法のために来たので精進を怠らない
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年1月26日】私は今年62歳で、1998年に法輪大法の修煉を始めました。当時、中国では、法輪大法はすでに津々浦々まで広まり、どこにでも見られ、誰もが知るところとなっていました。私の母が先に法輪大法を修煉し始めました。修煉を始めて間もないうちに母は持病が治りました。そこで、母は私を含めた数人の子供たちにも法輪大法を学ばせました。私は本を読みながら涙を流し、煉功の音楽を聞くと涙が止まりませんでした。同修が言うには、私は大法との縁が深い、ということでした。

 師父は「ここにいる皆さんは歴史上、まだ人間社会に来ていなかった時、心の奥に今日法を得る種が植え付けられました。人類社会の中で私は幾度となく皆さんを探し出し、印を授けたことがあり、これらのものは強烈に作用しています」『スイス法会での説法』と説かれました。

 師父のこの説法を拝読し、涙が止まりませんでした。弟子はこの俗世間の乱世の中で、師父に見つけていただいたことに感謝申し上げます。私は法輪大法の修煉を始めた時、四十歳になっていました。そして、病気治療のために大法を学んだわけではありませんでした。大法書籍を拝読し、私は、良い人、さらに良い人になること、そして返本帰真することが目的であると理解しました。当時、私は大法書籍を読むのがとても好きになり、新しい経文が発表されるとすぐに覚えました。

 1999年7月20日、中国共産党(以下、中共)は法輪功を迫害し始め、テレビで流れる偽りの宣伝を見て、私は涙が出ました。私はみんなに「こういうことではありません。法輪功は良いものです」と言いました。しかし、聞いたり見たりするのはすべて中傷の言葉ばかりで、心が苦しくなりました。当時、私は修煉を始めて6カ月しか経っておらず、法輪大法は良いものだとわかっていましたが、どうしたらよいのかわかりませんでした。

 ある夜、私は「空一面の黒雲の中から、霞光(訳注:雲間から漏れる色とりどりの光)がほんのりと差し込み、その中に大きな卍字符が回転していた」という夢を見ました。師父は黄色の煉功服を着ておられ、煉功のDVDと同じように、雲の上にすわっておられました。私は嬉しくて「みなさん、早く来てください! 早く来てください! 師父がいらっしゃいました!」と大声で叫びました。私は叫んで自分自身をも起こしてしまいました。そして、感動した心は暫く落ち着きませんでした。師父は私たちのそばにいらっしゃり私たちを見守ってくださり私たちに信念を堅持するよう励ましてくださっている、ということを私は悟りました。

 私の義姉も法輪大法の修煉者でしたので、私はその夢を彼女に話しました。私たちは「人々に大法は素晴らしいものであると伝えなければなりません。人々が中共に毒害されないようにしなければなりません」と話し合いました。最初は、私たちもどうすればいいかわからず、ただ迫害の実態のシールを貼ったり、真相資料を配ったりしていました。また、同修と一緒にバイクで農村に行って真相資料を配布しました。

 一、迫害停止を呼びかける中で法を実証する

 1999年のある日、私は消業をしていた時、体調が悪く痛みを感じていました。すると、同修が来て、ある場所に大法を中傷する横断幕があると教えてくれました。私は「大法や師父を中傷するものをここで放置して、衆生を毒害させるわけにはいかない。私たちが知ったのなら、それをそのままにしておくわけにはいかない。私たちで取り除きに行こう」と思いました。私は、体の痛みにかまわず、同修と一緒に行きました。

 思ってもみなかったことに、それは中共の罠でした。監視していた警官が私たちを連行し、拘置所で20日間不当に拘留されました。拘置所に着いて、壁にも大法を中傷する標語があるのを見て、私は身長が高かったので、ほうきでそれらを払い落としました。私は「大法に対して人々に罪を犯させることはできません。そんなことをすれば、地獄に落ちてしまいます」と言いました。拘置所を出る時も、私は署名しませんでした。そして、私は堂々と家に帰りました。

 ある時、私は同修と一緒にバイクで農村に真相についての資料を配っていたところ、真相を知らない人に通報されました。その時、私は少し理性を失っていました。本来は逃げられたはずなのに、心の中で恐れがなく、何も気にせずに、そのまま配り続けました。その後、拘置所に連行され、不当に20日間拘留されました。またある時、資料を配っていたところ、私服警官が私に「私と一緒に行こう! 詳しく話してください」と言いました。私服警官に遭遇したことで、少し怖くなりました。しかし、その怖れは私ではないと思い、正念で怖れる心を滅しました。その後、私は正念で逃げ出しました。

