【明慧日本2024年4月21日】法輪功学習者は3月23日と30日の土曜日、ブルガリアのディフとヴァルナの両都市で活動を開催した。活動では、中国共産党(以下は中共)による法輪功への迫害の実態及び法輪功学習者から生きたまま臓器が摘出されている事実を、市民らに伝えた。
学習者たちは人通りの多い商店街にブースや横断幕を設置し、法輪功に対する中共の残虐行為と弾圧の停止を訴え、多くの通行人の注目を集めた。
法輪功の実態を人々に理解してもらうため、学習者たちは「臓器狩りに反対する医師団」(DAFOH)が提唱した取り組みを支持する嘆願書も作成した。DAFOHの嘆願書は、ブルガリアの政府に対し、ブルガリアの国家、市民及び団体が法輪功学習者への迫害や臓器狩りに加担しないよう求めている。
学習者であるにニコルさんに活動の目的についてインタビューする地元のメディア |
ブルガリア人が非難「この迫害は残酷極まりない」
めったにない暖かい天気に誘われて、寒い冬を終えた人達が屋外に出て商店街に来た。多くの人は学習者のブースに立ち寄り、詳しい情報を求めた。多くの人々にとって、中国における罪のない人々に対する残忍さのレベルは衝撃的だった。
通行人のラディカさんは、中国で法輪功学習者が迫害され、生きたまま臓器が摘出されていることを聞いた後、嘆願書に署名した。彼女は「このニュースはあまりにもひどすぎる、本当であることが信じられない」と語った。彼女は帰る前に学習者が世界のより多くの人々に真実を伝えることを祈った。
中国法輪功学習者への虐待と殺害を止める為の嘆願書に署名したラドカさん |
ソフィア出身のミハエラさんは、プロブディフの親戚を尋ねて来た。彼女は中共の迫害と臓器狩り犯罪の停止を求める同じ内容の横断幕を首都で見たことがあるが、その時は立ち止まらなかったと語った。今日は、彼女はもっと詳しい情報を求めた。
学習者は彼女に、中共による25年に及ぶ法輪功迫害が今日まで続いていること、そしてそれを阻止する為に世界中の法輪功の学習者が行った努力を紹介した。ミハエラさんは「この迫害は犯罪だ」と語った。二つの嘆願書に署名し、真相を広めることに協力すると言って学習者たちを激励した。
中国での法輪功への迫害について、友人や家族に話すつもりだと語るミハエラさん |
母親と息子がブースの前で立ち止まった。母親のウェリミラさんは、学習者に迫害の原因と中国で受けた虐待について詳しく尋ねた。
中国での法輪功学習者への拷問と臓器狩りについて聞いた後、ウェリミラさんは「これはとても残酷で凶悪なことだ」と述べた。そして、このは迫害に反対する他の取り組みが世界で行われているかどうかを尋ね、各国政府が学習者を支持する為に取った行動に大きな関心を示した。学習者を支持をするために彼女は嘆願書に署名をした。
学生たち「法輪功の功法を学びたい」
近隣の学校に通っている学生たちも学習者のイベントに興味津々だった。15歳のシモナさんとポイダラさんはプロブディフにあるロシア語の中学校の生徒である。中国で法輪功学習者に対する迫害と人権侵害について語る学習者の話を静かに聞いていた。「これは中国だけで起こっているの? 信じられない」と話した。
2人は、チラシに書かれてた法輪功の功法に関して非常に興味を持ち、嘆願書に署名をした後、プロブディフの学習者はどこで煉功しているか、試してみたいと話していた。
シモナさんとポイダラさん(中央の二人) |
同じく15歳のマーティンさんとダニエルさんは、プロブディフの電気工学専門学校の学生である。迫害について知った後、彼らはためらうことなく署名した。