心からの九文字を唱える体得
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 文/東北の大法弟子・新宇

 【明慧日本2024年2月1日】最近、明慧ネットは、苦境に立たされたとき、心からの九文字を誠心誠意に唱え、危険を無事に乗り越えた常人の話を数多く掲載し、実に感動的でした! 本当に素晴らしいことです! 今回は、大法弟子が難関の中で心からの九文字を唱え、その体得について二つの出来事をお話したいと思います。

 一、インプラント治療 心からの九文字を唱える

 私は、2本の歯が悪くなって、インプラントをする必要があるといわれました。上と下に1本ずつ、どちらも奥歯に負担がかかる大きな歯です。私は歯槽骨が非常に悪く、「骨不足」と骨密度が低くて、骨粉を入れる必要がありました。ですから、まず1本をインプラントにし、半年後にもう1本をインプラントにすることになっていました。

 最初のインプラント(下の歯)を埋め込んだときは、心の準備もできていなかったのですが、麻酔でとくに痛くありませんでした。電動ドリルで穴をあけてから歯槽骨にチタンの人工歯根を埋め込み、歯周縫合をするだけでした。時間は30分以上かかりました。埋入後、医者から、「これから、3日間抗生物質の注射を打ち、家に帰ってから埋入した歯を氷で冷やしてください。その3日後、2種類の抗生物質を3日間服用してください」と言われました。つまり、注射と飲み薬で1週間ほど使うということでした。これを聞いた私は「私は20年以上薬を飲んだこともなく注射もしたことがないし、家に帰って煉功をしてこの問題は解決できる」と思いました。帰宅して1時間も経たないうちに、埋め込んだ側の顔の下の部分が少しずつ腫れてきて、麻酔が切れた後とても痛く、唾液が出続けました。

 そして、私は第二式の功法を煉り始め、しばらくすると歯はそれほど痛くなくなり、傷口が少し違和感を感じるだけになりました。しかし、功法を煉り終えて、また歯が痛くなり、頭の半分まで痛くなりました。それで私は横になって明慧ラジオを聞き、痛みを分散させようとしましたが、いつの間にか眠ってしまったのです。翌日、目を覚ますと、顔の半分が腫れ上がり、口を開けることさえ困難になりました。しかし、「私は修煉者だから、薬を飲みたくない。これくらいの難に耐えられる」と思いました。そこで、私は学法と煉功を強化しました。半月後、抜糸のために病院に行くと、まだ少し腫れていました。この期間、私は苦痛があって、時には動揺して学法に集中ができなかったのです。

 もう1本の歯を埋入するのが先に埋入した歯より複雑でした。というのは、人口歯根を歯槽骨に埋め込むために、上顎のサイナスリフトが必要だからです。手術は40分以上かかりました。手術を始めると、心からの九文字を唱えることが頭に浮かんでいたので、私は心の中で黙々と「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えました。手術中も帰り道もずっとこれを唱え続け、薬を飲むことや注射について医師から言われたことは全く気にしませんでした。家に帰ってからも同じく唱え続けました。同時に、私は座って、新しく埋入した歯根に「新しい歯よ、あなたは私のところにきて幸運だ。私は法輪大法の学習者だから、私と一緒に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と唱え、私と一緒に宇宙の特性に同化し、私が学法するときも一緒に学んで、私が煉功するときも一緒にしてね。そうすれば、あなたは昇華され、高い次元の生命になることができる」と、話をかけました。

 その結果、その夜は激しい痛みも腫れもなく、わずかな痛みを感じただけで、何をするにも遅れることはなかったのです。翌日、顔の片側が少し腫れていましたが、よく見ないとわからないほどでした。家事をしても、散歩をしても、寝る前でも心からの九文字を唱えていました。最初のインプラントのときに比べれば、あまり苦しむことがありませんでした。今では抜糸も済み、医者によると、回復具合はとてもいいそうです。

 二、派出所に連行され 心からの九文字を念じる

 2023年3月のある日、ある派出所の5人の警官が突然私の家に押し入り、家宅捜索を行い、大法の書籍を2冊押収し、私を派出所に連行しました。その時、私は何が問題なのか分からず、とても緊張して怖かったのです。私は彼らの要求には一切協力せず、真実のことを話し、そして派出所の他の空間にある邪悪を一掃する目的で、声を出して心からの九文字を唱え続けました。警官らは非常に混乱している様子でした。ある警官は「なんで今日はこんなに頭が混乱しているんだろう? 忘れものばかりして」と言いました。 別の警官も「私も頭が痛い」と言い出しました。警官らは「もしかして、彼女(私のこと)が念じているせいか?」という会話をしていました。

 私は唱えれば唱えるほど、落ち着いてきていましたが、彼らはますます混乱しました。 夜になって私は留置場に送られました。留置場に着くと、手続きの不備があったため、私は派出所に連れ戻されました。翌日、私は心臓の問題で病院に送られましたが、警官は事件を取り下げました。それ以来、警官からの嫌がらせがなかったのです。実はその時、過度の緊張のため、内に向けて探すことなど何も思いつかなかったので、ただこの心からの九文字を唱えることで難を乗り切れると信じていました。

 これは、今年、難関にあったとき、心からの九文字を唱えることの体得です。これを書き出したのは、同修と共有するためです。大法弟子は病業の関に遭うとき、まず、内に向けて探し、それから心からの九文字を唱えると、より効果的だと思います。大法弟子は修煉者であり、内に向けて探すことこそ、大法の力が発揮されるからです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/21/470975.html)
 
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