【明慧日本2024年3月14日】偶然の機会に、中国に10年間住んでいたある西洋人が発見し、暴露した中国共産党の洗脳ビデオを見た。そのタイトルは『中国の悍ましい処刑ワゴン車ーーそれらは実在し、普遍的に使用され、非常に恐ろしい（未公開映像）』である。このビデオは中国人向けに「処刑ワゴン車」を宣伝するためのもので、映像には「死体火葬車」のシーンが何度も登場した。
「処刑ワゴン車」は、中国国民向けのウェブサイトでは「死刑ワゴン車」、または「死刑執行ワゴン車」と呼ばれている。中国のウェブサイトには、「死刑ワゴン車の没入型体験」、「死刑執行ワゴン車、70万元？」、「死刑執行車の内部はどんな感じ？ その中で囚人は人生の最後の瞬間をどのように過ごすのか？」、「製造費40万元」などの動画がずらりと並び、中共政権のぐろい「人道」を映し出している。その気味悪い宣伝映像によると、「処刑はまれ」だが、死刑執行施設の建設には200万元（28万米ドル）がかかるのに対し、「死刑執行ワゴン車」の設置には70万元（9万8,000米ドル）しかかからないという。また、処刑車は処刑される人がいる場所まで移動できるため、死刑執行施設への犯人の移送費を節約できるという利便性もあるという。
中国共産党の「処刑ワゴン車」宣伝フィルムによると、中国での死刑は主に銃殺と注射によって行われる。「処刑ワゴン車」内の主な設備は、心電計、脳波計、受刑者を固定するベッドなどである。死刑執行のプロセスには4種類の注射があるが、それに関する説明はすべて、「あなた」（映像視聴者）を受刑者として想定しており、「あなた」の筋肉、血管、内臓、脳の感覚や恐ろしい変化を含めて、それぞれの注射が「あなた」に与える影響などが説明され、「あなた」にこの種の注射による死がもたらす恐ろしい過程を体験させる。数分後、「あなた」の死体が「処刑ワゴン車」から運び出された後、同行の葬儀屋に引き渡されるか、それとも映像に登場した「死体火葬車」（移動式焼却車）に直接運び込まれるかの流れを見せるだけで、心理面の脅かす効果が十分得られるため、焼却／火葬のプロセスの描写において神経を遣わなかった。
以下は、中国人の習慣を踏襲し、自分のチャンネルを「外人」と名付けた西洋人マット氏が、中国共産党のプロパガンダ映画「処刑ワゴン車」を暴露・評論したオリジナル動画（英語、19分）である。
皆さんはご自身の経験と知っている情報に基づいて考え、推論することができる。中国本土になぜ「処刑ワゴン車」が現れたのか？ なぜ本土の国民を相手に「処刑ワゴン車」を宣伝するのか？ 死刑執行車や移動式焼却車の宣伝は、生体臓器狩りの行為がより多くの人々にまで拡大していることと関係があるのだろうか？ 過去4年間の流行で大量の死者が出たことと関係があるのだろうか？ そして、この2種類の車はまた、どのような潜在的な「受刑者」のために備えられているのだろうか？ 中国の本当の事情に詳しい人なら誰でも知っているように、中国には真の法律も、法制も、法治も存在しない。
興味のある方は、「laowhy86」チャンネル内の中国の幼児や小学校教育を評論したこの動画（英語、17分）、『アメリカ人を殺そう--中国の学校における新しい教育運動』（"KILL AMERICANS"-China's New Education Campaign in School）を見てほしい。迷彩服や軍服を着た小学生たちが、泥水の中でバリケードの上を這い回ったり、銃を撃ったり、他の生徒を援護するために手榴弾の上に体を投げ出したりなど、あらゆる戦争の訓練を受ける様子が収められている。子供たちは条件反射的に日本人、アメリカ人を憎むように訓練されていて、大人が「誰を一番殺したいのか？」と聞くと、児童たちはこう答えた。「私は日本人を一番殺したい。私はアメリカ人を殺したい...」
