大法弟子には功能がある
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年2月13日】ある日、私たちは手作りの小さなヒョウタンと大法の資料を持って、人々に法輪大法の良さと迫害の実態を伝えに町に行きました。順調にヒョウタンと資料を配りながら伝え、あと二つ残っていたところ、同修は野菜市場に行って配ろうと提案しました。市場に着くと、自転車を押して歩いている女性に資料をあげました。

 女性がヒョウタンと明慧週報を受け取ったとき、近くにいたある男性が大きな手で私をつかもうとしましたが、私が横に避けると、彼は思い通りにできませんでした。男性は「法輪功だ。あなたは法輪功を宣伝しているね!」と叫びました。私は資料を受け取った女性の自転車の周りを回っていると、男性は私の後ろを追いかけてきました。

 私はまったく怖くありませんでした。私は厳しい口調で彼に「もうやめてください! あなたは何を知っていますか?」と言いました。私は心の中で「どうすればこの人を止めることができるか? まだこの女性に大法を伝えていない」と考えていました。不思議なことに、そう思った瞬間、男性はおとなしくなり、自らちょっと離れ、何も言わずにそのまま立っていました。

 目の前のシーンを見た女性は、思わず吹き出してしまいました。私は彼女に大法のことを伝えた後、中国共産党の各組織から脱退するよう三退を促しました。彼女はずっと笑っていて、私が何を言っても賛同してくれて、最後は喜んで三退しました。女性の笑顔は心からの喜びでした。

 この出来事を通じて、師父が私のそばにいらっしゃり、そして、大法弟子は功能があることを実感しました。正しいことをすれば、できないことはありません。師父は助けてくださいます。そして、私たちの堂々とした行いは、大法を正しい位置を与えてくれます。私たちの行うことは、宇宙の「真・善・忍」に符合していますので、邪悪は迫害することができません。人々にもわかる面がありますので、自然と喜んで大法のことを受けいれるのです。

 私は1999年から大法の修煉を始めた大法弟子です。以前は主に大法の資料を作っていましたが、近年は他人を救うために、直接人々に大法の素晴らしさと迫害の実態を伝えています。この過程で、いろいろな人心を取り除くことができます。最初の頃、真実を知らない人に罵られたり、傷つけられたりすることもよくあり、とても辛かったのですが、だんだんと心が試練に耐えられるようになり、他人の言葉に動じなくなりました。

 大法のことを伝える過程は、多くの執着心を取り除く過程でもあります。時には、順調にいくと、喜ぶ心が生じてしまい、そうすると、誰も資料を受け取ったり、話を聞いたりしてくれません。そんな時には、内に向けて自分を探すと、歓喜心が見つかり、それを正すと、またうまくいくようになりました。また、人を救うのは難しすぎて、「出かけたくない」とか、「今日は資料を少なめに持って行こう」と思いこの正しくない一念があったため、結局、誰も資料を受け取ってくれませんでした。「本当に難しい!」と感じました。自分を探したところ、自分の考えが正しくないと気づき、師父に「私に縁のある人を手配して下さい」と願いました。だんだんと、私は日常生活の中でも内に向けて自分を探す習慣を身につけ、どんなことをしても、うまくいかない時に、必ず自分を探すと、それによって、すべてがうまくいくようになりました。

 もちろん、私にはまだよくできていないこともあれば、分かっても、よく行っていないこともあります。私はこれからもっと精進して、ふさわしい大法弟子になりたいと思っています。師父、ありがとうございます!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/10/472163.html)
 
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