2月、56人の法輪功学習者が中共から不当判決 (二)
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 【明慧日本2024年3月19日】(前文に続く)

 

 (二)2月、21人の60歳以上の法輪功学習者(以下、学習者)が不当判決

 

 明慧ネットの統計によると、2024年2月に21人の60歳以上の学習者が不当に判決を受けた。その内訳は、80歳~90歳2人、70歳~80歳9人、60歳~70歳10人である。最高齢は84歳である。

 

 2024年2月60歳以上の学習者21人に対する不当な判決状況統計表

姓名

区・県

不当な刑期

法廷不当罰金

警官の強奪金

年齢

金運碧

貴州省

貴陽市

 

2年、執行猶予

   

84

張常雲

貴州省

貴陽市

 

2年、執行猶予

   

80

孫秀珍

遼寧省

営口

魚圏区

3年

   

79

薛桂蘭

遼寧省

錦州

 

懲役1年、執行猶予2年

   

78

李京華

山東省

淄博市

 

3年

   

78

邱徳濃

広東省

河源市

 

3年6カ月

   

73

王忠

河北省

承德市

寛城満族自治県

3年6カ月

20000

 

72

王国秀

貴州省

貴陽

 

2年6カ月、執行猶予

   

70

高科

黒竜江省

ハルビン

道外区

4年6カ月

   

70

劉敏傑

吉林省

吉林市

舒蘭

3年、執行猶予4年

   

70

喩徳恵

重慶市

   

1年2カ月

   

70

張善娟

山東省

日照市

 

8年

   

68

江賢俊

四川省

徳陽市

旌陽

3年6カ月

   

67

趙長艶

吉林省

吉林市

舒蘭

3年6カ月

   

66

傑彩雲

遼寧省

阜新市

彰武県

3年

 

200

65

王悦忠

山東省

済南市

 

2年

   

65

範玉萍

山東省

聊城市

 

2年

   

65

汪大伍

浙江省

杭州市

 

1年6カ月

20000

 

63

南振欣

山東省

坊市

青州市

5年

   

62

金美華

浙江省

杭州市

 

2年

30000

 

61

陳雪艶

黒竜江省

牡丹江市

寧安市

3年6カ月

1000

 

60代

 迫害の実態の一部:

 (1)山東省日照市68歳の張善娟さんが冤罪で懲役8年の判決

 明慧ネット2月3日の報道によると、2023年11月、張善娟さんは山東省日照市の五蓮県裁判所で不当な判決を受け、懲役8年の実刑判決を受けた。身体状態が収監条件を満たさないにもかかわらず、彼女は投獄された。

 張善娟さんは、1956年2月17日生まれで、今年68歳。退職した労働者で、山東省日照市東港区に在住。1998年6月、張善娟さんは法輪功の修煉を始めた。それ以前の張善娟さんは関節痛や首の不調に悩まされていた。法輪大法を修煉し始めてから、張善娟さんは法輪功の理念に基づいて常に良い人になるように自分を律したところ、病気がいつの間にか治り、非常に健康になった。薬を飲んだり注射を打ったりしたことは一度もないだけでなく、職場にとっても医療費の節約に貢献した。さらに、真・善・忍という法輪大法の法理に基づいて、名利を求めず、他人のことを考えるようになった。

 張善娟さんは、多くの人に法輪功のすばらしさを知ってもらいたいという思いから、2021年5月、法輪功を紹介する資料を配布中に黄海路警察署の警官に連行された。その晚、彼女は留置場に送られる予定であったが、健康診断で血圧220、不整脈、複数個所の体調不良が確認されたため、釈放された。

 その後、黄海路警察署、五蓮県検察庁、五蓮県裁判所による嫌がらせが続き、彼らは、張善娟さんを陥れるための「証拠」を探そうと試み、懲役8年の判決を言い渡し、刑務所に投獄してさらなる迫害を加えようとした。しかし、数回の身体検査の結果、張善娟さんは健康状態が基準を満たしておらず、企みは失敗に終わった。

 2023年11月、張善娟さんは健康状態が収監の基準を満たしていないにもかかわらず、日照市五蓮県裁判所によって懲役8年の不当な判決を受け、強制的に投獄された。

 (2)山東省濰坊市青州市国税局の元公務員・南振欣さんが懲役5年の不当判決

 山東省濰坊市青州市在住の学習者・南振欣さんは、2023年3月に、青州市公安局国内安全保衛部門(法輪大法迫害の実行機関。以下、国保)の悪質な警官によって秘密裏に連行され、濰坊留置場に拘禁され迫害された。南振欣さんは、青州市裁判所で不当に懲役5年の判決を受け、現在、山東省女子刑務所に収容され迫害を受けていることが、2024年2月初旬に判明した。

 南振欣さんは、今年62歳で、山東省濰坊市国税局の元公務員である。1997年から法輪功の修煉を始め、真・善・忍の理念に基づいて良い人になることを目指し、心身ともに大きな恩恵を受けた。法輪功の修煉を始めてわずか1カ月後、南振欣さんを悩ませていた不眠症、ドライマウス、鼻炎などの症状は薬を服用することなく自然に治癒した。南振欣さんは厳格に自分を律し、仕事に真面目に取り組み、清廉潔白な態度で、長年にわたり国税局で優秀公務員や模範労働者に選ばれた。

 2022年3月10日、南振欣さんは青州市公安局国保の悪質な警官によって自宅付近で尾行された後、連行された。翌日解放されたが、その後不当に起訴された。2023年、南振欣さんは再び青州市公安局国保の悪質な警官によって秘密裏に連行され、濰坊留置場に拘禁され迫害された。南振欣さんは、青州市裁判所で不当に懲役5年の判決を受け、現在、山東省女子刑務所に収容され迫害を受けていることが、2024年2月初旬に判明した。

