ギリシャの学習者、アテネで交流会を開催
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 【明慧日本2024年3月21日】ギリシャの法輪功学習者(以下、学習者)は3月10、首都アテネで「法輪大法修煉体験交流会」を開催した。ギリシャ全土、キプロスとノルウェーからも一部の学習者が交流会に参加し、20人の学習者が発表した。修煉中での身心の変化、どのように内に向けたか、師と法を信じて困難をどのように乗り越えたか、自我をどのように放下したか、迫害の真実を伝えて人々をどのように救うかなどを分かち合った。

图1:希腊法会现场

交流会で発表する学習者

图2~3:学员发言。

交流会で発表する学習者

 考え方を変えることで 主流社会を救う門を開く

 ギリシャのネリさんは、2002年に法輪功の修煉を始めた。昨年、他国の学習者と交流をしている中で、ネリさんは政治家に偏見を持ち、彼らを救いにくいと考えていた。この考え方は根深いもので、政府関係者に真相を伝えることを妨げていた。

 師の新しい経文『なぜ人類が存在するのか』が発表された後、ネリさんは法を正す期間中、地球上のすべての生命が重要であり、自分には誰が救えるかを判断することはできないと理解した。

 ネリさんは「私は彼らを救うために意識的に努力する必要がありました」と言った。

 数日後、ネリさんは欧州の学習者からの手紙を受け取った。手紙には「中国本土で迫害されている両親や他の学習者を救出するために、ギリシャ政府の役人や影響力のある人々と連絡を取りたい」と書かれていた。そこで、ネリさんは数人のギリシャの学習者と連絡を取り、政府要人や関連組織に真実を伝え始めたと語った。

 グループのメンバーであるエフィさんはピアノの先生である。最初は政治家と話す自信がなかったが、師が説かれた法の学習とグループのメンバーからの励ましもあって、エフィさんは徐々にこの壁を乗り越えた。

 グループの努力もあって、学習者たちは多くの政府関係者と会い、法輪功がどういったものかを伝え、中国本土での迫害の状況を説明した。2024年1月18日、欧州議会のギリシャ人議員は第2024/2504(RSP)号決議に賛成票を投じ、中国共産党(以下、中共)に即時に法輪功の迫害を停止するよう求めた。

 活動申請が頻繁に妨害され、正念で問題を解決する

 キプロスの学習者マーレンさんがある市で初めての宣伝活動を申請したときには順調だったが、2回目の申請では市の行政秘書が強硬な態度をとり、煉功は許可されたが、チラシの配布は許可されなかった。

 3度目の申請時、マーレンさんは市役所に直接出向いて、キプロス憲法の公民が平和な集会を開催でき、パンフレットを配布する権利に関する文書を添えて申請書を提出した。マーレンさんは冷静で丁寧に行政秘書に対応し、市長の秘書に申請書を提出した。

 数日後、マーレンさんは再び市役所に行った。行政秘書は非常に礼儀正しくなり、他の2人の職員と一緒にマーレンさんが中国の学習者が受けている迫害と宣伝活動の重要性について説明するのを聞き、3人とも感動した。間もなくして、マーレンさんは活動を許可されたが、まだチラシの配布は許可されていなかった。

 その後、マーレンさんは他の学習者との交流を通じて、自分自身が障害を乗り越えるためには正念を発する必要があると気づいた。以前、中国人は共産党の監視を恐れて法輪功に近づかないと思っていた誤った考えを認識し、それは人々を救う上での障害であることにも気づいた。

 考え方を正した後、思いもよらぬ変化が起こった。パフォス市長が自らマーレンさんに電話をかけてきて、会議の申し込みの返答が2カ月もかかったことを謝罪した。状況を理解した後、「キプロスは民主国家であり、人々はどんな出来事に対しても自由にチラシを配布することができます」と述べた。

 4カ月間続いた問題が解決された。マーレンさんは「正しく行動すれば、環境に超常的な改変が起こるのです」と言った。

 正念と精進を維持し続けることで妊娠中の身体的試練を乗り越える

 キプロスの学習者イオアンナさんは結婚後、夫とノルウェーで暮らすようになった。妊娠が分かったころ、イオアンナさんの背中が痛み始めた。彼女は妊娠合併症ではないかと心配したが、隣国の神韻公演にボランティアとして行くことにした。

