北京郊外の洪水で起きた奇跡
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文/北京の大法弟子

 【明慧日本2024年1月10日】私は1998年に法輪大法を修煉を始め、今年64歳になります。2023年7月末、私が住んでいる場所は非常に稀な豪雨に見舞われ、8月1日午前、ダムが突然、事前連絡もなく放水し始めました。

 その日の朝、私はいつも通りに電動三輪車を漕ぎながら、牧場で仕事をしている夫に朝ごはんを届けに行きました。しかし、牧場に着いた瞬間、目の前に広がる洪水の光景に驚き、慌てて「法輪大法は素晴らしい!  真・善・忍は素晴らしい!」と叫びました。

 見る見るうちに怒涛の洪水が牧場に押し寄せ、囲いはあっという間に流されて、積まれていた飼料や工具などすべて流されてしまいました。

 激しく流れる洪水は木々や電柱、小さな建物や小屋などをすべて流し、私と夫は「孤島」に取り残されてしまいました。あたり一面は洪水で、岸まではとても泳いでいけませんでした。

 助けもなく、夫と1日中立ち尽くしていました。途中ずっと師父に助けを求め、「法輪大法は素晴らしい!   真・善・忍は素晴らしい!」と唱えていました。危険な状況にありましたが、恐怖は全く感じず、この難関を乗り越えて衆生を救わなければならないという一心でした。

 午後3時ころ、消防隊がやってきてようやく救助されました。

 牧場へはいけないので、そのまま家に帰りました。村人が言うには牧場の物はすべて流されたそうです。夫は普段牧場のほうに泊まっているので、私たちの身分証や保険証、貯金などの貴重な物はすべて牧場に置いていました。

 最も大切な大法の書籍も牧場に置きっぱなしにしていたのです。夫は本を持ち出さなかったことを後悔して、自分を責めました。私は夫を慰めながら、師父に助けを求めました。その晩、私たちは全く眠れませんでした。

 翌日の朝早く、夫は牧場へ向かいました。しばらくして電話がかかってきて、水は大分減って、泊まっていた小屋や中の貴重な物は全部無事だったと、夫の喜びが伝わってきました。そしてなんと、飼育していた牛や羊もほとんど無事だったそうです。

 私も牧場へ向かいました。広い牧場は洪水により荒れ果てた姿へと変貌しましたが、奇跡的に、夫が普段泊まっていた小屋はポツンと取り残されたかのように立っていて、ほとんどの牛や羊は自ら高いところへ逃げていたのです。

 師父が守ってくださったとすぐに悟りました。師父に感謝いたします!  大法に感謝いたします!

 今回のことを書き出したのは、大法の奇跡を世間に知らせるためであり、窮地に陥った場合、「法輪大法は素晴らしい!  真・善・忍は素晴らしい!」を唱えれば、本当に助かることを伝えるためでもあります。また、警報もなく、事前連絡もなしに突然放水し、国民の命を何とも思っていない中国共産党(以下、中共)の残虐さを暴露するためでもあります。洪水の後、政府からの賠償金や補助金は一切ありませんでした。

 天が中共を滅ぼす日が目前に迫っています。多くの衆生が一刻も早く「三退」して自分の身を守り、素晴らしい未来を手に入れることを祈っています。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/8/470708.html)
 
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