――同修の原稿を整理して感じたこと
文/黒龍江省の大法弟子
【明慧日本2024年3月28日】 最近、同修の「世界法輪大法デー」の原稿を整理するのを手伝っているとき、師父の下記の法を拝見し、強い感銘を受けました。師父の法は、まるでハンマーのように、私の心を深く直撃し、長年固執してきた恨む心を粉々にしました。一言一句の法理が私の人心をまっすぐ指し示しています。
師父は『ヨーロッパ法会での説法』で次のように説かれました。「私の言った話をしっかり覚えてください。あなたに責任があるかどうかに関わらず、あなたは自分を探してください。必ず問題が見つかります。もし、このことがあなたと絶対に関係なく、あなたが取り除くべき心を持っていなければ、このことがあなたの周囲に発生することはめったにありません。もし、あなたがこの心を持っていなければ、トラブルを引き起こすことはありません。あなたの修煉に責任を負わなければなりません。トラブルがあなたの身に、あなたの周辺、あなた達の間に現れれば、恐らくあなたと関係があり、あなたに取り除くべきものがあるはずです。あなたのせいであるかどうかは関係なく、私の法身はあなたの心を取り除く際、このことがあなたのせいであるか、または彼のせいであるか問わないのです。あなたにこの心がありさえすれば、あらゆる方法を尽くして、いざこざに遭わせ、まだ取り除かれていない心を認識させます。しかし、あなた達はそこでまだ『これは私のせいではない』と言い合い、或いは『私は法を守っている』と思い、彼も『私も法を守っている』と思っているのです」
この法を拝見した後、私の心はパッと明るくなり、抑圧や 悔恨の気持ちも消えました。師父は私を危険な淵から連れ戻してくださり、感謝と喜びの涙が止まりませんでした。
私たち夫婦は結婚して40年以上になりますが、夫はとてもきれい好きで、典型的な完璧主義者で、どんなことにもベストを求める人です。私と子供を含めて、周りに彼の要求を満たせる人はほとんどいません。例えば、若い頃に仕事をしていたとき、彼は職場の業務試験で必ず上位に入らなければなりませんでした。そして、試験を受けるために、試験に関する本を最初から最後まで全部暗記しました。今、夫が年取って、骨関節症を患い、動くのが困難なため家事ができず、洗濯、料理、菜園の手入れ、買い物など、すべて私一人でやらなければなりません(子どもは外地にいます)。それでも私は文句なく、心を込めて彼の世話をしました。なぜなら、私は修煉者だからです。しかし、彼は完璧を求めすぎるあまり、人の長所が見えず、気にいらないところだけ目につきます。私が一日中働いて汗をかきまくった後も、彼はダメ出しばかりし、私の心のバランスは次第に崩れました。私はこんなに尽くしているのに、夫は感謝するどころか、絶えず非難してくるのです。私が仕事をしていたとき、上司は私がよく働いて、責任感があるとほめてくれたのに、どうしてあなたのことになると、私は何でもだめなのでしょうか? 私は大法の基準に従って自分を律し、不平な心を抑えるのではなく、かえって人間の理で人心を滋養させました。
夫は私の心性を高めるために手伝っているのに、私はかえって彼が情けなく、感謝の気持ちを知らないと思って(私は毎日彼の世話をしている)彼と是非を争いました。夫は、「あなたをより完璧にするためだ」と言い、私は理不尽だと思いました。そして、長年積み重ねた恨む心と争う心がだんだん深刻になり、些細なことでも、夫は暴言を吐くようになりました。そして、私はますます怒って、恨んでいました。
ある日、私たちは用事があって外地に行きました。夫は甚だしく二人の同修の前で私の文句を言い、七つの欠点を取り上げました。私は面目を失い、心が激しく動揺しました。夜家に帰ると、彼は顔を拭きたい、タオルを洗ってほしいと頼んできて、私は落ち着いて洗ってあげました。そして、私は彼にこう尋ねました。「私はあなたにやさしくないですか?」と尋ねると、彼は「やさしいよ」と答えました。「それなら、なぜそんなに私をけなすの?」と聞くと、彼は少し照れていました。私は何も言いませんでしたが、心の中ではさらに恨んでいました。
私は大法の要求に従って行っていませんでした。こんな強い恨みを持っていて、家庭環境はよくなるでしょうか? この場は正しくありません。私が発した念は恨む物質が混じっているので、彼が罵るのは、彼も怒っているからでしょう? これは彼に業を作らせているのではないでしょうか。
夫は私の修煉を手伝うために来ました。今、私は夫に対する態度は、恨むことから申し訳ない、そして感謝へと変わりました。大法の下で、私の考え方は根本から変わりました。
慈悲深い師父は私を引き上げ、人間の状態から引き離そうとしておられます。師父は弟子のために多くのものを与えてくださいました。師父は弟子に何も求めず、弟子の心だけを見ておられます。弟子が心を正すことができれば、師父は神聖で美しいものを与えてくださいます。私たちが大法の中で修煉できて、師父の弟子になれたのは、本当に幸運です。私はしっかり修煉し、慈悲深い偉大な師父について天国の家に戻りたいと思います。
師父、感謝いたします!