文/台湾の大法弟子
【明慧日本2024年1月31日】私は台湾の公立小学校の教師です。新しいクラスを担当した頃は、子供同士の摩擦が多く、いつも顔を真っ赤にして喧嘩したり、争ったりしていて、互いに感情を傷つけるだけでなく、教師を疲れさせてしまいました。ある時、私は生徒に『不思議な宝の本』の内容を読み聞かせた後、「他人をいじめたり、悪口を言う時は、黒い物質をもらうのです。逆に、他人に親切で、自分を我慢して譲り合うことができれば、白い物質が得られるのです」と教えました。意外なことに、クラスの生徒たちはすぐに「得ようとすれば、失わなければならない」という道理を理解しました。それ以降、生徒たちが口論になった時、私は『不思議な宝の本』を開いて、その中の物語をもう一度聞かせると、子どもたちはすぐに心の中の不満を解消し、興奮して赤くなった顔が笑顔になりました。このようにして、クラスの雰囲気はますます穏やかになりました。
私は、教室の本棚に明慧の児童絵本を置くと、生徒を落ち着かせる力があることに気がつきました。また、明慧の児童絵本はどれも台中市教育局が推進する読書認証サイトで認証を行うことができ、生徒はいつも列に並んで明慧の絵本を借りて、読書認証を行うのです。明慧の児童絵本は、子どもたちにとって、読書の習慣を養うことができるだけでなく、自然に正しい道徳観を確立することができ、乱世の中で貴重な優れた読み物であり、台湾地区において、保護者及び教師から好評を得ています。以下は各界からの明慧の児童絵本に対する反応です。
ストーリーは子供たちの生活にとても近い
台湾の保護者の欣雅さんは、「明慧の絵本を見ることで、子供たちがいかに『真・善・忍』の基準に則って良い人になることが、より理解できるようになります。主人公が彼らと同年代の子供で、ストーリーは彼らの生活に近いからです」と話しました。
絵本の中で、主人公が殴られても殴り返さず、罵られても罵り返さないで、トラブルの前で、内に向けて自分を探す物語は、子供たちの心の中で深い印象を残しやすいのです。どうすれば本当の良い人になるか、自分もできるはずだということが分かります。これは親の説教よりも役に立ちます。
明慧の絵本のストーリーはシンプルですが、いずれも深みがあり、品格、道徳から、子供に正しい価値観を伝え、親もその中からヒントを得ることができるのです。
ストーリーは神性に満ちている
台湾の保護者の蕙蓮さんは、「ある日、子供が私に、自分はこの世に神がいないと思っていると言ったので、私は驚きました。私たちは子供に『空気が見えないからといって、地球には空気がないと言ってはいけないでしょう? 神様は当然存在しますよ!』と教えました。明慧の絵本の清新な画風を見て、ストーリーの中に神性が満ちているのを見て、すぐに子供たちに買ってあげました。自然に子どもたちに神を認識させることができればと思っています」と語りました。
親を助けて子供の品行を正す
3人の子供を持つ雪莉玖さんは、親子部のゲスト・映像音楽の創作者です。彼女は「近年、子供の絵本の題材はますます豊富になり、科学、国語、数学、音楽、美語などあらゆるものがありますが、品行教育の面での図書は比較的不足しています。明慧の絵本はシンプルで、分かりやすいストーリーと温かみのある画風で、子供たちに思いやりの心と、他人のために考える価値観を自然に育てることができ、親が子供の素行を教養するのに役立つ良い読み物ですので、お勧めです!」と述べました。
翁教授によると、「明慧の児童絵本には温かなストーリーがたくさんあり、子供たちは皆好きで、反応はとても良いのです。主人公が日常生活の中で現れた真・善・忍の行為は、子供たちにも啓発を与え、自分もそのような人になりたいと考えさせるのです」と話しました。
『天国からの神聖な青書』を読んでいる |
子供たちに『天国からの神聖な青書』を読み聞かせる |
楽しい雰囲気の中で、子供たちは天を敬い神を信じることを知った
台湾の保護者の柏仁さんは、「これまで甥や姪に贈っていたものはおもちゃやお菓子ばかりでしたが、おもちゃは数日もたたないうちに飽きてしまい、お菓子は食べ終わるとなくなるのです。それで子供に本をプレゼントすることにしました。子供たちはとても喜んでくれ、私に読んで聞かせてほしいと言いました。甥はいくつかの字を読めますが、姪は絵を見ることしかできません。子供たちにたくさんのなぜなぜを聞かれました」と言いました。
「子供に物語を聞かせるのは素晴らしいことだと思います。明慧の絵本は善悪の報いと、良い人になる道理を伝えることを目的としています。物語を通して、子供たちはすぐに天を敬い、神を信じることを知り、そして楽しい雰囲気の中で、人間の道理を学ぶことになります。親に説教される雰囲気ではなく、親子の間に良い対話の方法を見つけることができ、絵本の作成チームに感謝します」と柏仁さんは話しました。
分かりやすく、奥深い教育絵本
小学校教師の暁君さんは、「中国の5000年の歴史と文化の中には、豊かな道徳的いきさつや、風土と人情が含まれています。王朝は変わっていきますが、それを貫いて永遠に変わらないのは伝統的価値観です。中国の伝統的な神話物語や、歴史物語、童話の中には、伝承されるべき貴重な品行があるのです」と述べました。
「2024年全国の保護者が最も関心を持つ十大教育議題」の統計によると、親が最も重視するのは依然として子どもの「品格教育」で、これは昔から変わらぬ価値観です。科学技術化、グローバル化の時代に、みんなは教育の上で革新して変化を求めることに努力し、子供たちが未来で急速に変化する環境に直面する能力を育成することを望んでいます。内面化の品格は、社会安定の基礎を築くことになります。
明慧出版社が発行した教育絵本は、分かりやすく、奥深い読み物であり、家族全員に適した品格教育絵本なので、ここで皆にお勧めします。品格教育の中で、教条式の提唱は一定の効果がありますが、面白くて感動的な物語は、知らず知らずのうちに効果が得られます。皆さんはこれらの優れた読み物をたくさん参考にして、私たちの人生を豊かにすることをお勧めします。
(続く)