確信は私を正しい状態に戻させた
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年4月6日】去年の冬のことです。私は暖を取るために、山に薪を取りに行かねばなりませんでした。その時、薪を切る過程で自身の体に深刻な問題があることに気づきました。

 力を入れるとすぐに息が切れてしまうのです。山を登る時も数歩歩けば座り、休む必要がありました。薪を切ったり、山から薪を運んだりする過程では、さらに息が苦しくてたまらず、とても不思議に思いました。普段は運動をしなくても体力はそれなりにあり、若いころと変わらないと思っていたのに、なぜ五十歳を過ぎた途端にこんな状態になってしまったのか? 最初は修煉の状態のせいだと思いました。「もしかすると業力を消しているのか、それとも旧勢力からの迫害なのかもしれない」と。しかし、時間が経つにつれて、状態は変わらず、ますます悪化していき、山に登ることさえも不可能になってしまいました。

 その後、友人と雑談をしていたときに、あることに気づきました。彼は見た目は健康そうなのですが、動くとすぐに息苦しくなっていました。私は彼に尋ねました。「どうしたんですか?」、彼はため息をつきながら「これは珪肺症です。以前モリブデン鉱で働いていたころにその病気になったのです。仕方がないのです。一生こんな感じでしょうね」と答えました。そして彼は、この病気の症状や予後についても教えてくれたのですが、かなり絶望的な話もしました。その時、私は気づいたのでした。「私の体の状態は彼と非常に似ている。わずかに軽いだけだ」と。そして、私が三十代のころに2年間鉄鉱で働き、地下で鉄石を装着していたことを思い出しました。その当時は修煉をしていましたので、何も恐れず、生産安全保護を全くしていませんでした。他の人が防塵マスクを着用しているのに、私は一度も着用したことがありません。私は恐怖を感じ、自分も珪肺症にかかっていることを確信しました。

 その晩、私は絶望的な気持ちになり、炕に横たわって何度も寝返りを打ち、眠ることができませんでした。しかしその後、私は一念を堅固にしました! 私は大法弟子であり、このような状況が発生したのは、その時、私の悟性が低かったためだと気づきました。

 珪肺症の恐ろしさは誰もが知っており、西洋医学も東洋医学も治療法はありません。ただ死を待つだけです。私は涙ながらに「師父、弟子は悟性が低く、修煉をしっかりしていないため、正法の衆生済度も十分にできていません。しかし、私はあなたの弟子です。この問題の解決をお願いします」とお願いしました。すると、心がとても落ち着き、眠りにつくことができました。私は師父を信じています。

 翌晩、奇跡が起こりました!

 夜中に突然目を覚ますと、全身が汗でびっしょりになっていました。特に上半身は、まるで水で洗ったように汗が出ていました。何度拭き取っても止まることなく、結局そのままにしておくことにしました。朝起きると、敷布団と掛け布団は汗で濡れていました。敷きパッドを見ると、驚くことに油のように黒いものが付着していました。経験から、これは鉄粉が体外に排出された跡であると分かりました。つまり、肺に沈積していた鉄粉が汗と一緒に排出されたのです。間違いありません! 私はその瞬間、涙が溢れて止まりませんでした。何も言葉は出てこなかったのですが、師父が私のそばで私を見守ってくださっていると感じました。

 その後、数日間、夜になると私はいつもびっしょりと汗をかきました。怠惰な私は、布団を干した後も、同じシーツを使い続けました。乾かしたシーツをそのまま裏返したり、また表返したりして使いました。夜に汗をかかなくなったころには、そのシーツは真っ黒になっていました。まるで鉄鉱山で働いた時に着ていた服のように、洗っても汚れが落ちない汚い色でした。

 私は完全に若いころの体調を取り戻しました。山で薪を集め、100キログラムを超える大木を家に運んでも、以前のように息切れをすることなく、自由自在に動けるようになりました。その他の体力的な仕事も、以前とは全く違う状態です。呼吸はスムーズになり、胸の中は透き通るように明るくなりました。まさに生まれ変わったような感覚です。

(责任编辑:李明)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/31/474741.html)
 
関連文章