偽りの相を見破り、旧勢力の按排を破る
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 文/山東省の大法弟子

 【明慧日本2024年3月17日】地元の同修Bさんは不当な裁判に直面しており、この機会に検察庁や警察に真相を伝えようとしています。彼は以前に書いた「保釈取り消し申請書」を急いで使いたいと思っていますが、それは同じく不当判決を受けた同修Aさんの家にありました。Bさんは何度もAさんの家族を訪ねましたが、誰も応答しなかったそうです。このことを知った私はBさんを助けようと考えました。

 Aさんが不当に判決を受けた後、その母親(同修)はまもなくして交通事故に遭いました。4年の間、Aさん一家の消息が全くわかりませんでした。Aさんの家を知っている同修Cさんが状況を見に行きました。しかし、Aさんの実家には誰もおらず、その妹の家も誰もいませんでしたが、車庫の壁に穴が開いていたので、Cさんは中に入りました。中は人の気配は全くなく、物が散乱しており、何か嫌な気配を感じたので、すぐに帰ろうとしました。その時、2台の黒い車がCさんの前に急停車しましたが、すぐにバックしたため、Cさんはその隙に自転車を漕いでその場を走り去りました。後で、心臓がドキドキして、怖かったとCさんは言います。

 同修たちと確認したところ、Bさんは警察に尾行されていたことが分かりました。Bさんは3回Aさんの妹を訪ね、警察はBさんを通じて、より多くの同修を連行しようとしているとCさんに言われました。これを聞いた私は正念を失い、恐怖心が出てきたのです。

 Bさんにもこのことを伝えようとしたところ、Bさんはすでにこのことを知っており、外出を控えていました。これは偶然ではないと悟った私は、まず自分の状態を整えることにしました。法はすべてを創造し、師父はここで法を正しています。邪悪が好き勝手に大法弟子を迫害することを許されるはずはありません。それにBさんは大きな圧力に耐えて公安局・検察庁・裁判所の人々に真相を伝えようとしています。私たちは正念をもってBさんを応援すべきではありませんか? 私のどの人心が正念を抑えているのでしょうか? なぜBさんのことで邪悪の罠にはまったのでしょうか?

 内に向けて自分を探していくと、恐怖心を見つけました。Bさんたちが迫害に遭った翌年、私も誘拐されました。当時、中共ウイルスが猛威を振るい、私たちは衆生を救うことに忙しくなく、仕事をやる人心が生じ、正念がなかったために、邪悪に尾行されました。私はすぐに自分の過ちに気づき、師父に助けを求めました。そして、当日中に無事、家に着きました。しかし、当時のことがなかなか頭から離れず、ずっとそれに影響されていたのです。Cさんの話を聞いてから、動揺して落ち着きませんでした。

 私は偽りの相を真実だと思い、旧勢力の思想に沿って考えていたので、当然、旧勢力の道を歩むことになります。旧勢力の按排を認めたわけですから、迫害を認めることになり、その中でいくら発正念しても、何も取り除けないのです。

 旧勢力が按排した偽りの相から抜け出した瞬間、心身ともに楽になりました。恐怖も不安もどうすれば良いのかという苛立ちも一気に消えました。それから2日後、私はAさんの妹の家を訪ねました。すると、彼女はずっと家にいたと言い、同修が来るのをずっと待っていたというのです。

 長い間、Bさんたちが迫害されたのは、Aさんが裏切ったという噂が流れていました。しかし、Aさんの妹が見た資料には「尾行」「監視」と確かに書かれていたのです。それでも、一部の同修はAさんが裏切ったと思い、あちこちに広めていたのです。本来であれば、同修を救助するとき、力を合わせて邪悪を消さなければならず、同時に政府機関に真相を伝える良い機会でもあります。しかし、邪悪に人心を利用されて、内部から同修たちの心をかき乱されてしまいました。そのため、Aさんの判決は最も重く、Aさんの母親も交通事故に遭い、いまだ回復しておらず、人に頼らないと生活できない状況です。

 今回のことがあってから、私はたくさん学法することで自分の正念を強めています。正念が強まると、何事においてもまず法理に基づいて考えることができるようになり、法に同化することができるのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/11/473916.html)
 
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