 南振欣さんは、法輪功を学び続けたとして、中国共産党(以下、中共)による迫害を何度も受けた。夫の袁和訓さんと幼い娘も、法輪功を修煉したことで中共による迫害を受けた。

 (3)貴州省貴陽市の金運碧さん、張常雲さん、王国秀さんが不当判決

 明慧ネットが2024年2月27日に報じたところによると、貴州省貴陽市在住の3人の女性学習者が、2023年12月に当地の裁判所で不当な判決を受けた。そのうち、金運碧さんは今年84歳、張常雲さんは80代の高齢者で、いずれも懲役2年の判決を受けたが、執行猶予付き判決で釈放された。70代後半の王国秀さんは懲役2年6カ月の判決を受けたが、王国秀さんも執行猶予付き判決で釈放された。

 (4)迫害の実態を伝えた90代の孫秀珍さんが遼寧女子刑務所に投獄

 営口市鱍魚圈区在住の90代の学習者・孫秀珍さんが、2023年8月に営口市留置場に連行された。最近、90代の孫秀珍さんが不当な判決を受け、懲役3年の実刑判決を宣告された後、遼寧女子刑務所に投獄され迫害を受けていることが判明した。

 孫秀珍さん(女性)は1945年1月22日生まれで79歳、遼寧省鞍山市岫岩県出身で、遼寧省営口市鱍魚圈区に在住している。法輪功を修煉する前に、孫秀珍さんは胆嚢炎、肝炎、リウマチ、産後病、咽頭炎など、様々な病気を患った。そして最後に、喉頭癌を発症した。孫秀珍さんの病気を治すために、家族全員が彼女一人のために財産を注ぎ込んだ。孫秀珍さんは病魔に苦しめられ、生きた心地もせず、死の淵を彷徨っていた。ある人によると、孫秀珍さんは60歳まで生きられないであろう、ということであった。

 まさに孫秀珍さんがどうにもできない状況になったその時、1997年に彼女は法輪功と出会い、その年、彼女は52歳であった。その日から、孫秀珍さんは法輪功の修煉に全身全霊で取り組むようになり、大法の師父が説かれた真・善・忍に基づいて良い人、より良い人になることを目指した。孫秀珍さんは、それからは1錠の薬も飲まず、一度も注射せず、体が完全に回復し、健康な人になった。家族や親戚、友人は皆、法輪功のすばらしさや奇跡を目の当たりにし、孫秀珍さんの命を救ったのは大法の師父であることを確信した。

 2023年8月20日午後から、老婦人(訳注:孫秀珍さん)と連絡が取れなくなり、その後、多方面にわたって聞き込みをしたところ、78歳の孫秀珍さんが営口留置場に連行されたことが判明した。

 明慧ネットが2024年2月21日に報じたところによると、孫秀珍さんは不当に懲役3年の実刑判決を受け、遼寧省女子刑務所に収容されている。収容過程は不明である。

 (三)2月、学習者から不当に合計10万7千元の罰金を巻き上げた

 明慧ネットの統計によると、2月に中共の裁判所は学習者から10万7千元を巻き上げた。

2024年2月に発覚した中共の裁判所による学習者からの現金巻き上げの詳細

姓名

区・県

不当な刑期

法廷不当罰金

警官の強奪金

年齢

金美華

浙江省

杭州市

 

2年

30000

 

61

王忠

河北省

承德市

寛城満族自治県

3年6カ月

20000

 

72

王彦明

黒竜江省

大慶市

 

3年6カ月

20000

 

54

汪大伍

浙江省

杭州市

 

1年6カ月

20000

 

63

小燕

山東省

聊城市

 

1年6カ月、執行猶予

10000

   

張礼江

重慶市

   

1年8カ月

5000

 

57

陳雪艶

黒竜江省

牡丹江市

寧安市

3年6カ月、執行猶予

1000

 

60代

劉玉紅

山東省

青島市

即墨区

6カ月、執行猶予

1000

   

傑彩雲

遼寧省

阜新市

彰武県

3年

 

200

65

合計

       

107000

   

 

 迫害の実態の一部:

 (1)法輪大法のすばらしさを広めた罪で杭州市の金美華さんと汪大伍さんが不当判決

 2023年12月11日、杭州市在住の学習者・金美華さんと汪大伍さんが、法輪功を紹介する資料を配布したという理由で、杭州市拱墅区検察庁と西湖区裁判所から不当な判決を受けた。金美華さんは懲役2年の冤罪判決を受け、3万元の罰金を科せられた。汪大伍さんは懲役1年6カ月の冤罪判決を受け、2万元の罰金を科せられた。

 (2)大慶市の王彦明さんは懲役3年6カ月の実刑判決

 

 大慶市の学習者・王彦明さんは、2023年6月28日、高新開発区国保の警官に連行され、大慶市第二留置場に不当に拘禁された。その後、大慶市高新技術開発区検察庁によって不当に罪を捏造され、高新技術開発区裁判所から懲役3年6カ月の実刑判決と2万元の罰金を科された。王彦明さんは控訴したが、大慶市高等裁判所によって原判決が維持された。

 

 (3)河北省承德市寛城満族自治県在住の70代の王忠さんは冤罪で投獄

 河北省承德市寛城満族自治県在住の72歳の学習者・王忠さんは、2023年5月4日、人々に法輪大法を紹介していたところ、同県公安局国保の警官に連行され、寛城県留置場に不当に拘禁された。その後、承德市裁判所で3年6カ月の冤罪判決を受け、2万元の罰金を科された。王忠さんは2024年2月3日に唐山刑務所へ連行された。

 (完)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/10/474062.html)
 
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