文／中国の大法弟子
【明慧日本2023年12月28日】ある時期、私は苦を嘗めることを自ら探していました。料理もせず、卵も食べず、蒸しパンと漬物だけで、短時間で食事を済ませていました。苦を嘗めて、業を減することができ、時間も節約できて、とても良いことだと思っていました。しかし、暫く続くと、知らないうちに、顔色が悪くなり、体の調子も優れず、家族からの誤解も招いてしまいました。苦を嘗めることは良いことなのに、なぜ、こんな結果になってしまったのかと思いました。
後になって、「このように人為的に苦しむことは極端に走ることであり、小道の修煉だと気づきました。穀物や野菜は普通の生活を維持するための食べもので、忙しいときにはファーストフードを買うこともできるが、大法の修煉は、自分の心を修めることで大所に着眼することだ」と悟りました。
私が料理をしなかったのは、実は自分の怠惰を言い訳にするためでもあります。卵を食べないのは、ネットで同修の輪廻転生の交流文章を読んだからです。法に則って悟り、修煉するべきで、個人的な交流を修煉の指導としてはいけません。人為的に修煉の形式を変えることは、修煉に何かを付け加えることになるのです。
私は賞味期限切れや腐敗した食品を何度も食べたこともありましたが無事でした。しかし、秋にカビの生えた蒸しパンを食べてから、半月以上もお腹の痛みが続きました。師父のご加護のおかげで、仕事中は大丈夫だったので、同僚に腹痛のことは知られていません。
私は、「最近は食い意地が張っていて、異常なほど物を大切にしすぎている。以前は腐ったものを食べても大丈夫だったので、師父のご加護を大切にしなくなっていました。修煉で健康な体を得たので、保険をかけたかのように、何を食べても大丈夫だと思っており、歓喜心、顕示心、自分を実証する心がある」と自分を内に向けて探しました。
人体は小宇宙であり、師父が絶えず浄化して下さっていますが、私は常に体の中に腐敗したものを入れていました。常人であれば、中毒になっていたでしょうが、私は無事でした。すべて師父のご加護のおかげですが、私が何度も腐ったものを食べ、人為的に自分に毒を入れていたのでしょう。師父の慈悲を大切にするどころか、師父の負担を増やしてしまいました。
私は生活に困っているわけでもないのに、こんな極端なことをしたのは、「大法の本を持っていれば車に轢かれることを恐れない」と言う人と同じになってしまっていたのです。私は携帯で常人の動画やニュースを見たりします。これも一種の中毒です。腹痛は毒を排除していることだと思います。
私は絶えず、師父に自分の過ちを謝りました。そして、あらゆる執着を取り除こうと決意し、毎日時間さえあれば法を暗記し、功法を煉り、法に溶け込み、正しくない心を正すようにしました。耐え難い腹痛に襲われたとき、師父に助けを求めました。すると、痛みが一気に和らぎ、何日か後にはすっかり元気になりました。苦を嘗めることで業を消せるのは良いことですが、そのために多くの貴重な時間を無駄にしてしまい、人為的に難を増やしてしまいました。
私は修煉してから、適当な服装をしていたのですが、新唐人テレビの司会者たちが、色彩がよく、上品な衣装を着ているのを見て、そのようにすれば、良いイメージを与えられると気づきました。私たち大法弟子は個人のイメージだけでなく、大法弟子全体を代表しているので、世間の目も考えなければなりません。外見は人に第一印象を与えるのです。
私たちは常人社会の形式に符合して修煉し、大法弟子の良さと風貌を示せば、大法の真実を伝えるとき、人々は大法弟子に対して敬意の念を抱き、テレビで言われているような「家庭を顧みない、飾らない、教養のない人たち」とは違うことに気づきます。容姿は自分の階層に合わせることで、私たちに対する中傷を打ち破ることができます。
『4億人の覚醒』の動画の中で、海外で大法の真相を伝える修煉者の多くは容姿に注意を払っているのがわかります。ある70代の女性が観光スポットで真相を伝えるとき、薄化粧をし、アクセサリーをつけ、清潔できれいな服を着て、素敵なスカーフを結び、とても元気そうで優雅です。第一印象から一部の人々が大法修煉者に対して抱いている誤解を覆します。
あらゆる執着心を手放すことは、物質的なものを手放すことではなく、物質的な環境の中でしっかりと修煉することです。現在は人を救うことに重点を置かなければならず、容姿にこだわりすぎると、名利心や色欲、虚栄心などが芽生えてしまうかもしれず、極端に走らないようにしたほうがよいと思います。大法の要求に従って正々堂々と修め、自分の階層の状態に符合できれば、その一つの念一つの考え、一言一動が大法の真相を伝えことになり、人々を救うことができるのです。
