説かれました。

 それから、「善を修め、苦をもって楽としなければならない」と自分に言い聞かせました。すべては偶然ではなく、修煉者に偶然なことなどありません。「これは師父が、私にこのようなよくない心をもっていることを気づかせ、私の心性を向上させるために義妹を家に来させることを按排してくださったので、二度とこのチャンスを逃すわけにはいかない」と思いました。しかし、あの悪い念が抑えてもまた出て、抑えることができず、何度も何度も繰り返し、とても居心地が悪く、なかなかその物質的なものを取り除くことができませんでした。仕方なく、私はひたすら『境界』という経文を暗記しました。人間の理は逆で、自分は修煉者なのだから、修煉者の基準で自分を要求すべきで、常人の理で物事を量ることはできないと自分に言い聞かせました。それで徐々に落ち着くようになりました。

 法の、「一挙四得」(『轉法輪』)を学びました。「ただ耐えるだけではだめで、お礼を言わないといけない」と思いました。最初はできなかったので、心の中で「義妹に感謝しよう。彼女が来なければ、私の嫉妬心がここまで露呈することはなかった」と自分に言い聞かせました。師父は、私が本当に修煉したい心を見てくださり、悪い物質を取り除いてくださいました。今、義妹を見るとき、私の心は穏やかで、「義妹も大変だから、数日は休ませてあげよう」と思うようになりました。

 学法を通じて、もっと内に向けて探しました。不平不満の心の背後には、利得の心、恩返しを求める心、褒める言葉を聞きたい心、顕示心、自分を実証する心、闘争心、党文化などがあることに気づきました。

 心の底から、師父のご按排に感謝します。以前は、このような機会を何度も逃し、師父にご心配をおかけしました。長年修煉してもまだ悟性が悪い自分を本当に恥じています。 こらからは真剣に法を学び、確実に修煉し、師父について本当の家に帰ります。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/12/24/469610.html)
 
関連文章