縁のある人を見逃してはいけない
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 文/北京の大法弟子

 【明慧日本2024年2月28日】数日前、私は夫と2人の娘を連れてベッドを買いに行きました。その時、家具店で夫の同級生に出会いました。夫と同級生は楽しそうに話していましたが、私は同級生の服装がすこし気に入らなかったので、彼女に話しかけることなく、夫の横に座って待っていました。

 ところが、突然夫が理由もなく私に向かって怒り出しました。私は微笑んで黙っていました。すると同級生が「奥さんは本当におおらかですね。私だったらすぐに怒り出したかも知れません」と言いました。私は微笑んで「私は法輪功を修煉しているから、殴られても殴り返さず、叱られても言い返さないようにしています」と話しました。すると彼女は、私を変な目で見ながら、「あなたは法輪功をやっているのですか? 法輪功をする勇気がよくありますね」と言いました。私は「はい」と答えました。

 私は彼女に、法輪功の迫害の実態を伝えました。そして「3年間で何億もの人が疫病で死亡し、今も陽性になる人が後を絶たないので、『三退』して安全を守らないといけません」と話しました。彼女は私の2人の娘にこう聞きました。「あなたたちも、三退すると安全を守れると信じているのですか?」と。娘たちは「信じますよ。他の人が陽性でも、うちの家族はだれも陽性にならなかったのです。あなたも『三退』したほうがいいですよ」と答えました。すると彼女はすぐに、「『三退』して、私も安全を守りたいです! 青年団や少年先鋒隊から脱退します」と言いました。そして、私たちがベッドを買ってかなり遠くまで歩いていたのですが、彼女は、「私が『三退』するのを忘れないでくださいね!」と、私たちに呼びかけました。

  私は、「彼女の服装が気に入らなかった」という一瞬の観念で、縁のある人を見逃すところでした。

 見物していた人たちに、馬鹿だと言われる

 2023年8月のある日、私は雑貨店に買い物に行きました。道路を渡って雑貨店の前に行き、三輪車を止めようとした瞬間、小さな車が急に近づき、私の三輪車をひっくり返しました。車にぶつけられて転んでいる最中、私は大声で「師父、助けてください!」と叫びました。その時、自分が綿の中に落ちたような感じで、地面を何回も転がり、地面に横たわりました。

 車の運転手はびっくりして、急いで降りてきて「大丈夫ですか? 立てますか?」と言いました。「大丈夫です。安心してください」といいながら地面に座り、両脚を抱え上げてみました。脚は少し痛く、膝を擦りむいていました。

 運転手は私の電話を使って夫を呼び寄せました。彼は私を病院に連れて行こうとしたのですが、夫は、私を支え上げながら「大丈夫ですよ。あなたを脅迫しません」と彼に言いました。私は彼に「私は法輪大法を修煉しており、真・善・忍を信仰しています。法輪大法と真・善・忍が素晴らしいことを覚えてください」と言いました。すると彼は、「今日はいい人に出会えました!」と言いました。見物していた人の中には、「やっぱり病院に行った方がいいよ。ぶつかったのが深刻だし、後で大変なことになるかも知れないよ」と助言する人もいました。私は「大丈夫です」と言いました。彼は急ぎの用事があると言って、電話番号を残し、「何かあれば連絡して欲しいです」と言いました。私は彼の電話番号を聞かず、「法輪大法と真・善・忍の素晴らしさを覚えてほしいです。私の名前と、ここの村に住んでいることを教えますね。何か法輪大法についての真実を聞きたいことがあれば、私を訪ねてくださいね」と彼に話しました。

 見物していた人たち皆が、私を馬鹿だと言いました。この場面はまさに、師父が『轉法輪』で説かれた、「運転手がスピード違反をしたことは確かです。しかし、彼もわざと人にぶつけたわけではありません。彼は不注意で事故を起してしまったのではありませんか? しかし、現在の人間は、当事者から金をゆすらなければ、まわりで見ている人さえ心のバランスが取れなくなるのです」というものでした。

  師父に感謝いたします。師父の保護のおかげで、私は法の中で成長することができました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/23/473506.html)
 
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