 その間、イオアンナさんの痛みは悪化し、恐怖心も強まった。彼女は恐怖心を取り除こうと努力し、心の中で「私は師父の按排に従います」と繰り返して言った。ボランティア活動の合間に毎日法を学び、同行する学習者にも助けられた。

 「その数日後、神韻公演を観ていたとき、不思議ですが、突然背中が痛くなくなったのです。それ以来、背中の痛みは完全になくなりました」と言った。修煉の奇跡を強く感じたイオアンナさんは多く煉功をした。おなかが徐々に大きくなっても、彼女は毎日座禅を続け、出産の日まで続けた。

 出産予定日が近づくにつれ、胎児はまだ頭を上向きにしており、医師はその危険性について説明した。イオアンナさんは考えた後、胎児が頭を上向きに保つことは、彼女が脚を組んで座禅をするのに影響を与えないと信じていた。また修煉が彼女と赤ちゃんに恩恵をもたらすことを知っているように、イオアンナさんは「すべてには理由があり、悪いように見えることも、良いことになる可能性があることを理解しました。師父は非常に賢明で細心であり、すべての細部に至るまでこれらの特別な試練を選択されたのです」と語った。イオアンナさんは師の保護があると信じ、危険はなかった。その結果、出産は非常にスムーズで、赤ちゃんも健康だった。

 イオアンナさんは、「このことを思い出すたびに、感謝の気持ちでいっぱいです」と述べた。

 インターネット依存症から抜け出す

 クリーサさんは、自分がインターネット依存症から抜け出した経験を共有した。

 2020年、ロックダウンのために仕事をやめたクリーサさんは、フェイスブックで法輪功迫害の実態を伝え始めた。しかし、ロックダウンが終わった後もクリーサさんはフェイスブックをやめなかったので徐々に中毒になってしまい、料理をする気がしない、買い物に行く気がしない、便利な食べ物しか食べない、2~3時間スマートフォンで過ごすことがよくあった。ネットをやめると、彼女の頭の中でブーンという音が聞こえた。

 2度の重い「風邪」の症状の後、クリーサさんは目が覚め、ネット依存に支配されていたことに気づいた。彼女は心の中で「悪い物を私の頭から追い出してください」と師父にお願いした。一瞬で、彼女の頭の中の霧とブーンという音が消えた。

 クリーサさんは、師父が彼女を悪い物の支配から解放し、ネット依存から解放してくださったことに心から感謝した。

 中国大使館の前で平和陳情と観光地で法輪大法について伝える

 法会が開催される2日前、学習者はアテネの中国大使館前とアクロポリス商業通りで集団煉功を行った。そして平和的な抗議で中共による学習者への迫害を訴え、同時に法輪功を紹介した。

图4:二零二四年三月八日,法轮功学员在雅典中领馆和平请愿。

3月8日、中国大使館前で平和陳情をする学習者

图5:法轮功学员代表乔治(George)在和平请愿活动中发言,呼吁停止迫害。

学習者代表のジョージさん

图6:国际医生反强摘器官组织(DAFOH)在发言中谴责中共活摘法轮功学员器官的罪行。

強制臓器摘出に反対する医師団(DAFOH)、発言の中で中共による臓器収奪を非難

 3月8日、学習者は中国大使館前で煉功し、平和的な請願を行った。中共による学習者への迫害を即時に停止するよう呼びかけ、また中共による臓器収奪の残忍な行為を非難した。学習者が平和的な請願を行っている間、中国大使館の職員2人がフェンスから監視していた。

图7:二零二四年三月九日,法轮功学员在卫城山脚下的希希奥商业街(Thissio)举办弘法活动,向市民及游客介绍法轮大法。

ティシオで法輪功迫害の真実を伝える学習者

 3月9日、学習者たちはティシオの商店街にあるアクロポリスの麓で、功法を実演し、通りかかった市民や観光客に法輪功に関する資料を配布した。そして中共による学習者への迫害の真実を伝えた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/17/474289.html)
 
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