【明慧日本2025年4月14日】ブルガリア南部から来た法輪功学習者(以下、学習者)は4月5、6日の両日、ブルガスおよびヤンボルの2都市で情報デーを開催し、法輪大法に対する中国共産党(以下、中共)の法輪功迫害を市民に明らかにした。
4月5日、学習者はブルガスで功法の実演を行い、法輪功迫害の実態を人々に伝えた |
4月5日、学習者は黒海沿岸の町ブルガスにある市庁舎や自由広場に近い場所に中共による法輪功迫害の実態を伝えるパネル資料と横断幕を設置し、通行人に資料を配布し、2種類の請願書への署名を呼びかけた。一つは中共の法輪功迫害に反対する署名で、もう一つはブルガリア国民が知らないうちに中国の学習者からの生体臓器収奪の犯罪に加担しないよう、政府に対応を求める請願書である。多くの人が学習者の、迫害に反対する活動を支持して署名した。
4月4日、黒海地方のニュースメディア「ブラックシー・ファー」は、学習者の署名活動を報道した |
活動の前日の、4月4日、地元メディア「ブラックシー・ファー」は、ブルガリアの学習者は、中共による学習者からの生体臓器収奪を非難する請願書に署名を人々に呼びかける活動を開始したと報道した。
法輪功を支持する人々
2人の若者が情報ブースを訪れた。そのうちのフィリップさんは、以前スタラ・ザゴラで既に請願書に署名したという。ブルガスで再び法輪功に出会い、友人のスランチョさんと一緒に署名に協力した。
請願書に署名するフィリップさんとスランチョさん |
フィリップさんとスランチョさんは、かつて孔子学院への入学を申し込んだことがある。しかし、スタラ・ザゴラで学習者から、中共による法輪大法への迫害の実態や、孔子学院が海外で共産主義のイデオロギーを広めているという話を聞いた後、2人は孔子学院への入学を諦めたという。彼らは「真・善・忍」という理念に従う無実の人々が中共に迫害されているという残酷な現実を知り、自分たちが正しい判断をしたと思っていると話した。
多くの通行人が遠くからパネル資料に気づいていた。そして情報ブースに立ち寄り喜んで請願書に署名した。
アレクサンダーさんともう一人の若者は、迫害の実態を伝える資料を読んで、中共による迫害に反対する請願書への署名がなぜ重要なのかをすぐに理解し、その場で署名して学習者の活動を支持した。
2種類の請願書に署名するアレクサンダーさん |
ヴァリヤさんとスヴェトザルさんは、ブースの前を通りかかり、設置されていたパネル資料の内容に心を引かれて、自ら進んでさらに詳しい情報を尋ねた。2人は、それまでこのような迫害が行われていることを聞いたことがなかったという。彼らは「現代の社会で、中共がこれほど残虐に無実の人々を迫害しているなんて、あまりにもひどい。信じられないし、本当に許しがたいことです」と話した。
請願書に署名するヴァリヤさん |
パヴリンさんは、横断幕に掲げられた中共の残虐行為を目にすると、ブースの前に歩み寄り、「共産主義に反対だ! 両手を挙げて支持するよ!」と力強く話した。
ブルガリア人:私たちは邪悪を見て見ぬふりはできない
ルブチョさんとディミタルさんは、学習者が「良い人間であろうとする」だけで中国で迫害を受けているという話を聞き、そんな恐ろしい事実は初めて知ったと驚いた。キリスト教徒である彼らは、特に暴力に対して強い反対の意を示し、「私たちは見て見ぬふりなどできません! もし私たちにできることがあるのなら、それを行いたいです。暴力が日常になるなんて、私たちキリスト教徒として到底受け入れられません」と語った。
ロシア出身の年配の女性が法輪功に強い関心を示し、詳しく知りたいと話した。ロシア語を話せる学習者が対応し、中国での迫害の実態や今回の活動の目的について丁寧に説明した。
活動現場に通りかかったカリンさんは、「共産主義に反対するものなら、何でも署名します! 私はかつて共産主義に圧迫されていたので、中共を終わらせる請願書に署名できてとても嬉しいです。成功を祈っています!」と話した。
ヤンボルでの迫害の実態を伝える
4月6日、ヤンボルでの活動で功法を実演する学習者 |
4月6日(日)、学習者はヤンボルのトゥンジャホテル、中央都市公園の入り口、そして古い鉱泉浴場の間にある中心的な交差点で迫害の実態を伝える活動を行った。この日は非常に寒い日だったが、学習者は熱心に通行人と交流し、資料を配り、署名を呼びかけた。