三度病業の関を乗り越える
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文/黒竜江省の大法弟子

 【明慧日本2024年1月18日】私は今年で74歳になります。1997年末に大法の修煉を始めて、師父は病院で死を宣告された私を地獄から救ってくださいました。師父の御恩には言葉にできないくらい感謝しております。

 私はかつて三度病業の関を経て、師父のご加護のもとで乗り越えることができました。

 最初は2006年のことでした。2人の同修と一緒に『九評共産党』(共産党についての九つの論評)などに関する真相資料を印刷する資料拠点を立ち上げました。他の地域の同修も来るので、仕事量は非常に多いです。その冬、非常に寒く大雪も降っていた中、私と同修は大量の『九評共産党』の本を背負って外地から来た同修に届けに行きました。バスに乗ろうとしたとき、滑って雪かきしている人が持っている鉄のスコップに頭をぶつけたのです。雪かきしている人にバスに乗せてもらいましたが、首の下から両足まで痺れていて非常に重く感じました。用事を済ませて家に着いた瞬間、激痛に襲われて全く動けなくなりました。立つことも座ることも横たわることもままならず、常人の夫に病院に行くようにと言われましたが、自分は煉功者であり、師父が見てくださるので、行かないと答えました。

 夜、ベッドに伏せていると、腰のあたりからカタカタと音が聞こえてきました。おそらく折れているのでしょう。煉功すれば良くなると思いましたが、痛すぎて体が全く動きません。師父の「大覚は苦を畏れず 意志は金剛より鋳られる 生死に執着無く 坦坦たり正法の路」(『洪吟二』「正念正行」)という詩を思い出して、歯を食いしばって起き上がり、辛くても脚を組んで座り、全身が震え、汗で服がびしょ濡れになりましたが痛みに耐え抜きました。そして翌朝、いつも通りに五つの功法を煉り、どんなに苦しくても、痛くてもやめませんでした。3日目、一緒に資料を印刷している同修から急ぎの注文が入ったと言われました。2人では対応しきれないと言われたときは本当に焦りました。この体では何もできないので、すぐに治って衆生を救うことに支障を起こしてはならないと思いました。4日目の朝、家に何の野菜もないことに気づき、慌てて近くの市場まで行き、野菜を買って家に帰りました。家のドアを閉めた瞬間、「ああ、治ったのだ」とようやく気付きました。師父に心から感謝いたします。その後、直ちに資料拠点に向かいました。

 二度目の病業の関は2022年のことでした。その年の12月のある日の晩、家に帰る際に階段の最後の段を踏み外し、足を捻挫してしまいました。非常に痛く、大きく腫れ上がっていたので、すぐに内に向けて自分を探しました。前日私は、より大きなニンニクを手に入れようと思い八百屋さんのニンニク売り場のカゴをずっと見て大きなニンニクを探しました。これは大法弟子として失格です!  捻挫の痛みが一晩中続き、痛みで全く眠れませんでした。翌朝五つの功法を頑張って煉り終わると、見る見るうちに腫れが引いていったのです。その日の午前中には壁を伝って歩けるようになり、午後には真相を伝えに出かけることができました。

 三度目の病業の関は2023年のことです。その年の7月中旬、長年ためていた紙箱を崩しながらまとめて、回収業者に売ろうと思いました(お金に対する執着心)。かさばりたくないので、重ねた紙箱の上に乗り、紐でぎゅっときつく縛っている最中、足場が揺れてこけてしまいました。左腕を強く打ってしまい、左手の感覚がなくなり、徐々に黒紫色へと変わっていきました。焦った私は「元に戻れ! 元に戻れ! 法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」とずっと唱えました。骨が脱臼し、早く病院に行かないと、将来、腕をうまく動かせなくなると子供たちに言われましたが、私は断固として断りました。このままというわけにもいかないので、とりあえず包帯などで固定しました。痛みが何日も続き、私も何日もまともに寝ていません。1週間経っても痛みが引かないので、師父に助けを求めました。とりあえず煉功しなければならないので、第5功法を煉ることにしました。左腕が動かないので、右手で正しい位置まで動かした後、その痛みに耐えました。後退してはいけない、前に進むのみと自分に言い聞かせました。もちろん、学法も怠ってはなりません。こうして、1カ月後、私は再び外に出て真相を伝えられるようになりました。

 これほど大きな魔難に襲われたということは、自分の修煉に問題が起きたに違いないと思い、内に向けて自分を探しました。 1、長女は実家近くで高層マンションを借りました。そのマンションはとても広々としていて、自分も住みたいと思ったのです。これはまさしく人心です。 2、長女の息子が大好きで、娘婿も真相を聞いてくれているため、娘婿のことも非常に気に入っています。時間があれば長女夫婦が送ってくれた孫の動画などを見たりして、時間を無駄にしていました。 3、時々主人と常人のドラマを見たりしています。よくないとわかっていますが、なかなかやめられません。 4、私は家では結構強気です。わがままなところもあって、他人のことなど全く考えずに好き勝手に動いていました。長年修煉してきてまだこれほど多くの人心が残っています。早く取り除かなければなりません。

 何度もの魔難を経験して、自分の足りない部分に気づきました。今後もたくさん法を勉強して、もっと多くの衆生を救っていきたいと思います。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/16/470672.html)
 
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