【明慧日本2024年10月16日】ルーマニアの法輪功学習者(以下、学習者)は9月28日から10月5日まで、さまざまなイベントに参加した。9月28日、彼らはブラショフ市で中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を伝える活動を行った。10月4日と5日には、ギリシャで開催された大規模なパレードに参加し、10月5日にはブカレストで活動を行った。
9月28日、ブラショフ市で行われた活動 |
10月5日、ブカレストのウニリ広場に設置したブースでの功法実演 |
10月4日と5日、アテネで行われたパレードに参加したルーマニアの学習者 |
「私たちには道徳の原則が必要です!」
アテネでの活動では、「強制臓器収奪に反対する医師団」(DAFOH)が発起した請願書への署名を行った。この請願書はG7+7諸国(アルゼンチン、オーストラリア、インド、イスラエル、メキシコ、韓国、台湾)に対し、中共の臓器収奪行為を民族浄化および医療倫理の侵害と認定するよう求めている。この非難すべき犯罪の主要な被害者は法輪大法(法輪功ともいう)の修煉者である。
孫娘を連れた女性は感慨深げに言った。「もしみんながこれら『真・善・忍』の原則に従うことができれば、この世界は素晴らしくなり、正常に戻るでしょう」
ある若い観光客は「私は法輪大法について聞いたことがありません。これは何ですか?」と、とても関心を持って学習者に尋ねた。学習者は法輪大法について紹介し、日常生活において真・善・忍の道徳原則をどのように実践しているかを話した。観光客は自国で煉功を学べる場所を聞き、強制臓器収奪に反対する請願書に署名した。
イスラエルから訪れた女性は請願書に署名し、「私はこの迫害に同意できません。社会の道徳が低下してきています。私たちには道徳的原則が必要です! 善良な心が必要です」と述べた。
アテネでの活動、ルーマニアの人々が支持
アテネでの活動では、多くのルーマニア人が母国語の横断幕を見て、積極的に学習者と交流した。彼らは活動の意義を知った後、自国の人々がこの平和的な抗議活動に参加していることを誇りに思ったという。
ルーマニアの学習者エレナさんは、数人のルーマニア人が彼女のところに来て法輪大法を支持したという。彼女は、「ルーマニア語で印刷されたTシャツを見たルーマニア人が、私たちのところに来て話しかけてくれました。彼らは私たちを見てとても喜び、私たちがしていることを祝ってくれました」と語った。
アテネのパレードに参加したエレナさん(左) |
ギリシャに15年住んでいる、モナスティラキ広場のレストランで働いている数人のルーマニア人が学習者にソーダ水を差し入れた。彼らはこの場でルーマニアの学習者に会えてとても喜んだ。さらにルーマニア人の家族4人が近づいてきて、「法輪大法とは何ですか? なぜここにいるのですか?」と尋ねた。学習者が法輪大法の原則を説明すると、彼らは「法輪大法の原則に従うことで、世界がより良くなる希望を持ってます」と言った。
「これらの価値観は世代を超えて受け継がれるべきです」
ルーマニア国内でも、学学習者は多くの人々の関心と支持を得ている。彼らがブラショフ市とブカレスト市で行った活動は、多くの通行人を惹きつけ、法輪大法やその功法、価値観に対する強い興味を示した。
法輪大法のウェブサイトを必ず閲覧すると話す2人の女性 |
10月5日、ブカレスト市での活動で2人の女性が法輪大法のブースに立ち寄った。「これが法輪功ですか?」と尋ねた。学習者が確認すると、1人の女性は「私はこの修煉方法をずっと前から知っていました」と言った。
迫害に関する横断幕を読んだ後、彼女は「なぜこんなに平和な人々が迫害されるのですか? 彼らはただ修煉を通じて健康を維持しているだけなのに」と尋ねた。学習者の説明を聞いた彼女は非常にショックを受け、悲しみを感じ、すぐ請願書に署名した。
彼女は資料を受け取り離れる前に、学習者に煉功を学べる場所を聞いた。学習者は、ブカレストの最大の公園で煉功を学べることができ、また、法輪大法の創始者である李洪志先生の功法を教えるビデオを見て自宅でも煉功を学ぶことができることを伝えた。これらの映像を法輪大法の公式ウェブサイトで見つけることができ、李洪志先生の著作を含めてウェブサイトで無償で入手できことを教えた。
学習者からの情報を聞いた2人の女性は嬉しそうに、「私たちは必ず法輪大法のウェブサイトをアクセスします」と言った。
クラヨーヴァ出身のアレクサンドル・ディヌさん(右)と恋人 |
アレクサンドル・ディヌさんはクラヨーヴァの出身で、彼は水泳コーチ兼ライフガードである。彼は法輪大法に興味を持ち、パネル資料に書かれた道徳的価値観に引き寄せられた。彼は「これらの価値観は非常に象徴的であり、世代を超えて受け継がれるべきです。そうすれば、調和が生まれ、すべての人が最善を尽くし、日常のストレスや悩みから解放されるでしょう」と話した。そして恋人と一緒に請願書に署名した。
アレクサンドルさんは、「最良の状況は、中国での迫害を止めることです。私が思うには、人々が公園で修煉したいと思うなら、自由にできるべきであり、そうすることで健康で幸せになれるのです」と話す彼は学習者に感謝し、「神のご加護がありますように!」と祈った。
ロショリ出身の弁護士ダニエル・チンタ氏 |
ダニエル・チンタ氏は、ロショリ出身の弁護士で、メディアを通じて法輪大法について知ったという。彼は迫害を受けている人々に対する同情を表し、請願書に署名し、そして中共による法輪功迫害を非難した。