 またある時、私はあるショッピングモールで迫害の実態を伝えました。ある人を三退させた後、私が階段を上っていると、後ろから誰かが肩を掴んで「私と一緒に警察署に行こう!」と叫びました。私が後ろを振り返ると、警官でした。その時、私のバッグには三退名簿と資料が入っていました。私は、その警官と一緒には行くわけにはいきませんでした。大法に対して彼に罪を犯させてはいけません。私はその警官に真相を伝えました。しかし、彼は聞き入れず、私を放そうとしませんでした。そこで、私は正念を発し、警官の背後にある邪悪要素を取り除きました。すると、真相を知っている常人が傍らで「同じ町内の人ですよね、彼女を送り込むことで、あなたに何か得があるのですか?」と言いました。警官は、その常人の言葉を聞いて弱気になり、手を緩めました。師父が弟子のために魔難を解消してくださったことを、私は知っています。ありがとうございます、師父!

 二、真相を伝える中で法を実証する

 法輪大法の修煉は、自身を圓満させるだけでなく、人を救うことが目的です。真相を伝える過程は修煉の過程でもあります。その過程で、私はさまざまな人々に出会い、多くの感動的な出来事がありました。

 1、つねにバスターミナルの近くで真相を伝える

 ある日、バスターミナルに到着したばかりの私に、1人の人が近づいてきて「あなたが前々からくれた真相小ラジオは、とてもよかったです。今回は、よく理解できました。この法輪功は本当に素晴らしいです。説かれている道理は、私を心から納得させました。私たちの中国の伝統文化は、中共によって破壊されてしまいました。ですから、今は人は何も信じず、お金だけを信じ、何でも悪いことをします。本当に、人が治めなければ、天が治める時が来ました。現在の疫病の状況を見てください。どんな検査、どんなワクチンも全て嘘であり、李克強ですら不明瞭な状況で死にました。一般市民は中共に騙されて、あまりにも苦しんでいます」と言いました。私は「真相を理解すれば、あなたは救われます。これらの話を家族にも話してください。そして、家族全員が理解できるようにしてください」と言いました。

 私たち2人がこのように喋っているのを、横で1人の人が聞いていました。私たちの話をしばらく聞いた後、その人は「小さなラジオを私にも一つくださいませんか?」と言いました。私は「いいですよ、聞けば聞くほど理解できるようになるでしょう」と言いました。私はさらに横で聞いていた人に、三退が平安を保つことの大切さについて伝えました。彼は喜んで三退しました。

 2、真相がわかった人々は生きたメディアである

 私は地方の親友に真相小ラジオを贈りました。彼は家で働く時も、畑で働く時もそれを持っており、人々は喜んで聞きました。その中には、心からの九文字を念じて福報を得る物語も含まれていました。村に肺がんの患者がいました。親友は彼に「あなたも、心から『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じてみましょう。お金はかかりませんし、何の損もしません」と、勧めました。この人は6カ月間念じ続けた結果、本当に病気が治り、村中で話題になりました。

 隣村にも肺がんの患者がいました。彼はこの話を聞いて、心からの九文字を念じることを学び、病気が治りました。最後に、真相小ラジオは誰かが家で聴くために持ち帰ってしまいました。親友がこの話を私に話してくれました。私は本当に彼ら(訳注:肺がんが治った人たち)のことを嬉しく思いました。私は「あなたは法輪大法の真相を広め、自分の福徳を積んでいます。法輪大法は真の佛法であり、末法の時期に人々を済度するために来たのです。誰でも信じさえすれば、誰もが福を得るでしょう。あなたが信じる度合いが50%なら、効果も50%です。あなたが信じる度合いが100%なら、効果も100%です」と言いました。

 3、おばさんが姪に三退してもらいたいと私に言ってきた

 ある農村のおばさんは、真相を理解した後、三退しました。数日後、そのおばさんとおばさんの姪は街で再び私に会いました。おばさんは、姪に三退してもらいたい、ということを私に言ってきました。おばさんは、今度は彼女の息子の妻に電話をかけ、息子の妻に電話で真相を聞かせました。おばさんは、自分の母親にも真相小ラジオを渡したいと言いました。

 真相を知った人々は皆「法輪大法は素晴らしい! 大法の師父、ありがとうございます!」と言いました。現在、真相を伝え、三退を勧めることは私の生活の一部となっていましす。時々、夢の中でも真相を伝えて人々を救っています。すべてのことは師父が弟子を成就させてくださっているのです。感謝申し上げます、師父!

 三、家庭で法を実証する

 家庭環境は修煉するには良い場所です。家族や親族は、私たちといつも一緒に生活しています。彼らは、あなたが何を言っているのか、法をどれだけ暗記しているかは気にしません。彼らは、あなたがどう行動しているのか、真・善・忍に沿って行動しているのかどうかを見ています。この環境の中では、さまざまな利益やさまざまな感情が、最も直接的に表現されました。それは、人の心が試され、鍛えられる場所です。

 私の夫は4人兄弟の二男です。年老いた義父母は、私の心が優しく、心が善良だと言いました。そして、私に老後の世話をしてほしいと頼みました。そして、10年以上、私はずっと義父母に仕えてきました。義母はその後、脊髄小脳変性になり、6カ月間寝たきりになりました。私は、何も考えず彼女のためにおいしい料理を作って食べさせ、おむつを替え、身の回りの世話をしました。義母は先に亡くなりました。後に義父が脳梗塞の後遺症にかかり、一生懸命介護しました。

 私は毎日、家から近い場所に真相を伝えに行きますが、1時間くらいの間に、師父は必ず縁のある人を真相を聞きに来るように按排してくださいます。私は、義母の世話に影響を与えたことは一度もありませんが、2人共80代で亡くなりました。私の家族は私の献身的な介護に感動し、遠くに住む義弟は、私がよく世話している様子を見て、家の中に異臭もなく、とても安心しました。そして、心から大法の教えを受けた弟子を尊敬するようになり、家族全員が私の修煉を支持し、三退しました。彼らは、自分自身のためにより良い未来を選択しました。

 義母と義父が亡くなった後、私は孫を預かりましたが、人を救うことに影響はありませんでした。息子も嫁も共稼ぎで、嫁は農村の学校で教師をしていて、一日中家を空けているので、私が孫の世話をしながら、真相を伝えています。私は、観念がなく、マイナスな考えが少なく、何も考えません。師父が道をすべて整えてくださいます。師父は私たちに人を救うように言われ、これまで何人の人を救っきたかわかりません。子供を連れて真相を伝えることは、私に影響を与えないだけではなく、他の人と親密になりコミュニケーションをとることも容易になります。

 冬でも夏でも、私は外に出かけて真相を伝えています。当時、家計はさほど良くなく、ベビーカーさえありませんでした。それでも、私は毎日孫を抱いて出かけます。冬の寒さで孫の顔は赤くなりますが、風邪もひかず、病気もありませんでした。孫は現在小学3年生です。彼は幼い頃から私と一緒にいて、師父の『洪吟』を暗唱できます。学校の成績も優秀です。

 四、夫は法輪大法を支持し多くの恩恵を受けた

 私の夫は法輪大法の修煉者ではありませんが、私が家庭で大法を実証することを認めているので、私の修煉をとても応援してくれています。夫もずっと「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と念じ続け、彼は自分の位置をしっかりと定め(訳注:法輪大法の教えに基づくこと)、何度も恩恵を受けました。

 2023年7月、夫は他人の仕事を手伝っていた時、足場を踏み外し、腰を足場にぶつけました。夫はその時は特に気にしませんでしたが、翌日の朝、胸が少し痛かったので、自転車で病院にレントゲン写真を撮りに行きました。レントゲンを見てみると、肋骨が3本折れていたことがわかりました。2本は完全に折れており、1本はひびが入っていました。

 夫はずっと「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と念じました。私が病院で夫の世話をしていた時、夫は「私は大丈夫だから、世話しなくていい。早く人を救いに行ってくれ」と言いました。夫は家に帰って6カ月間養生しただけで、何も問題はなくなりました。通常、骨折は100日かかると言われていますが、夫は法輪大法を信じていたので、わずか2カ月で回復し、また仕事を始めました。

 夫は2回も交通事故に遭い、大型トレーラーに押し倒されましたが、何も問題はなく、彼は人から金銭を要求することもしませんでした。ある日、夫は仕事に出かけ、仕事が終わって家に帰る時、自転車がなくなっていたので、歩いて家に帰りました。歩きながら心からの九文字を念じ、心の中で「師父が説かれたことは、私の物なら失うことはない、ということだ」と思いました。翌日、不思議なことに、別の場所で自分の自転車が停まっているのを見つけ、そのまま自転車に乗って帰ってきました。

 義弟は常人の世界で少しばかり権力を持っており、私たちに何かの講義の証明書を取得するように頼みました。それによって300元以上の賞品がもらえると言いました。しかし、私と夫はそれを断りました。夫は「私たちは、その不義の財を受け取らない。時間があるのなら、やはり人を救いに行ったほうがいい」と言いました。

 結び

 師父がこの俗世の乱れた時代の中で私を救い出し、大法と縁を結んでくださったことに感謝申し上げます。この特別な歳月の中で、共に歩み、助け合ってきた同修の皆さんに感謝します。私たちは、大法のためにやって来た生命なのです!

 (責任編集者:洪揚)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/15/470591.html)
 
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